ご祝儀袋の中袋はボールペンでもいい?絶対NGなケースも!

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ご祝儀袋の中袋をボールペンで書いても大丈夫なのか、気になりますよね。

私も初めて結婚式に参列するとき、母親から「中袋はボールペンじゃダメよ」と言われて焦った経験があります。

でも実際のところ、どうなんでしょうか? 結論からお伝えしますね。

  • 親しい友人や同僚など、カジュアルな関係ならボールペンでもOK
  • 目上の方や格式高い場面では筆ペン・毛筆を使うべき
  • 記入欄が印刷されている中袋なら比較的ボールペンでも許容される
  • 表書き(外袋)はどんな相手でも必ず筆ペン・毛筆で
  • ボールペンを使う場合は必ず「濃い黒」を選ぶこと

それでは、具体的にどんな場合にボールペンが使えるのか、また使うならどんなボールペンを選べばいいのか、詳しく見ていきましょう。

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ご祝儀袋の中袋はボールペンでもいい?OKな相手やケース/絶対NGなケース

実は、ご祝儀袋の中袋をボールペンで書くことについては、明確な「正解」がないんです。

私たち日本人は「マナー」に厳しい文化がありますが、実際のところ、時代とともに少しずつ変化しているのも事実。

特に最近は若い世代を中心に、実用性を重視する考え方も広がっています。

そんな中で、「この相手だったらOK」「こんな場面ではNG」という目安があると助かりますよね。

OKな相手・ケース

ボールペンが比較的許容されやすいのは、以下のようなケースです。

  • 親しい友人や同僚など、カジュアルな関係性の場合
  • 記入欄があらかじめ印刷されている中袋を使用する場合
  • 筆ペンを急に用意できないようなやむを得ない状況
  • ご祝儀を持参するのが当日で、筆ペンが手元にない場合

友人の結婚式や同僚のお祝いなど、普段から親しくしている間柄であれば、中袋くらいはボールペンでも大丈夫なことが多いです。

特に最近は、合理的な考え方も広まってきていて「気持ちが大事」という価値観も増えています。

また、デパートやコンビニなどで売られているご祝儀袋の中袋には、住所や名前、金額などの記入欄があらかじめ印刷されているタイプがあります。

このようなタイプは、もともとボールペンでの記入を想定して作られていることも多く、黒のボールペンで丁寧に書けば特に問題ないでしょう。

絶対NGなケース

逆に、どんな場合もボールペンを使うべきではないケースもあります。

  • ご祝儀袋の表書き(外包み)
  • 親族や目上の方、格式を重んじる相手に贈る場合
  • 中袋に記入欄がなく、無地の場合
  • 伝統や格式を重視する場面(格式高い結婚式など)

特に表書き(外側に書く「御祝」などの文字)は、どんな関係性であっても必ず毛筆か筆ペンで書くべきです。

これは絶対に譲れないマナーのライン。

親族や上司、恩師など目上の方へのご祝儀も、きちんと筆ペンや毛筆で書くのが礼儀です。

無地の中袋(記入欄が印刷されていないタイプ)も、基本的には毛筆や筆ペンで書くことが期待されています。

ケース・相手 ボールペンOK? 理由・注意点
親しい友人・同僚 気心知れた間柄なら許容される
記入欄ありの中袋 黒インクで丁寧に書けばOK
親族・目上の方 × 礼儀として毛筆・筆ペンが望ましい
表書き(外包み) × 必ず毛筆・筆ペンで書く
格式重視の場面 × 伝統的マナーを守るべき
無地の中袋 × 正式な書き方(毛筆・筆ペン)が求められる
緊急時・やむを得ない状況 黒インクで丁寧に書き、後で謝罪があるとなお良い

あるとき友人から「親戚の子の結婚式、筆ペン忘れて焦った!」という話を聞きました。

結局、コンビニで新しく筆ペンを買ったそうですが、「中袋くらいならボールペンでも…」と迷ったそう。

でも親族間の行事は意外と見られているもの。

目上の方に対しては、やはりしっかりとした筆ペンでの記入が安心です。

私自身も経験がありますが、「形式よりも気持ち」と言っても、形式を守ることで「相手を敬う気持ち」も表現できるんですよね。

マナーって、そういう意味では大切なコミュニケーションの一つかもしれません。

ご祝儀袋の中袋に記入するのに向いたボールペンの種類

やむを得ずボールペンで書く場合、どんなボールペンを選べばいいのでしょうか?

