結婚式の受付で新郎新婦を分けないのもアリ!3つの判断基準

結婚式の受付業務をまかされた男女 準備

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結婚式の受付で「新郎新婦を分けない方がいいのかな?」って迷っているあなた。

私も結婚式を挙げた時に同じ悩みを抱えていました。

招待客が少なかったり、気心の知れた友人が多かったりすると「分けなくてもいいかな?」って思いますよね。

実は、結婚式の受付は必ずしも新郎新婦で分ける必要はないんです。

たとえば、こんな場合は新郎新婦を分けない受付でもOK!

  • 招待客が50人以下の小規模な結婚式
  • 新郎新婦どちらかの招待客が極端に少ない
  • 親族中心のアットホームな結婚式
  • カジュアルなパーティスタイルの結婚式

今回は、受付を分けない場合の具体的な条件や注意点を、私の経験も交えながら詳しく解説していきますね。

結婚式の受付で新郎新婦を分けない選択肢

「結婚式の受付は、必ず新郎側と新婦側に分けないといけない」

まるで鉄則のように思われがちですよね。

でも実は、これは昔ながらのしきたりというよりも、単に運営上の都合でそうなっているだけなんです。

ご祝儀の管理がしやすい、ゲストが迷わない、受付がスムーズ…。

そう、分ける理由のほとんどが「便利だから」というもの。

だから、状況さえ整えば必ずしも分ける必要はないんです。

受付を新郎新婦を分けないでいい結婚式の条件とは?

どんな結婚式なら、受付を分けなくてもOKなのでしょうか。

ここでは具体的な条件を見ていきましょう。

1. 少人数の結婚式

結婚式に呼ぶゲストの数が50人以下くらいの場合は、受付を分けなくても十分に対応できます。

たとえば20~30人くらいの家族婚なら、なおさらです。

親戚が中心で、みんな顔見知り。

そんな和やかな雰囲気の結婚式なら、むしろ受付を分けない方が自然かもしれません。

2. カジュアルなパーティスタイル

最近増えているのが、堅苦しくないパーティスタイルの結婚式。

「かしこまった雰囲気は苦手…」
「みんなでワイワイ楽しみたい!」

そんなカップルにぴったりなのが、一つの受付でまとめる方法です。

フォトスポットを設けたり、ウェルカムドリンクを用意したり。

受付を一つにすることで、より自由でオープンな雰囲気を演出できます。

3. 新郎新婦どちらかの招待客が極端に少ない場合

たとえば、新郎側の招待客が10人で、新婦側が40人。

こんなふうに極端な人数差がある場合は、むしろ分けない方が自然です。

新郎側の受付が閑散としている一方で、新婦側に行列ができてしまうのは避けたいですよね。

そもそもなぜ結婚式の受付で新郎新婦を分ける必要があるの?

ここで一つ、素朴な疑問。

そもそも、なぜ受付を分ける習慣が定着したのでしょうか?

実は、これには3つの大きな理由があるんです。

1. ご祝儀の管理がしやすい

結婚式では、両家でご祝儀を分けて管理するのが一般的。

新郎側と新婦側で受付を分けておけば、後でご祝儀の仕分けに困ることがありません。

でも、これって本当に必要なこと?

最近では、ご祝儀袋に「新郎側」「新婦側」と記入してもらうだけで十分という考え方も。

2. ゲストが迷わない

新郎側のゲストは新郎側の受付へ、新婦側のゲストは新婦側の受付へ。

確かにシンプルで分かりやすい仕組みですよね。

でも、一つの受付に「新郎側・新婦側」の案内表示があれば、それで十分なことも。

3. 受付がスムーズ

ゲストが二手に分かれることで、一度に大勢の人が受付に殺到するのを防げます。

特に100人以上の大規模な結婚式では、この利点は大きいかもしれません。

でも逆に、少人数なら一つの受付でも十分に対応できるんです。

受付を新郎新婦で分ける場合、左右のどちらが新郎でどちらが新婦?

受付を分ける場合、配置にも伝統的な決まりがあるんです。

向かって右側が新郎、左側が新婦。

これって、実は深い意味があるんですよ。

昔、戦いが日常だった時代。

男性は右手に剣を持ち、左手に盾を持っていました。

そして、大切な人(この場合は花嫁)を左側に置いて守る…。

そんな騎士道精神から、この配置が定着したと言われています。

素敵な由来ですよね。

でも、これはあくまでも伝統的な形。

最近では、会場の造りや動線に合わせて、柔軟に配置を決めるカップルも増えています。

私の体験から学んだ、受付を分けない時の3つのコツ

実は私、自分の結婚式で受付を分けないスタイルを選びました。

その時の経験から、これだけは押さえておいた方がいい!というポイントをお伝えしますね。

1. 受付係は3人以上がベスト

分けない分、一つの受付に負担が集中します。

私の場合は4人にお願いしました。

2人がご祝儀と芳名帳の担当。もう2人が案内と配布物の担当。

役割分担をしっかりしておくことで、とってもスムーズでした。

2. 案内表示を工夫する

受付を分けなくても、「新郎側」「新婦側」の区別は必要です。

私の場合は、芳名帳を2冊用意。

それぞれに「新郎側ゲスト様」「新婦側ゲスト様」と大きく表示しました。

これで、どちらに記帳すればいいか一目瞭然!

3. リハーサルは必須

受付を分けないスタイルは、まだまだ珍しい選択。

だからこそ、事前のリハーサルが大切です。

特に気をつけたのは、ご祝儀の管理方法。

新郎側・新婦側をしっかり区別できるよう、受付係全員でシミュレーションしました。

よくある質問

結婚式の受付について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えしますね。

Q. 受付を分けないと、ご両親は反対しませんか?

これは本当によく聞かれる質問です。

確かに、特に50代以上の方は「受付は分けるもの」という意識が強いかもしれません。

でも、きちんと理由を説明すれば、意外とすんなり納得してくれるものです。

私の場合は「少人数だから」「より和やかな雰囲気にしたいから」と説明。

すると「それなら分けなくてもいいかもね」と、むしろ積極的に賛成してくれました。

Q. 受付係は新郎側・新婦側を混ぜてもいいの?

結論から言うと、全然OK!

むしろ、新郎新婦両方の友人に受付を頼むことで、より和やかな雰囲気になることも。

私の場合は、新郎の従姉妹と私の学生時代の友人がペアになってくれました。

最初は少し緊張気味だった2人も、すぐに打ち解けて息の合った受付をしてくれましたよ。

まとめ:大切なのは、ふたりらしさ

結婚式の受付、分ける?分けない?

正解は一つじゃありません。

大切なのは、おふたりらしい結婚式にすること。

ここまでお伝えしてきた内容を、もう一度おさらいしておきましょう。

  • 受付を分けないのはアリ、むしろ新しいトレンド
  • 少人数やカジュアルな結婚式なら、特に分けなくてOK
  • 分けない場合は、受付係の人数と役割分担がカギ
  • 案内表示やご祝儀の管理方法は事前にしっかり準備
  • 何より大切なのは、新郎新婦の希望を優先すること

「こうでなければいけない」という固定観念にとらわれすぎず。

でも、準備は念入りに。そうすれば、きっとすてきな受付になるはず。

あなたらしい、世界に一つだけの結婚式を。心からそう願っています。

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