結婚式の準備って楽しいはずなのに、親が
「親戚や知り合いの目があるから」
「体裁が悪い」
と言って口出ししてきませんか?
私も結婚式を経験した一人として、本当によく分かります。
でも、ちょっと待ってください。結婚式は本当に親の見栄のためだけにするものなのでしょうか?
今回は「結婚式は親の見栄のため」という考えについて、実際の体験談や具体的な対処法をご紹介していきたいと思います。
結婚式は親の見栄のためだけ?本当の意味を考えよう
結婚式には、実はさまざまな意味が込められています。
- 親への感謝を伝える場
- 家族や親戚との絆を深める機会
- 新郎新婦の門出を祝う儀式
- 周囲の人々への報告の場
親の見栄と感謝の気持ちは違う
「親の見栄」と「親への感謝」は、一見似ているようで全く異なるものです。
親の見栄とは、周囲の目を気にして見せかけのために行う行為です。
一方、親への感謝は、長年育ててくれた両親に対する心からのお礼の気持ちを形にすることです。
結婚式で大切にしたい3つのこと
結婚式でなにより大切なのは、以下の3つだと私は考えています。
- 新郎新婦の意思をもっとも尊重すること
- 両家の気持ちにも配慮すること
- 無理のない規模で行うこと
親の見栄はやっぱり二の次ですよね。
親の見栄と結婚式の準備で生じるトラブルとその対処法
結婚式の準備中に親との間で意見が対立することは珍しくありません。
たとえば、こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 親が招待客リストに次々と知人を追加してくる
- 「あの家の結婚式はすごかったから」と豪華にするよう求められる
- 予算オーバーなのに親の要望が増える一方
- 親戚への配慮を理由に、やりたい演出を却下される
親との上手な付き合い方
まずは、親の言い分にも耳を傾けてみましょう。
親が口うるさく言ってくるのは、実は子どもの幸せを願う気持ちの表れかもしれません。
ただし、すべての要望を受け入れる必要はありません。
以下のようなアプローチを心がけると、スムーズに話が進みやすくなります。
- 早めの段階で予算を明確にする
- 譲れる部分と譲れない部分を明確にする
- 親の意見も取り入れられる部分は積極的に取り入れる
- 結婚式に込めた二人の思いを丁寧に説明する
プロの力を借りよう
結婚式場のプランナーさんは、こういった親との調整に慣れています。
打ち合わせの際に「うちの式場ではこういったスタイルが一般的です」といった説明をしてもらえれば、親も納得しやすいものです。
結婚式に関する新しい考え方
近年、結婚式に対する考え方は大きく変化してきています。
昔は「親の見栄」や「しきたり」を重視する傾向がありましたが、今は「二人らしさ」を大切にする カップルが増えているんです。
たとえば、こんな選択をする方も増えています。
- 家族だけの少人数婚
- 会費制のパーティスタイル
- フォトウェディングのみ
- 披露宴なしの挙式のみ
二人の気持ちを大切に
結婚式は、新郎新婦が新しい人生をスタートする大切な節目。
親の見栄のためだけに我慢したり、無理をしたりする必要はありません。
むしろ、二人の気持ちを素直に伝え、家族で話し合いながら準備を進めることで、より絆が深まることもあるんですよ。
よくある疑問と答え
結婚式と親の見栄に関して、よく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q.親が反対する演出をしたい場合はどうすればいい?
まずは、その演出に込めた思いを丁寧に説明することをおすすめします。
たとえば「友人たちと一緒に思い出の曲を歌いたい」という希望に対して、親が「かしこまった式で派手な演出は控えめに」と言ってきた場合。
このとき「友人への感謝の気持ちを伝えたい」という理由を説明し、式の一部分だけにするなど、折衷案を提案するのも一つの方法です。
Q.親の予算負担があるのに、意見を聞かないのは失礼?
これはとてもデリケートな問題ですね。
たしかに、親からの援助があるなら、ある程度の要望は聞く必要があるでしょう。
でも、それは「意見を参考にする」というレベルであって、すべてを親の思い通りにする必要はありません。
むしろ、以下のようなアプローチがおすすめです。
- 事前に親の希望を聞いておく
- 予算内で取り入れられる要素は検討する
- 無理な要望は理由を説明してお断りする
- 代わりの提案をする
まとめ:結婚式は誰のため?
結婚式は、決して親の見栄のためだけのものではありません。
新郎新婦の門出を祝い、家族や友人との絆を深める大切な機会なんです。
最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。
- 結婚式は親の見栄ではなく、感謝と祝福の場
- 親の意見も大切だが、すべてを受け入れる必要はない
- 予算と優先順位を明確にして準備を進める
- プランナーなど、専門家の力も借りる
- 二人の思いを大切にした、無理のない規模で実施する
結婚式の形は人それぞれ。
親の見栄にとらわれすぎず、あなたらしい結婚式を作り上げてくださいね。
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