結婚式の受付って、意外とデリケートな問題ですよね。
特に親族の受付については「通るべき?通らないでいい?」と迷ってしまうことが多いんです。
私も結婚式を挙げたときに、この問題で頭を悩ませた一人。
いろいろな式場のプランナーさんに聞いたり、実際に経験した先輩花嫁さんの話を聞いたりしながら、答えを見つけていきました。
今回は、結婚式での親族の受付について、以下の4つのポイントを詳しく解説していきますね。
- 親族は受付を通るべきかどうかの基本的な考え方
- 配偶者の親族の結婚式での受付の仕方
- 受付を通らなくてもよいケース
- 親戚のご祝儀の渡し方とタイミング
これから結婚式を控えているあなたの不安や疑問を、ひとつひとつ丁寧に解決していきましょう。
結婚式で親族は受付をしないもの?意外と知られていない基本ルール
「親族だから受付は通らなくていいのかな?」
「でも、受付を通らないと、新郎新婦に失礼になるのでは?」
結婚式を控えたカップルや、親族として参列する方から、こんな声をよく聞きます。
実は、この問題には明確な答えがあるんです。
基本的なルールをお伝えする前に、まず受付の本来の役割を確認しておきましょう。
- ゲストの出欠確認
- 芳名帳への記帳
- ご祝儀の受け取り
- 席次表の配布
- 控室への案内
これらの役割を踏まえたうえで、親族の受付について、私なりの経験も交えながらお話ししていきますね。
結論からいうと、親族も基本的には受付を通るのが一般的です。
ただし、以下のような場合は例外となります。
- 新郎新婦の両親
- 新郎新婦と同居している兄弟姉妹
- 事前に新郎新婦からの指示がある場合
なぜなら、受付には「ゲストの管理」という重要な役割があるからなんです。
たとえば、ご祝儀の管理。
親族だからといって受付を通らないと、「あれ?○○さんからのご祝儀はどこにいったの?」なんて混乱が起きかねません。
また、芳名帳への記帳も大切な思い出になります。
「親族だから」と受付を省略してしまうと、後で芳名帳を見返したときに、大切な人の記帳が抜け落ちているという残念な結果になってしまうかもしれません。
ドキドキわくわくの結婚式。
そんな特別な1日を、トラブルなく過ごすためにも、基本的には親族も受付を通ることをおすすめします。
配偶者の親族の結婚式!夫や妻は受付を通るべき?
次は、配偶者の親族の結婚式に参列する場合のお話です。
たとえば、こんな場面。
「夫の妹の結婚式に呼ばれたけど、私も受付を通るの?」
「妻の従兄弟の結婚式。受付でご祝儀を渡すのは失礼?」
実はこれ、私も実際に経験して悩んだことがあるんです。
結論から言うと、配偶者の親族の結婚式でも、基本的には受付を通ります。
その理由は大きく3つ。
- 結婚して新しい家族になった以上、一般のゲストと同じ扱い
- 受付での出欠確認や席次表の受け取りが必要
- 芳名帳に記帳することで、大切な思い出として残る
ここで注目したいのが「結婚して新しい家族になった」というポイント。
これって、意外と重要な意味を持っているんです。
というのも、結婚式は「家と家との付き合い」という側面も持っているから。
結婚して新しい家族になったということは、もう以前のような「身内」という立場ではなくなったということなんです。
だからこそ、配偶者の親族の結婚式では、きちんと受付を通って、一般のゲストと同じように挨拶や記帳をすることが望ましいと言えます。
ただし、ここで気をつけたいのが「お祝いの言葉」。
受付で「おめでとうございます」と言うのは、ちょっと違和感があるかもしれません。
その場合は、
「本日は楽しみにしてまいりました」
「このたびは本当におめでたいことですね」
といった、やわらかい表現を使うのがおすすめです。
結婚式で受付を通らないでも良いケースとは?具体的な場面を解説
さて、ここからは結婚式の受付を通らなくてもよいケースについて、詳しく見ていきましょう。
私の経験上、主に以下のような場合が該当します。
- 新郎新婦の両親
- 新郎新婦と同居している兄弟姉妹
- 少人数の家族婚での親族
- 事前にご祝儀を渡している場合
- 式場側からの指示がある場合
それぞれのケースについて、具体的に解説していきますね。
新郎新婦の両親の場合
これは分かりやすいですよね。
両親は結婚式の主催者側の立場。だから、受付を通る必要はありません。
むしろ、式場に早めに到着して、親族紹介や写真撮影などの準備に追われることが多いんです。
同居している兄弟姉妹の場合
新郎新婦と同じ家に住んでいる兄弟姉妹も、受付を通らないケースが多いです。
なぜなら、当日は新郎新婦の支度や写真撮影の手伝いなど、さまざまな役割を担うことが多いから。
ただし、結婚して別居している兄弟姉妹は、基本的に受付を通ることをおすすめします。
少人数の家族婚での親族の場合
最近増えている「少人数の家族婚」。
10人程度の近しい親族だけで行う結婚式の場合は、受付を設けないことも多いんです。
この場合は当然、受付を通る必要はありません。
ただし、席次表の配布方法や、ご祝儀の受け取り方については、事前に新郎新婦や式場と確認しておくことをおすすめします。
事前にご祝儀を渡している場合
親族の場合、結婚式の前にご祝儀を渡していることもありますよね。
その場合は、受付で「事前にお渡ししております」と一言添えれば大丈夫。
ただし、芳名帳への記帳と席次表の受け取りは必要です。
