「挙式のみの結婚式って非常識なの?」って不安になってませんか?
わたしも結婚式を挙げた経験者として、その気持ちとってもよく分かります。
実は、この「挙式のみは非常識」という考え方、もう古い価値観なんです。
むしろ、いまの時代は「自分たちらしい結婚式のカタチ」を選ぶ時代。
挙式のみの結婚式を選ぶカップルも年々増えているんですよ。
ただし、挙式のみの結婚式を成功させるには、いくつかコツがあります。
- ゲストへの配慮とおもてなしの工夫が必要
- 招待状の文面や当日の進行に気を配るポイントがある
- ご祝儀や内祝いのマナーを知っておく必要がある
でも大丈夫!今回は、わたしの経験や先輩カップルの体験談をもとに、挙式のみの結婚式についてとことん解説していきます。
最後まで読んでいただければ、きっとあなたの不安も解消できるはず。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
なぜ「挙式のみは非常識」と言われてきた?古い価値観の正体
まずは、なぜ挙式のみの結婚式が「非常識」だと言われてきたのか、その理由を探ってみましょう。
実は、この考え方には日本特有の文化的背景があるんです。
お披露目の場としての結婚式
昔から日本の結婚式には「お披露目の場」という意味合いがありました。
新郎新婦が、親族や友人に正式に結婚を報告し、新しい家族の誕生を祝ってもらう大切な機会だったんです。
そのため、披露宴を開かないことは「親族や友人を軽視している」と受け取られがちでした。
おもてなしの精神との関係
また、日本人特有の「おもてなしの精神」も関係しています。
- 挙式だけでは、ゲストへの感謝の気持ちが伝わりにくい
- わざわざ時間を作って来てくれたのに、お食事も出さないのは失礼
- 記念品やお土産も渡せないのは心苦しい
こういった考え方から、「挙式のみは非常識」という価値観が生まれたというわけです。
でも今は違う!挙式のみでも全然OK な4つの理由
ところが!いまは「挙式のみの結婚式」を選ぶカップルが増えているんです。
実際、私が聞いた話によると、挙式のみの結婚式を選ぶカップルは年々増加傾向で、全体の1割近くになっているとか……。
なぜ、こんなに増えているのでしょうか?
1. 多様な価値観の時代だから
いまは「自分たちらしい結婚式」を重視する時代。
派手な披露宴よりも、大切な人たちと静かに誓いを立てたい。
そんな考え方も、十分に尊重される時代になってきているんです。
2. ゲストの負担への配慮
実は、披露宴を開催しないことで、ゲストの負担も軽減できます。
- ご祝儀の金額を気にしなくていい
- 長時間の拘束がない
- 服装やヘアメイクにそれほどお金をかけなくていい
むしろ、ゲストのことを考えて挙式のみを選ぶカップルも増えているんです。
3. 準備の負担が少ない
披露宴の準備って、本当に大変なんです。
- 料理の試食と選定
- 席次表の作成
- 余興の依頼と調整
- 当日のタイムスケジュール管理
挙式のみなら、これらの準備が不要。
新婚生活に向けての準備に、より多くの時間を使えます。
4. 経済的な理由
結婚式にかかる費用の大部分は、実は披露宴での出費。
挙式のみなら、費用を大幅に抑えることができます。
浮いたお金で新婚旅行を充実させたり、新生活の準備に回したりできるんです。
挙式のみの結婚式、気になるメリット・デメリットを徹底解説!
では次に、挙式のみの結婚式のメリットとデメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
メリット その1:費用を大幅に節約できる
たとえば、一般的な結婚式の平均費用は約350万円。
でも、挙式のみなら50万円程度で済むことも!
わたしの周りでも「浮いたお金で新居の家具を買った♪」「新婚旅行を充実させられた!」という声をよく聞きます。
メリット その2:準備の負担が少ない
一般的な結婚式の準備期間って、だいたい半年から1年くらい。
でも挙式のみなら、最短2ヶ月くらいで準備が整っちゃうんです。
仕事が忙しいカップルにはぴったりですよね。
メリット その3:自分たちのペースで進められる
披露宴がないぶん、いろいろな人の予定を調整する必要もありません。
自分たちの都合の良いタイミングで、ゆっくりと準備を進められるのも大きなメリット。
気になるデメリットは?
もちろん、デメリットもあります。
- 親族や友人と楽しむ時間が少ない
- 記念写真の撮影機会が限られる
- 親族同士の交流の場が持ちにくい
- ゲストが物足りなさを感じる可能性がある
でもこれらのデメリット、実はちょっとした工夫で解決できるんです!