実は、ボールペンにもいろいろな種類があり、選び方一つで印象が大きく変わります。

私も結婚式の準備でいろいろ調べたときに、「こんなに違いがあるの!?」と驚いた記憶があります。

せっかく心を込めてお祝いするのですから、少しでも丁寧に見えるボールペンを選びたいですよね。

インクの色と種類

まず絶対に押さえておきたいのが、インクの色です。

  • 必ず「濃い黒」のインクを選ぶ
  • 薄い黒や青、赤などのカラーインクは絶対NG
  • 水性やゲルインクタイプが書きやすく見栄えも良い
  • 油性ボールペンはかすれやすいので注意

慶事では「濃い黒」のインクを使うのがマナーです。

青や赤はもちろん論外ですが、薄い黒も避けた方が無難です。

インクの種類としては、油性よりも水性やゲルインクタイプの方が、発色が良く濃い文字が書けるのでおすすめ。

油性ボールペンは、紙の種類によってはかすれやすかったり、インクが薄く見えたりすることがあるので要注意です。

私の経験では、結婚式の準備で親族の住所録を作るとき、安いボールペンを使ったら、あとで見返すとかすれていて読みにくくなっていたことがありました。

せっかく心を込めて書くのですから、ちゃんと読める文字で残したいですよね。

ペン先の太さ

次に考えたいのがペン先の太さです。

  • 0.7mm以上の太めのペン先がおすすめ
  • 細すぎるペン先は貧弱な印象を与えることも
  • 筆風サインペンも選択肢として良い

ボールペンのペン先は、0.3mm、0.5mm、0.7mm、1.0mmなど様々な太さがあります。

ご祝儀袋の記入には、0.7mm以上の太めのペン先がおすすめです。

というのも、細すぎる線は公式な印象に欠けるため、0.5mm以下のボールペンは避けた方が無難。

最近では「筆風サインペン」という、毛筆風の文字が書けるペンも販売されています。

毛筆や筆ペンが苦手な方は、こういったペンを選ぶのも一つの手です。

おすすめのボールペン

具体的にどんなボールペンがおすすめなのでしょうか。

  • 黒のゲルインクボールペン(0.7mm以上)
  • 滑らかに書ける低粘度油性ボールペン(黒)
  • 筆風サインペン(黒)

私が実際に使ってみて良かったのは、三菱鉛筆の「ユニボール シグノ」(0.7mm・黒)や、パイロットの「G2」(0.7mm・黒)などのゲルインクボールペンです。

インクが濃く、なめらかに書けるので、文字も読みやすく仕上がります。

また、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」などの低粘度油性ボールペンも、滑らかな書き味で人気があります。

どうしても毛筆風の文字にしたい場合は、ぺんてるの「筆touchサインペン」のような筆風サインペンもおすすめ。

ボールペン感覚で使えるのに、毛筆風の太い線が書けるのが魅力です。

ボールペンの種類 おすすめ度 特徴 注意点
ゲルインクボールペン(黒・0.7mm以上) 濃い黒色、なめらかな書き味 乾きが少し遅い
水性ボールペン(黒・0.7mm以上) かすれにくく安定した筆跡 ゲルインクほど濃くない場合も
低粘度油性ボールペン(黒・0.7mm以上) なめらかな書き味、乾きが速い 紙質によってはかすれる可能性
筆風サインペン(黒) 毛筆風の太い線が書ける 慣れが必要
細字ボールペン(0.5mm以下) 精密な文字が書ける フォーマル感に欠ける
消せるボールペン × 修正できる 公的書類には不適切
カラーインクボールペン × カラフル 慶事には不適切

友人の結婚式のとき、私は黒のゲルインクボールペンを使って中袋に記入しました。

記入欄がしっかり印刷されていた中袋だったので、ボールペンでもきちんと見えますし、何より字がきれいに書けたので満足でした。

ただ、表書きは当然ながら筆ペンで書きましたよ!

選ぶボールペン一つで印象が変わるので、せっかくならちょっといいボールペンを用意してみてはいかがでしょうか。

ご祝儀袋の中袋をボールペンで書く場合のポイント(ボールペンの種類以外の注意点)

ボールペンの種類を選んだら、次は実際にどのように記入するかが重要です。

ボールペンを使う場合でも、いくつかの点に注意すれば、丁寧さや誠意は十分に伝わります。

私も友人の結婚式でご祝儀を用意するとき、これらのポイントを意識したことで、「心のこもった贈り物」になったと思います。

マナーを気にするあまり萎縮するのではなく、相手への感謝や祝福の気持ちを大切にしながら、以下のポイントを参考にしてみてください。

文字の書き方

まず重要なのが、文字の書き方です。

  • 丁寧な楷書で一字一字書く
  • 走り書きや崩し字は避ける
  • 金額は旧字体の漢数字で中央に記入
  • 文字サイズは大きすぎず小さすぎず

ボールペンで書く場合でも、文字は丁寧な楷書で一字一字しっかりと書きましょう。

走り書きや崩し字は失礼になる可能性があるので避けるべきです。

特に金額は「金壱萬円」などの旧字体の漢数字で、中央にバランスよく書くのがマナー。

現代仮名遣いの「一万円」や、アラビア数字の「10,000円」などは使わないようにしましょう。

  • 1万円 → 金壱萬円(きんいちまんえん)
  • 2万円 → 金弐萬円(きんにまんえん)
  • 3万円 → 金参萬円(きんさんまんえん)
  • 5万円 → 金伍萬円(きんごまんえん)
  • 10万円 → 金壱拾萬円(きんいっじゅうまんえん)または金壱拾萬圓

