今日は「結婚式に両家が揃わない」という悩みについて、私の経験を交えながらお話ししていきますね。
ドキドキわくわくするはずの結婚式準備なのに、両家が揃わないとなると不安でいっぱいになるはず。
でも、ご安心ください。
実は、このような状況は珍しいことではありませんし、
むしろそこから、以下のようにすてきな結婚式が生まれることも多いんです。
- 両家が揃わなくても、心温まる素敵な式は必ず実現できる
- むしろ型にはまらない、ふたりらしい式になるチャンス
- 参加してくれる大切な人との絆が一層深まる機会に
結婚式で両家が揃わなくても素敵な式になる工夫
私が出会ってきた数多くのカップルは、それぞれの状況に合わせて素敵な結婚式を作り上げてきました。
ここでは、実際にあった事例を交えながら、具体的な進め方をご紹介しますね。
1. アットホームな少人数婚
「大人数の派手な結婚式よりも、大切な人たちと心から喜びを分かち合いたい」
そんな想いから少人数婚を選んだAさんカップル。
20名ほどの親族だけを招いた挙式は、かえって一人一人との会話が弾み、温かな雰囲気に包まれたそうです。
2. ふたつの幸せな時間に分ける方法
Bさんカップルは、挙式と披露宴を分けて開催することに。
午前中は家族だけの挙式、夜は友人たちとのパーティーと、それぞれの時間を存分に楽しむことができました。
「むしろ、ひとつの形にこだわらなくてよかった」と、後からふたりで笑い合っていたのが印象的でした。
3. カジュアルな1.5次会スタイル
「堅苦しい式は苦手…」というCさんカップル。そこで選んだのが1.5次会スタイル。
着席ではなく立食形式で、みんながリラックスして交流できる雰囲気づくりにこだわったそうです。
4. 思い出をたっぷり残すフォトウェディング
わたしの大好きな先輩カップルが選んだのが、このスタイル。
おふたりとも写真が大好きで、「形式より思い出を残したい」という気持ちを大切にしたんです。
ドレスとタキシード姿で街中を歩いて撮影したり、おふたりの思い出の場所で写真を撮ったり…。
結果的に、とってもステキなアルバムができあがりました。
5. おいしい料理を囲んでほっこり会食会
「みんなでワイワイ楽しめる時間が欲しい」というDさんカップル。
レストランの個室を貸し切って、アットホームな会食会を開きました。
お料理を楽しみながら、ゲストのみなさんとゆっくりお話できる時間。
「こんなに幸せな時間があっただろうか」と、新婦さんが目を潤ませていたのが印象的でした。
両家が揃わない結婚式って、どんな理由があるの?
結婚式に両家が揃わない理由は本当にさまざま。
わたしが出会ってきたカップルの経験をお話ししますね。
よくある理由と向き合い方
- 遠距離や仕事の都合で参加が難しい場合
- 両家の関係がぎくしゃくしている場合
- ご家族の価値観の違いによる不参加
- 体調や健康上の理由
どの理由であっても、大切なのは「これが今のわたしたちの状況なんだ」と受け止めること。
そこから、新しい可能性が見えてくるものなんですね。
不安な気持ちに寄り添うヒント
「両家が揃わない結婚式って、変じゃないかな…」
「ゲストの方に申し訳ない気持ちでいっぱい…」
そんな気持ち、とってもよく分かります。でも、ちょっと考え方を変えてみませんか?