ゲストも大満足!挙式のみの結婚式を成功させるコツ
挙式のみの結婚式でも、ゲストに喜んでもらえる方法はたくさんあります。
1. 挙式後のミニパーティーを検討する
華やかな披露宴は要らないけど、みんなと少しだけ交流したい…そんな時は、挙式後にちょっとしたパーティーを開くのがおすすめ。
たとえば、こんな感じ。
- 近くのレストランで会食
- チャペル併設のカフェでお茶会
- 庭園でドリンクを飲みながらの軽食パーティー
2. 写真撮影の時間を充実させる
挙式後の記念写真撮影、実はとっても大切な時間なんです。
ゲストと一緒に写真を撮ることで、思い出作りもバッチリ。
「写真を撮って終わり」じゃなく、その時間をみんなとの交流に使えます。
3. プチギフトで感謝の気持ちを伝える
披露宴がなくても、感謝の気持ちは伝えたいですよね。
そんな時は、心のこもったプチギフトを用意するのがおすすめ。
- 手作りのお菓子
- お二人らしいメッセージカード
- 思い出の写真を使ったオリジナルグッズ
挙式のみの結婚式で注意したい5つのポイント
ここまで挙式のみの結婚式のメリットや工夫について見てきましたが、やっぱり気をつけたいポイントもありますよね。
わたしの経験も踏まえて、特に重要なポイントを5つご紹介します。
1. 招待状の文面は特に慎重に
挙式のみの結婚式の場合、招待状の文面がとっても重要なんです。
たとえば、こんなポイントに気を配りましょう。
- 挙式のみであることを明記する
- 服装の指定を具体的に伝える
- ご祝儀についての方針を明確に
- 集合時間や終了予定時間を詳しく
2. ご祝儀についての配慮
挙式のみの場合、ご祝儀をどうするか迷いますよね。
一般的には「ご祝儀は不要」と明記するのがおすすめ。
せっかく来てくださるゲストに、余計な負担をかけない配慮が必要です。
ただし、どうしてもご祝儀を包みたいというゲストもいらっしゃるかも。
その場合は素直に受け取り、後日きちんとお返しをするのがマナーです。
3. 親族への事前説明を忘れずに
特に年配の親族の方は「挙式のみ」という選択に違和感を持たれる可能性も。
なので、事前にしっかり説明するのが大切です。
- なぜ挙式のみを選んだのか
- どんな式にしたいのか
- 親族の皆さんへの感謝の気持ち
こういったことを、時間をかけて丁寧に説明しましょう。
4. 当日のタイムスケジュール管理
挙式のみだと、意外とバタバタしがち。
- 受付開始の時間
- 集合写真の撮影時間
- お見送りまでの流れ
細かい時間配分まで、事前にしっかり決めておくことが大切です。
5. 記念撮影の段取り
挙式のみの場合、写真撮影の時間が限られます。
だからこそ、撮影の段取りは入念に。
- 撮影場所の下見
- 撮影順序の確認
- 天候不良時の代替案
カメラマンさんとも事前によく打ち合わせをしておきましょう。
挙式のみを選んだカップルたち、それぞれの事情
実は、挙式のみを選ぶカップルには、様々な事情があります。
わたしの周りの実例をいくつかご紹介しますね。
ケース1:シンプルイズベストカップル
みゆき(仮名)とたける(仮名)は、もともと派手なことが苦手なカップル。
「人前で注目されるのは苦手。でも、けじめはつけたい」
そんな思いから、家族と親しい友人だけを招待して挙式のみを行うことに。
挙式後は近くのレストランで和やかな会食を楽しんだそうです。
ケース2:新生活重視カップル
さおり(仮名)としんじ(仮名)は、新居の購入を控えていました。
「結婚式に大きなお金はかけられない。でも、両親には正式な形で結婚を報告したい」
そんな二人は、挙式のみを選択。
浮いたお金で、理想の新居を購入できたそうです。
ケース3:大切な人とじっくり過ごしたいカップル
あやか(仮名)とけんた(仮名)は、「大勢の人を呼ぶより、本当に大切な人たちとゆっくり過ごしたい」という思いから挙式のみを選びました。
両家の親族15名だけを招待して、アットホームな挙式に。
その後、こじんまりとしたレストランを貸し切って、ゆっくりと会食を楽しんだそうです。
「普段の披露宴だと、あいさつ回りに追われて、ゲストとゆっくり話せないでしょう?だから、少人数でじっくり交流できる時間を大切にしたかったんです」
というあやかさんの言葉が印象的でした。
よくある質問にお答えします
挙式のみの結婚式について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えしていきますね。
Q. 挙式のみの場合、服装はどうすればいい?
挙式のみの場合でも、新郎新婦はウェディングドレスやタキシードを着ることが多いです。
ゲストの服装は、招待状に明記するのがベスト。
一般的には「平服でお越しください」と案内することが多いようです。
とはいえ、やっぱり特別な1日。ゲストの方も、普段よりちょっとおめかしして来てくださることが多いですよ。
Q. 両親が挙式のみに反対しているけど、どう説得したらいい?
これは本当によくある質問です。
まずは、両親の気持ちに寄り添うことが大切。
特に年配の方は「挙式のみ」という選択に不安を感じやすいんです。
そこで、こんな工夫をしてみましょう。
- 挙式のみを選んだ理由を丁寧に説明
- 挙式後の会食を提案
- 記念写真をたくさん撮ることを約束
- 両親の希望も取り入れる
まとめ:挙式のみの結婚式、いまは全然非常識じゃない!
今回は「挙式のみは非常識」という考え方について、詳しく見てきました。
ここまでの内容をまとめると、こんな感じです。
- 挙式のみの結婚式を選ぶカップルは年々増加傾向
- 費用や準備の負担が少なく、自分たちのペースで進められる
- ゲストへの配慮と感謝の気持ちを忘れずに
- 招待状の文面や当日の段取りは入念に準備
- 両親や親族への丁寧な説明が大切
結婚式に「これが正解」なんてありません。
大切なのは、お二人らしい結婚式のカタチを見つけること。
挙式のみでも、きちんと準備して心を込めて行えば、きっと素敵な思い出になるはずです。
なにより「自分たちらしい結婚式」こそが、一番のおもてなしなんですよ。
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