ブーケトスは時代遅れ!6割のカップルがやらない3つの理由

ブーケトスをする新婦とブーケを受け取る女性ゲスト 準備

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結婚式で「ブーケトス」をするかどうか、迷っているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

私自身も結婚式を挙げた時、このブーケトスについてはかなり悩みました。

参列してくれる独身女性の気持ちを考えると、やるべきか本当に迷ったんです。

そこで今回は以下のような内容で「ブーケトスをやるべきかどうか」の判断材料を提供したいと思います。

  • ブーケトスの最新トレンドと実施率の現状
  • ゲストの本音と体験談
  • ブーケトスに代わるおすすめの演出アイデア

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

ブーケトスはもう時代遅れ?驚きの実施率データ

結婚式でブーケトスを実施するカップルの割合は年々減少しています。

実施率は年々下がり、4割を切っているという状況です。

10組中6組以上のカップルが「ブーケトスはやらない」という選択をしているということ。

つまり時代遅れなのは事実……。

このデータからも、ブーケトスが徐々に「定番演出」ではなくなってきているのが分かりますよね。

ブーケトスを行う結婚式が減っている3つの理由

ではなぜ、ブーケトスを行う結婚式が減っているのでしょうか。大きく分けて3つの理由があります。

1. 晩婚化の影響

最近は晩婚化が進み、新婦の年齢が上がってきています。

それに伴って、参列者の年齢層も全体的に高くなってきているんです。

新婦が24歳以下の場合は約6割がブーケトスを実施しているのに対し、25~29歳では5割を切り、30歳以上になると2割まで減少するという結果に。

これは、年齢が上がるにつれて未婚の参列者が減り、ブーケトスを実施しづらい雰囲気になってしまうからなんですね。

2. 結婚観の多様化

「結婚=幸せ」という価値観が変化してきています。

独身でいることを選択する人も増えてきていますし、結婚にとらわれずに自分らしい人生を送りたいと考える人も。

そんな中で「次は私が結婚!」というブーケトスの意味合いが、時代にそぐわなくなってきているんです。

3. ゲストへの配慮

結婚式に招待された独身女性にとって、大勢の前で「私は独身です」とアピールするようなブーケトスは、実はプレッシャーになることも。

特に30代以上の参列者の場合、結婚に対してデリケートな思いを持っている人もいるため、新郎新婦側が気を遣ってブーケトスを控えるケースが増えているんです。

そもそもブーケトスってなぜやるの?知られざる由来と意味

ブーケトスの歴史は意外と古く、14世紀のイギリスにまで遡ります。

当時は「花嫁の持ち物に触れると幸運が得られる」という言い伝えがあったそうです。

それが進化して、現在のような「ブーケを投げて受け取った人に幸せのおすそ分け」という形になったんですね。

でも、これって考えてみれば不思議なことです。

なんで花嫁のブーケをゲストに投げるの?しかも独身女性限定で?

実は、この習慣には「次の幸せな結婚を願う」という意味が込められているんです。

でも、これが今の時代に合わなくなってきているというわけですね。

ブーケトスがあった結婚式に参列したゲストの赤裸々な本音

実際に、ブーケトスのある結婚式に参列したゲストたちの声を集めてみました。

みゆき(仮名)さん32歳の場合:

「私の場合、友人の結婚式でブーケトスがありました。でも、独身女性が私を含めて3人しかいなくて。しかも、私だけアラサーで、他の2人は20代前半。すごく気まずかったです…」

かおり(仮名)さん29歳の場合:

「友人の結婚式でブーケトスに参加したんですが、なんだか罰ゲームみたいでした。『独身の方はぜひ前へ!』って司会者に何度も呼ばれて…。周りからも『行きなよ!』って押し出されて…。もう二度と参加したくないって思いましたね」

ゆかこ(仮名)さん35歳の場合:

「結婚する気はないのに、ブーケトスに参加しないと『非協力的』って思われそうで…。でも実際に前に出たら『あの人まだ独身なんだ』って目で見られている気がして、すごく居心地が悪かったです」

まりえ(仮名)さん27歳の場合:

「私の周りは、みんな彼氏いない歴=年齢みたいな感じなのに、結婚式でブーケトスやられちゃって…。『次は君たちの番だよ~』なんて言われても、そう簡単に相手が見つかるわけないじゃないですか」

ブーケトスをやってもいい結婚式とやめたほうがいい結婚式の違い

これは、とても大切なポイントです。

ブーケトスをするかしないかの判断基準を、具体的に見ていきましょう。

ブーケトスをやってもいい結婚式の特徴

  • 参加者の年齢が20代中心で、未婚の女性が多い
  • 新婦と参加者の年齢差が小さい
  • カジュアルな雰囲気の結婚式
  • 全員参加型のイベントとしてアレンジできる

