結婚式は何時間で終わる?余裕を持つために知っておきたい事実

大きな時計がある披露宴会場 挙式と披露宴

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挙式と披露宴を合わせた基本的な所要時間は、3時間前後になります。

  • 挙式の所要時間:30分程度
  • 披露宴の所要時間:2時間30分程度
  • 前後の準備や片付けを含めると新郎新婦は朝8時から夕方16時まで
  • ゲストの皆さんの実質的な参加時間は3時間半~4時間程度

結婚式に招待されたゲストはもちろん、新郎新婦にとっても気になる結婚式の所要時間。

私も先日、親友の結婚式に参列して気になったので、意識して時間を測ってみたんです。

プランナーさんやたくさんの先輩花嫁さんにもお話を聞いてきましたので、みなさんにもわかりやすくお伝えしていきますね。

新郎新婦さんにとっては、朝からたっぷり時間がかかる一大イベントなんですよ。

結婚式当日の具体的なタイムスケジュール

それでは、私の親友の結婚式を例に、朝からの流れを細かくご紹介していきますね。

新郎新婦の準備時間(8:00~10:30)

この時間が実は、とっても大切なんです。

慌ただしく始まるとその後も落ち着かなくなってしまうので、ゆとりを持った準備時間を確保することをおすすめします。

まず、新婦さんの準備からご紹介しますね。

【ヘアメイク:1時間30分】

  • スキンケアから丁寧にスタート
    – 肌の状態チェック
    – 念入りな保湿ケア
    – 下地作り
  • ヘアスタイリング
    – 髪質に合わせたケア剤の使用
    – カールやアップスタイルの作成
    – ヘッドドレスの装着
  • メイクアップ
    – ベースメイクは特に時間をかけます
    – 何度も鏡で確認しながら調整
    – つけまつげや細かいパーツメイク

【ドレス着付け:45分】

  • インナー調整
    – ドレスに合わせた下着の確認
    – 補正下着の装着
    – 体型に合わせた微調整
  • ドレスの着付け
    – インナードレスの装着
    – メインドレスの着付け
    – 細かなシワ取り
  • 小物の装着
    – グローブやアクセサリー
    – ブーケの確認
    – 靴の履き心地チェック

【写真撮影:45分】

  • ソロショット
    – 立ち姿や表情の確認
    – ドレスの広がり具合のチェック
    – 様々なアングルでの撮影
  • 両親との撮影
    – 感動的な瞬間を残します
    – 自然な笑顔を大切に
  • 新郎との初対面撮影
    – ファーストミートの瞬間
    – お互いの印象を残す大切なシーン

新郎さんも同様に準備が必要です。

  • 身支度:30分
    – スキンケア
    – ヘアセット
    – 髭剃り
  • タキシード着用:30分
    – シャツやベストの着用
    – 蝶ネクタイの調整
    – 靴下や靴の確認
  • 写真撮影:30分
    – ソロショット
    – 両親との撮影

挙式までの準備(10:30~11:00)

この時間帯は、ゲストのお迎えと会場の最終チェックで、とってもにぎやかになってきます。

【受付準備:15分前にスタート】

  • 受付スタッフの配置
    – 芳名帳の確認
    – ご祝儀袋の準備
    – 席次表の配布準備
  • ウェルカムスペースの確認
    – ウェルカムボードの設置
    – フラワーアレンジメントの確認
    – 受付周りの装飾チェック

【ゲスト対応:30分】

  • 受付での案内
    – ご祝儀の受け取り
    – 席次表の説明
    – クロークの案内
  • 写真撮影
    – ウェルカムボード前での撮影
    – ゲスト同士の記念撮影
  • 会場案内
    – 挙式会場への誘導
    – 席への案内
    – 必要に応じた説明

挙式の進行(11:00~11:30)

