結婚式に「何時までにお越しください」と書くべき4つの理由

時計が描かれた結婚式の招待状 準備

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結婚式の準備って、いろいろと気になることばかりですよね。

とくに、結婚式に到着する時間の指定については「ゲストに失礼になるかも?」と不安に思われる花嫁さんは多いみたい。

私も招待状を作る時、そんな悩みを抱えた一人でした。

今回は、結婚式の招待状に「何時までにお越しください」と記載することについて、私の経験も交えながらお伝えしていきますね。

結論から言うと、結婚式の招待状には「何時までにお越しください」という記載は絶対にしておくべきなんです。

なぜなら以下の3つの理由からです。

  • ゲストが余裕を持って式に参加できる
  • 受付での混雑を防げる
  • スムーズな式の進行ができる

悩む気持ちはよくわかりますが、これはマナー違反どころか、むしろゲストへの大切な配慮なんですよ。

この記事では、招待状に到着時間を指定するときの考え方や、時間設定のコツ、到着時間を書き添えた招待状の実際の文例などもご紹介していきます。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

結婚式の招待状に「何時までにお越しください」は絶対必要!その理由とは?

「招待状に時間指定を書くのって、なんだか強制的な感じがして…」

そう感じるプレ花嫁さん、とても多いんです。

でも、実はこれ、とても大切な情報なんですよ。

では、なぜ結婚式の招待状に「何時までにお越しください」という一文が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

理由その1:ゲストの心の準備ができる

たとえば、遠方から来てくれるゲストの場合を考えてみましょう。

新幹線の時間を調べたり、朝何時に家を出れば間に合うのか計算したり…。

招待状に到着時間の指定がないと、ゲストは「いつ頃に着けばいいんだろう?」とドキドキしながら準備することになってしまいます。

逆に「11時30分までにお越しください」とはっきり書いてあれば、その時間に合わせて行動を組み立てられますよね。

理由その2:受付でバタバタしない

結婚式の受付って、意外と時間がかかるんです。

ご祝儀を渡したり、芳名帳に記帳したり、席次表をもらったり…。

そして、たいていの場合、受付は一か所。

もしみんながギリギリの時間に来てしまったら…想像してみてください。

受付に長蛇の列ができて、式の開始が遅れてしまうかもしれません。

こんな光景、素敵じゃないですよね。

理由その3:ゲスト同士の交流時間が生まれる

会社の同僚や学生時代の友達など、久しぶりに会う人たちも多いはず。

到着時間に余裕があれば、受付を済ませたあとにゆっくりおしゃべりを楽しむ時間が持てます。

「わぁ!久しぶり!」
「元気にしてた?」

そんな和やかな声が会場のあちこちから聞こえてくるのって、素敵じゃないですか?

理由その4:新郎新婦も安心

実は私、結婚式当日、着付けに想定以上に時間がかかってしまって、とてもヒヤヒヤした経験があるんです。

でも、招待状に余裕を持った到着時間を書いておいたおかげで、なんとかギリギリセーフ。

新郎新婦の準備にも予想以上に時間がかかることがあるんです。

だからこそ、ゲストの到着時間にはしっかり余裕を持たせておくことが大切なんですよ。

このように、招待状への到着時間の記載は、決して失礼なことではありません。

むしろ、ゲストへの心配りであり、スムーズな結婚式進行のために欠かせない情報なんです。

結婚式場に「何時までお越しください」と記載する時間の決め方

さて、到着時間の指定が必要なことはわかったけれど、具体的に何時と書けばいいのでしょうか。

実は、この時間設定にはちょっとしたコツがあるんです。

挙式開始の30分前がベストな理由

結婚式に詳しい専門家によると、挙式開始の30分前を目安に設定するのがおすすめだそう。

たとえば、挙式が11時スタートなら「10時30分までにお越しください」という具合です。

なぜ30分前なのか?

それには、こんな理由があります。

  • 受付を余裕を持って済ませられる
  • 身支度を整える時間が確保できる
  • 着席までの動線がスムーズになる

私の結婚式では、遠方から来てくれた親戚の方が「30分前に指定があって良かった。慌てずに受付も済ませられたし、お手洗いにも行けたわ」と言ってくれたんです。

ゲストの役割によって到着時間は変える

でも、すべてのゲストに同じ到着時間を指定するわけではありません。

たとえば、受付係をお願いしている友人には1時間前、お子様連れのゲストには15分前…といった具合に、それぞれの状況に応じて時間を設定するのがポイント。

ここで、ゲストごとの到着時間の目安をまとめてみましょう。

ゲストの区分 到着時間の目安
受付係 挙式1時間前
親族 挙式45分前
一般ゲスト 挙式30分前
お子様連れ 挙式15〜20分前

季節や天候も考慮に入れて

雨の日は交通機関が遅れやすいですし、真夏は暑さで予定より早く着いてしまうかもしれません。

私の結婚式は12月。寒い時期だったので、到着後すぐに暖かい会場に入れるよう、受付開始時間を普段より少し遅めに設定しました。

こうした季節特有の事情も考慮に入れながら、時間設定をしていくといいですよ。

「何時までにお越しください」という到着時間を入れた結婚式の招待状の文例

結婚式の招待状って、どんな風に書けばいいのかな…?