ブーケトスをやめたほうがいい結婚式の特徴

  • 30代以上の未婚女性が多い
  • 参加者の既婚率が高い
  • フォーマルな雰囲気の結婚式
  • 独身の女性が極端に少ない

ブーケトスの代わりになる素敵な演出アイデア

最近では、ブーケトスに代わる新しい演出が人気を集めています。

ゲストみんなが楽しめて、しかも記念に残る素敵なアイデアをご紹介しますね。

1. ぬいぐるみトス

軽くてキャッチしやすいぬいぐるみを投げる演出です。

子供から大人まで、誰でも気軽に参加できるのがポイント。

特に、お子様ゲストが多い結婚式におすすめです。

キャッチしたぬいぐるみは持ち帰ることができるので、結婚式の思い出の品としても喜ばれますよ。

2. コスメトス

化粧品を詰め合わせたブーケを投げる演出です。

女性ゲストに特に人気!

ポイントは、ブーケの中身を事前に見せておくこと。

「あのコスメが欲しい!」という気持ちで、自然と盛り上がります。

3. お菓子まき

和風の結婚式でよく見かける「餅まき」をアレンジした演出です。

お菓子を可愛くラッピングして投げれば、パーティー感も出て華やかに。

子供から大人まで、みんなが笑顔になれる演出です。

4. ブーケプルズ

ブーケにリボンをつけて、参加者みんなで引っ張る演出。

当たりのリボンを引いた人にブーケをプレゼントします。

独身女性に限定せず、全員参加型にできるのがポイント。

「次の花嫁」というプレッシャーも少なくて済みます。

5. パラシュートベア

会場の天井からパラシュート付きのベアを落とす演出。

どこに落ちるかわからないドキドキ感が楽しいんです。

キャッチした人には素敵な景品をプレゼント。

これなら、年齢や性別を問わず楽しめますよね。

6. ハッピートス

最近、とても人気が出てきている演出です。

ブーケの代わりに「幸せのシンボル」となるアイテムを投げるんです。

たとえば、ハート型のクッションや、幸せを呼ぶとされる四つ葉のクローバーのモチーフなど。

「次の結婚」ではなく「みんなに幸せが訪れますように」という願いを込めた演出になります。

私が考える理想的な演出とは

ここまで、さまざまな代替演出を紹介してきましたが、私なりの提案をさせていただきたいと思います。

それは「思い出の写真撮影タイム」です。

ブーケトスの時間を使って、参列してくれた大切な人たちと、たくさんの写真を撮るんです。

ポーズは自由。真面目な表情でもいいし、変顔でも。

それぞれのゲストと過ごした思い出話に花を咲かせながら、和気あいあいとした雰囲気で撮影を楽しむ。

そして後日、その写真をお礼状と一緒に送る…。これって、すてきじゃないですか?

記念の品も、思い出も、みんなで平等に分かち合える。

そんな演出が、これからの時代にはぴったりなんじゃないかなって思うんです。

よくある質問

結婚式の演出について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えしていきますね。

Q. ブーケトスをやめたいけど、親や親族から「伝統だから」と言われて…

これは本当によくある悩みです。

でも、「伝統」って時代とともに変化するもの。

むしろ、いまどきの結婚式では「ブーケトスをやらない」のが新しい伝統になりつつあるんです。

親御さんには「ゲストの気持ちを考えて、みんなが楽しめる演出にしたい」と、あなたの想いを丁寧に説明してみてはどうでしょう?

Q. 友人から「ブーケトスやってね!」とリクエストされたけど…

確かに、ブーケトスを楽しみにしているゲストもいるかもしれません。

でも、それ以上に「やりたくない」と思っているゲストもいるはず。

表面上は「楽しみ!」と言っていても、本心では参加したくないと感じている人も少なくないんです。

そんな時は「みんなで楽しめる演出を考えたから、それを楽しみにしていて!」と伝えるのがおすすめです。

まとめ:これからの結婚式に必要なのは「思いやりの気持ち」

ここまで、ブーケトスについてたっぷりとお話ししてきました。

最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。

  • ブーケトスの実施率は年々減少傾向
  • 晩婚化や価値観の多様化が背景に存在
  • ゲストの年齢層や既婚率を考慮して判断
  • 代替演出は全員参加型が主流
  • 思い出に残る写真撮影など、新しい形の演出も人気

結婚式は、新郎新婦とゲストみんなで作り上げる特別な一日。

どんな演出を選ぶにしても、大切なのは「参加してくれる人の気持ち」を第一に考えること。

それさえ忘れなければ、きっと素敵な思い出になるはずです。

みなさんの結婚式が、新郎新婦もゲストも、みんなが笑顔になれる素敵な一日になりますように…。

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