結婚式って、ふたりの新しい人生のスタートを、大切な人たちと分かち合う場所。両家が揃わないことは、決して式の価値を下げることではないんです。
むしろ、そこからふたりらしい式のカタチを見つけ出せる、素敵なチャンスかもしれません。
両家が揃わない結婚式の心温まる演出アイデア
それでは、実際にあった両家が揃わない結婚式での素敵な演出をいくつかご紹介しますね。
きっとあなたの結婚式のヒントになるはずです。
あたたかな気持ちが伝わる演出アイデア集
わたしが特に印象に残っているのは、Eさんカップルの演出です。
ご両親が参加できない状況でしたが、だからこそ生まれた素敵なアイデアがありました。
1. 想いを込めたビデオレター
事前に撮影したビデオレターを、式の中で上映。
会場のスクリーンに映し出されたご両親の姿に、参加者全員が胸を熱くしていました。
「息子へ。お前の選んだ人生を、精一杯応援しているよ」
そんなメッセージに、新郎さんも思わず涙ぐんでいましたね。
2. 思い出の品々でつくるウェルカムスペース
会場の入り口には、ご両親との思い出の品々を飾ったコーナーを。
子どもの頃の写真や、大切にしている手紙など…。
それぞれの品に添えられた小さなメッセージカードには、その思い出にまつわるエピソードが。
ゲストの方々も足を止めて、じっくりご覧になっていました。
3. 心を込めた手紙の朗読
披露宴の中で、新婦さんが出席できなかったご両親への手紙を朗読。
「今日は来られなくても、いつもわたしたちを見守ってくれていることを感じています」
静かな会場に響く言葉は、とても力強く、そして優しかったことを覚えています。
両家が揃わない結婚式に参加してくれる方々への配慮
両家が揃わない結婚式で気になるのが、参加してくださる方々への配慮ですよね。
ここでは、実際にうまくいったケースをご紹介します。
事前の説明がカギ
「招待状を出す前に、親しい方には直接お話しするようにしました」
そう話してくれたFさんカップル。
丁寧な説明と感謝の気持ちを伝えることで、かえって周りの方々の温かい支援を得られたそうです。
席次表はシンプルに
「肩書きや所属を極力省いたシンプルな席次表にしました」
これはGさんカップルのアイデア。
かえってすっきりとした印象になり、参加者からも好評だったとか。
結婚式当日の進行について、実例をもとにご紹介
わたしが心に残っている結婚式の一つに、Hさんカップルの素敵な物語があります。
披露宴の冒頭、新郎さんがマイクを持って、こんな言葉を紡ぎ出しました。
「今日は、わたしたちの新しい人生の出発点。両親は参加できませんでしたが、ここにいる皆さまと、このかけがえのない時間を分かち合えることを、心から幸せに思います」
静かな、でも力強い言葉に、会場全体が温かな空気に包まれたのを今でも覚えています。
進行のポイントをご紹介
- 開始時に状況を簡潔に説明
- 感謝の気持ちを随所に盛り込む
- 出席者との交流時間を多めに
- 和やかな雰囲気づくりを心がける
よくある不安や心配事への回答
ここからは、何らかの理由で両家が揃わない場合の不安や心配事にお答えしていきますね。
Q. 参列者の方に変に思われない?
これは本当によく聞く質問です。でも、ご安心ください。
実は、参列者の方々は想像以上に温かく、理解のある方が多いんです。
むしろ「ふたりの新しい門出を、どうやって素敵に演出できるかな」と、一緒に考えてくださる方も多いんですよ。
Iさんカップルの式では、友人たちが自主的に温かなサプライズを用意してくれたそうです。
Q. 記念写真はどうしたらいい?
写真撮影は工夫次第で素敵な思い出に変えられます。
たとえば、Jさんカップルは出席者全員での和やかな集合写真を中心に。
また、おふたりと親しい方々との小グループでの撮影時間も多めに設定して、アットホームな雰囲気の写真をたくさん残すことができました。
両家が揃わない結婚式の準備期間中の心がけ
結婚式の準備期間は、不安な気持ちと期待が入り混じる時期だと思います。
ここで大切にしてほしいことをお伝えしますね。
準備期間中の心構えと大切にしたいこと
結婚式の準備期間は、まるで人生という物語の新しい章を紡ぎ出していくような、かけがえのない時間です。
特に両家が揃わない場合は、時にモヤモヤした気持ちや不安が押し寄せてくることもあるでしょう。
でも、そんな気持ちも、この物語の大切な一部なのです。
- 不安な気持ちを抱え込まない
- パートナーとの対話を大切に
- できることから少しずつ進める
- 周りの方々のサポートを素直に受け入れる
ふたりの想いを形にする時間
Kさんカップルは、準備期間中にこんなことを教えてくれました。
「最初は不安で胸がいっぱいでした。でも、この状況だからこそ、わたしたちらしい結婚式って何だろう?って、じっくり考える時間が持てたんです」
そうやって生まれた結婚式は、参加者全員の心に深く刻まれる、温かな時間となったそうです。
結婚式後に感じた、うれしい変化
実は、両家が揃わない結婚式を経験したカップルから、こんな声をよく聞きます。
「かえって、参加してくださった方々との絆が深まりました」
「型にはまらない式だったからこそ、心から楽しめた」
「新しい家族のカタチに気づけた気がします」
まとめ:あなたらしい結婚式を見つけるために
最後に、わたしからのメッセージを込めて、大切なポイントをまとめさせていただきます。
- 両家が揃わないことは、決して式の価値を下げることではない
- むしろ、ふたりらしさを見つけるチャンス
- 参加者との心の距離が近づく機会に
- 創意工夫で温かな時間は必ず作れる
- この経験が、新しい家族の絆を育む
結婚式は、決して形式や慣習に縛られるものではありません。
大切なのは、ふたりの想いと、それを分かち合える人々の存在です。
きっと、あなたにぴったりの結婚式のカタチが見つかるはず。
その新しい門出に、エールを送らせていただきます。
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