いよいよ本番の挙式です。形式によって進行は異なりますが、基本的な流れをご紹介しますね。

【挙式前の最終確認:5分】

  • 新郎新婦の確認事項
    – 衣装の乱れチェック
    – 持ち物の確認
    – 式次第の最終確認
  • 会場の確認
    – 照明の具合
    – 音響機器のチェック
    – 温度調節

【本番の進行:25分】

  • 入場シーン
    – 新郎入場(5分)
    – 新婦入場(5分)
    – 参列者の起立・着席
  • 誓いのセレモニー
    – 誓いの言葉(5分)
    – 指輪の交換(5分)
  • 退場
    – 新郎新婦の退場(5分)
    – ゲストの退場案内

披露宴の具体的な進行表

披露宴は、ゲストと一緒に祝福を分かち合う大切な時間。

2時間30分の中で、さまざまな演出が行われます。

披露宴前半(12:00~12:45)

【開宴前の準備:15分】

  • 会場の確認
    – テーブルセッティング
    – 装花の最終チェック
    – 照明・音響の確認
  • 料理の準備
    – 前菜の準備
    – ドリンクの用意

【開宴~乾杯まで:30分】

  • 新郎新婦入場(5分)
    – 入場曲や歩き方の確認
  • 新郎挨拶(10分)
    – 感謝の言葉
    – ゲストへのメッセージ
  • 乾杯(5分)
    – 主賓の挨拶
    – 乾杯の発声
  • 会食スタート(10分)
    – 料理の提供開始
    – BGMの演奏

お色直しの時間(12:45~13:15)

お色直しの30分間は、ゲストにとっても大切な休憩タイムになります。

【新郎新婦の衣装替え:20分】

  • 新婦の着替え
    – ウェディングドレスから和装や別のドレスへ
    – ヘアスタイルの調整
    – アクセサリーの付け替え
  • 新郎の着替え
    – タキシードの取り替え
    – 小物の調整

【会場の演出:10分】

  • BGV(バックグラウンドビデオ)上映
    – 新郎新婦の成長記録
    – 馴れ初めムービー
  • 余興の準備
    – マイクチェック
    – 小道具の確認

披露宴後半(13:15~14:30)

後半は、より和やかな雰囲気の中でゲストと触れ合う時間です。

【再入場~デザートまで:45分】

  • 再入場(10分)
    – 新しい衣装でのお披露目
    – BGMと照明の演出
  • ケーキカット(15分)
    – ウェディングケーキの入刀
    – ファーストバイト
    – 記念撮影
  • テーブル回り(20分)
    – 各テーブルでの挨拶
    – 記念撮影
    – 歓談タイム

【フィナーレに向けて:30分】

  • 両親への手紙朗読(15分)
    – 感謝の言葉
    – 花束贈呈
  • エンドロール(10分)
    – 思い出の写真スライドショー
    – BGMの選曲
  • 退場・お見送り(5分)
    – フラワーシャワー
    – 記念撮影

結婚式の開始時間帯は午前・午後・夕方の3つ

結婚式の時間帯は大きく分けて、午前・午後・夕方の3つがあるんです。

それぞれの時間帯には、素敵なメリットとちょっぴり気をつけたいポイントがあるんですよ。

午前の部(11時スタート)のメリット

朝一番の結婚式は、空気が澄んでいて、新鮮な気持ちでスタートできるのが最大の魅力です。

私の友人も午前の部を選んだんですが、こんなメリットを実感できたそうです。

  • 午前中は頭がクリアで緊張感を良い方向に活かせる
  • お日さまの光が綺麗で写真映りが抜群
  • 披露宴が14時30分ごろには終わるのでお子様連れのゲストも安心
  • 二次会まで休憩時間が取れる
  • ヘアメイクやドレスが崩れる前に主要なセレモニーが終わる