そんなふうに悩んでいるあなたのために、実際の文例をご紹介しますね。

一般的なゲストへの招待状文例

まずは、シンプルでスタンダードな文例から。

拝啓
春暖の候
皆様におかれましてはますますご清祥のことと お慶び申し上げますこのたび 私たちは結婚式を挙げることとなりましたつきましては ささやかながら披露宴を催したく存じます

挙式は午後2時より
披露宴は午後2時30分より執り行います

お手数ではございますが午後1時30分までにお越しくださいますようお願い申し上げます

ご多用中誠に恐縮ではございますがご出席賜りますよう ご案内申し上げます

敬具

受付係をお願いするゲストへの文例

受付係さんには特別な一筆を添えます。

誠に恐れ入りますが
当日は受付のお手伝いをお願いいたしたく
午後0時30分までにお越しくださいますよう
よろしくお願い申し上げます

親族への招待状文例

親族の方には、家族写真の撮影なども考慮して。

誠に恐縮ではございますが
親族紹介にもご列席賜りたく
当日は午後1時までに
お越しくださいますよう
お願い申し上げます

遠方からのゲストへの文例

遠方の方には、交通手段の案内も添えて。

当日は会場までの送迎バスを
ご用意いたしております
○○駅東口より午後1時発
○○駅に午後0時45分までに
お集まりくださいますよう
お願い申し上げます

こうして見ると、それぞれのゲストの状況に応じて、きめ細やかな案内が必要なことがわかりますよね。

結婚式の招待状に到着時間を指定すると、本当にゲストは時間を守ってくれる?

ここまで、招待状への到着時間の記載について詳しくお伝えしてきました。

でも、きっと気になるのは「実際のところ、ゲストは指定した時間を守ってくれるの?」ということですよね。

私も結婚式を挙げた経験から、この疑問にお答えしていきたいと思います。

実はゲストの9割は時間を守ってくれる

結論から言うと、ほとんどのゲストは指定された時間を守ってくれます。

むしろ、到着時間の指定があることで、多くのゲストが早めに会場入りしてくれる傾向にあるんです。

たとえば私の結婚式では、30分前までの到着をお願いしていたのですが、約半数のゲストが40分前には会場に到着していました。

理由を聞いてみると…

「道がわからないかもしれないから、余裕を持って来たの」

「電車が遅れたら困るから、一本前の電車に乗ってきた」

なんて声が。

嬉しいことに、ゲストの皆さんも私たちの大切な1日に花を添えようと、時間には気を使ってくださっていたんです。

遅れてくるゲストの傾向と対策

とはいえ、どうしても遅れてしまうゲストもいます。

私の経験から、遅れやすいゲストには以下のような特徴が。

  • 小さなお子様連れの方
  • 遠方から来られる方
  • 土地勘のない方
  • 当日お仕事のある方

だからこそ、こういったゲストには余裕を持った到着時間を設定したり、詳しい地図を同封したり、前日に確認の電話を入れたり…といった配慮が必要になってきます。

招待状の到着時間に関するよくある質問

結婚式の招待状に記載する到着時間について、たくさんの花嫁さんから質問をいただきます。

ここでは、特に多い疑問についてお答えしていきますね。

Q.挙式と披露宴の間が空く場合、到着時間はどう書けばいい?

挙式と披露宴の会場が離れていたり、時間が大きく空く場合は、それぞれの時間を丁寧に記載することをおすすめします。

たとえばこんな感じです。

「挙式:午後2時より(午後1時30分までにお越しください)
披露宴:午後4時より(午後3時45分までにお越しください)」

このように、挙式と披露宴、それぞれの到着時間を明記することで、ゲストも行動を組み立てやすくなります。

Q.季節や天候によって到着時間の設定を変えるべき?

はい、季節や天候の特徴に応じて、到着時間の設定を調整することをおすすめします。

たとえば、梅雨時期なら通常より15分ほど余裕を持たせる。

真夏なら、炎天下での待ち時間を短くするため、受付開始時間を式の開始に近づける。

このように、ゲストの快適さを第一に考えた時間設定が望ましいでしょう。

実際、私の知人は12月の結婚式で、寒さ対策として到着時間を通常より遅めに設定したそうです。

「寒い中、ゲストを長時間待たせたくなかったから」という、その心遣いに感動しました。

まとめ

結婚式の招待状に「何時までにお越しください」と記載することは、単なる時間の指定以上の深い意味を持っています。

それは、大切な一日を共に紡ぐ人々への真摯な配慮であり、心地よい時の流れを演出するために大切なこと。

この記事の結論を最後にまとめます。

  • 到着時間の指定は、ゲストへの思いやりの表現
  • 時間設定の根底には、一瞬一瞬を大切にする心が宿る
  • 招待状の言葉の選び方に、新郎新婦の人柄が映し出される
  • ゲストそれぞれの立場に寄り添った時間設定が、心温まる結婚式を創り出す

結婚式は、多くの人々の思いが交差する特別な時間。

その始まりを告げる招待状に「何時までにお越しください」と記すことは、決して形式的な時間指定ではありません。

ゲストと共に過ごす幸せな時間への期待と、心からのもてなしの気持ちが込められているんですね。

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