文字のサイズも大切です。

大きすぎると乱暴な印象を与え、小さすぎると読みにくいので、バランスの良いサイズを心がけましょう。

私は字に自信がないので、一度別紙に練習してから清書することにしています。

そうすることで、失敗なく丁寧に書けるようになりました。

記入内容と配置

次に、記入内容と配置についても押さえておきましょう。

  • 住所・氏名は読みやすく正確に
  • 記入欄がある場合は枠内にきれいに収める
  • 無地の場合はバランスよく配置する
  • 連名の場合は主たる人物を左側(上位)に

住所や氏名は、何よりも読みやすさと正確さが重要です。

特に住所は番地や部屋番号まできちんと書きましょう。

記入欄がある中袋であれば、その枠内にきれいに収めるように書きます。

無地の中袋の場合は、全体のバランスを考えて配置するのがポイントです。

また、夫婦など連名の場合は、主たる人物(一般的には夫)を左側(上位)に書くのが慣例となっています。

友人の結婚式で連名のご祝儀を書いたとき、最初は「どっちを先に書くんだっけ?」と迷いましたが、こういったマナーを知っておくと安心ですね。

書き間違いへの対応

書き間違いをしてしまった場合の対応も知っておきましょう。

  • 修正液・修正テープは絶対使わない
  • 書き間違えたら新しい中袋を用意する
  • 予備の中袋を用意しておくと安心

書き間違いをしてしまったら、修正液や修正テープで直すのは絶対にやめましょう。

これは大きなマナー違反とされています。

書き間違えたら、潔く新しい中袋を用意して書き直すのがマナーです。

そのため、ご祝儀を準備する際は、予備の中袋も用意しておくと安心です。

私も一度、住所を書き間違えて慌てたことがありますが、幸い予備を持っていたので事なきを得ました。

このような「もしも」に備えておくと、余計なストレスを感じずに済みますよ。

タイミングと保管

最後に、記入のタイミングと保管方法についても触れておきましょう。

  • 直前に慌てて書かず余裕をもって準備する
  • インクが乾いてから封入する
  • 記入後は折り曲げたり汚したりしないよう注意
  • 完成したご祝儀袋は専用の袋や封筒に入れて持参する

ご祝儀袋の記入は、当日に慌てて行うのではなく、余裕をもって前もって準備しておくのが理想的です。

特にボールペンを使う場合は、インクが完全に乾いてから封入するよう注意しましょう。

乾く前に封入すると、インクが他の部分に付着してしまう恐れがあります。

また、記入後のご祝儀袋は折り曲げたり汚したりしないよう、丁寧に扱いましょう。

完成したご祝儀袋は、専用の袋や封筒に入れて持参するのがマナーです。

私は以前、ご祝儀袋をそのままバッグに入れて持ち運んだら、少し折れ曲がってしまって後悔したことがあります。

その経験から、今ではきちんとした袋に入れて持参するようにしています。

真心のこもったご祝儀だからこそ、最後まで丁寧に扱いたいですね。

ご祝儀袋の中袋をボールペンで!のまとめ

ご祝儀袋の中袋をボールペンで書くことについて、詳しく見てきました。

マナーに厳しい日本の文化の中で、少し迷ってしまうところですが、ポイントをおさえれば安心です。

私自身も何度かご祝儀を用意する機会がありましたが、状況に応じて適切な判断ができるようになると、気持ちにも余裕が生まれます。

最後に、今回の内容をおさらいしておきましょう。

  • 親しい友人や同僚、記入欄がある中袋なら黒のボールペンでもOK
  • 目上の方、親族、格式高い場面では筆ペン・毛筆を使うべき
  • ボールペンを使う場合は濃い黒のゲルインクか水性タイプがおすすめ
  • 太さは0.7mm以上のペン先を選び、丁寧な楷書で書く
  • 金額は旧字体の漢数字で、住所や氏名は読みやすく正確に

結局のところ、ご祝儀袋の中袋をボールペンで書くことが「絶対ダメ」というわけではありません。

相手や状況、自分の立場を考えて判断することが大切です。

迷ったら、より丁寧な方(筆ペン・毛筆)を選ぶのが無難でしょう。

心を込めたお祝いの気持ちは、そういった「相手を思いやる選択」にも表れるものですね。

ご祝儀袋の準備は少し緊張しますが、この記事を参考に、自信を持ってお祝いの席に臨んでください。

きっと、あなたの真心は相手にしっかりと伝わりますよ。

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