ただし、新郎新婦さんは朝6時くらいには起きないといけないので、前日はしっかり休むことが大切です。

午後の部(13時スタート)の特徴

お昼からゆっくりスタートできるので、準備も余裕を持って進められます。

午後の部ならではのポイントをまとめてみました。

  • 遠方からのゲストも余裕を持って参列できる
  • 新郎新婦の準備時間も十分確保できる
  • 自然な流れで二次会に移行できる時間帯
  • お昼どきと重なるのでゲストも食事を楽しみやすい
  • 明るい陽射しの中で写真撮影ができる

でも、真夏は暑さのピークと重なることもあるので、会場の空調には特に気を配る必要がありますね。

夕方の部(17時スタート)の魅力

夕暮れ時からスタートする結婚式は、とってもロマンチックな雰囲気が出るんです。

夕方の部ならではの特徴を見ていきましょう。

  • 仕事帰りのゲストも参加しやすい
  • キャンドルやイルミネーションが映える
  • ナイトウェディング特有の幻想的な雰囲気を演出できる
  • 涼しい時間帯なので真夏でも快適
  • ゲストの予定が立てやすい

ただし、小さなお子様連れのゲストには少し負担になるかもしれないので、参列者の年齢層はしっかり考慮する必要がありますね。

結婚式の時間配分で気をつけたいポイント

せっかくの特別な日だから、ゲストにも楽しんでもらいたいですよね。

経験者として、いくつかアドバイスをさせていただきます。

演出は詰め込みすぎない理由

私の友人の結婚式で学んだことがあります。

演出を詰め込みすぎると、こんな課題が出てくるんです。

  • 時間的な余裕がなくなる
    – 慌ただしい雰囲気になりがち
    – ゲストとの会話時間が減少
  • ゲストの集中力が途切れる
    – 長時間の着席で疲労
    – 演出の印象が薄れる
  • 予定時間をオーバーする可能性
    – 会場の延長料金が発生
    – 二次会までの移動に影響

季節や天候を考慮する重要性

季節によって、時間配分を調整することをおすすめします。

【春・秋の場合】

  • どの時間帯も比較的快適
  • 日没時間を考慮した写真撮影
  • 桜や紅葉など、自然光での撮影タイミング

【夏の場合】

  • 真夏日を避けた時間設定
  • クーラーの効き具合を確認
  • 日差しの強い時間帯は室内での撮影

【冬の場合】

  • 日の入り時間を考慮
  • 暖房の温度管理
  • 天候による交通事情への配慮

結婚式の時間に関するよくある質問

Q.結婚式を短くしたい場合は、どうしたらいい?

コンパクトな結婚式を希望される方も多いんです。

私の知人カップルは、こんな工夫をしていました:

  • 人前式と会食のシンプルスタイル
    – 挙式:20分
    – 記念撮影:10分
    – 会食:1時間30分
  • 演出の厳選
    – 必要最小限のセレモニーに絞る
    – ケーキカットと乾杯は残す
    – 音楽や照明でメリハリをつける

Q.前撮りの所要時間は?

前撮りは、結婚式当日の写真撮影とは異なる魅力があります:

  • 基本の所要時間
    – ヘアメイク:1時間30分
    – 着付け:1時間
    – 撮影:2~3時間
  • ロケーション撮影の場合
    – 移動時間:1時間程度
    – 場所ごとの撮影:30分×3カ所
    – 着替え時間:30分程度

まとめ

結婚式の時間配分について、大切なポイントをおさらいしましょう。

  • 標準的な所要時間は挙式から披露宴まで3時間前後
  • 新郎新婦の準備は朝8時からスタート
  • 時間帯は午前・午後・夕方から選択可能
  • 季節や参列者に合わせて時間帯を調整
  • 演出は厳選して、ゆとりある進行を心がける
  • お色直しは30分を目安に設定
  • ゲストとの交流時間を十分確保
  • 前撮りは半日~1日の時間確保が理想的
  • 短めの結婚式でも2時間程度は必要
  • 会場との打ち合わせで、延長可能時間を確認

結婚式は一生に一度の特別な思い出。

時間配分にこだわることで、新郎新婦もゲストも笑顔あふれる素敵な1日になりますように。

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