式場側からの指示がある場合
式場によっては、親族は別の入り口から入場するよう案内されることも。
この場合は、式場のスタッフの指示に従えばOKです。
ただし、この場合でも芳名帳への記帳は忘れずにしましょう。後々、大切な思い出として残りますからね。
結婚式で家族以外の親戚はご祝儀をいつ渡す?適切なタイミングを解説
最後に、親戚のご祝儀について詳しく解説していきます。
実は、このタイミング、意外と悩ましいポイントなんです。
私の結婚式のときも、親戚の方々から「いつご祝儀を渡せばいいの?」という質問をたくさんいただきました。
基本的には、以下の3つのタイミングが一般的です。
渡すタイミング | メリット | デメリット |
---|---|---|
結婚式の1ヶ月前~1週間前 | 新郎新婦も落ち着いて対応できる | タイミングを合わせるのが大変 |
結婚式当日の受付で | もっとも一般的で間違いない | 新郎新婦と直接やり取りできない |
結婚式後に郵送や持参 | 余裕を持って準備できる | 新郎新婦に負担をかける可能性がある |
それぞれのタイミングについて、詳しく見ていきましょう。
結婚式の1ヶ月前~1週間前
これが、実は一番丁寧な方法なんです。
なぜなら、新郎新婦もまだ落ち着いている時期だから。
結婚式の直前になると、新郎新婦は準備で忙しくなってしまいます。
その前にご祝儀を渡しておけば、きちんとお礼の言葉も交わせますし、ゆっくりとお話もできます。
結婚式当日の受付で
これが現代では最も一般的なパターン。
受付でご祝儀を渡し、芳名帳に記帳するという流れです。
ただし、当日は新郎新婦も忙しいので、直接お礼を言えない可能性が高いことは覚えておきましょう。
結婚式後に郵送や持参
これは、できれば避けたほうがいい方法です。
なぜなら、新郎新婦は結婚式後、新生活の準備で忙しい時期。
その時期に改めてご祝儀の対応をするのは、負担になる可能性が高いんです。
どうしても当日に間に合わない場合は、郵送よりも直接持参することをおすすめします。
結婚式での親族の受付問題、私からのアドバイス
ここまで、結婚式での親族の受付について、さまざまな角度から解説してきました。
でも、実は最も大切なのは「コミュニケーション」なんです。
私が結婚式を挙げたときの経験から、いくつかアドバイスをさせていただきます。
新郎新婦へのアドバイス
親族への対応で悩んだら、以下の3つのポイントを意識してみてください。
- 事前に親族と受付の流れを確認する
- 式場のプランナーとも打ち合わせをする
- 当日の動きを時系列で整理する
特に重要なのは「事前の確認」。
私の場合は、結婚式の1ヶ月前に、両家の親族が集まる機会を設けました。
そこで、当日の流れや受付の方法について説明したんです。
すると、親族の方々からも「ここはどうしたらいい?」という質問が出て、とても有意義な話し合いになりました。
参列する親族へのアドバイス
親族として結婚式に参列する方へは、こんなアドバイスを。
- 基本的には受付を通る心構えで
- 不安な点は事前に新郎新婦に確認
- 当日は余裕を持って会場へ
特に大切なのは「余裕を持った行動」。
受付が混雑している場合も、焦らず順番を待つ気持ちの余裕が必要です。
結婚式での親族の受付に関するよくある質問
結婚式での親族の受付について、たくさんの方から質問をいただきます。
その中から、特に多い質問をピックアップしてお答えしていきますね。
Q.受付を通らないで会場に入ったら、後からスタッフに呼び止められました。どうすればよかったのでしょうか?
こういった経験をされた方、実は少なくないんです。
式場のスタッフさんからすると、受付を通っていない方がいると、出席者の確認ができなくなってしまいます。
だから、親族だからといって受付をスキップするのは避けましょう。
もし呼び止められたら、素直に受付での手続きを済ませることをおすすめします。
Q.親族なのに受付を頼まれました。断ってもいいものでしょうか?
これも、よくある質問です。
結論からいうと、できるだけ引き受けることをおすすめします。
なぜなら、新郎新婦は信頼できる人に受付を任せたいと考えているから。
特に親族の場合、他のゲストへの対応も安心して任せられるという利点があります。
ただし、以下のような場合は、丁寧にお断りすることも検討しましょう。
- 親族紹介や写真撮影と時間が重なる
- 遠方からの参列で時間に余裕がない
- 体調や家族の事情で難しい
結婚式での親族の受付、これだけは覚えておこう!
長くなりましたが、結婚式での親族の受付について詳しく解説してきました。
最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
- 親族も基本的には受付を通るのがベストな選択
- 新郎新婦の両親や同居家族は受付不要の場合もある
- 配偶者の親族の結婚式では、一般ゲストとして受付を通る
- 家族以外の親戚のご祝儀は、1ヶ月前~1週間前がベストタイミング
- 不安な点は必ず事前に確認を
- 当日は余裕を持った行動を心がける
結婚式は人生の大切な思い出となるイベント。
受付のちょっとした配慮で、より素敵な1日になることもあります。
この記事を読んでくださったあなたの結婚式が、素敵なものになりますように!
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