結婚式に行くのがめんどくさい……。
そう思っているあなた、実は私もそうでした。
招待状が届くたびに「あぁ、また結婚式か……」とため息をついていた時期がありました。
土日の貴重な休みが潰れるし、お祝いのご祝儀も用意しないといけないし、服装や髪型だって気を使わなきゃいけない。
でも、そんな風に思うあなたは決して冷たい人でも薄情な人でもありません。
むしろ、とても正直な気持ちの持ち主だと私は思います。
私は結婚式カウンセラーでもウェディングプランナーでもない、ごく普通の主婦です。
でも、この記事を書くことにしたのには理由があります。それは……
私自身が「めんどくさい!」と思いながらも、数々の結婚式に参加してきた”先輩花嫁”だからです。
そこで今回は、こんなモヤモヤした気持ちを抱えているあなたに向けて、私の経験をもとにアドバイスをさせていただきます。
結婚式を「めんどくさい」と思う気持ちはとても自然なこと
まず最初に言いたいのは、結婚式に行くのを「めんどくさい」と思う気持ちは、とても自然なものだということ。
理由は主に以下の3つです。
- 休日を1日丸々潰されてしまう
- 服装や髪型、メイクなどの準備が大変
- ご祝儀の金額設定に悩む
この記事では、そんなあなたの気持ちに寄り添いながら、具体的な対処法をご紹介していきます。
結婚式を「めんどくさいから行きたくない!」が理由で欠席するのは非常識?
「めんどくさいから行きたくない」という理由は、決して非常識なものではありません。
むしろ、私はこれほど正直な気持ちはないと思っています。だって、考えてみてください。
休日を丸一日使って、わざわざ着飾って、長時間の披露宴に付き合うなんて……。めんどくさく感じるのは当たり前ですよね。
でも、ここで注意したいのが「めんどくさいと感じる気持ち」と「それを理由に欠席すること」は、まったく別物だということ。
たとえば、会社の大切な取引先との打ち合わせだって、正直めんどくさいと思うことはありますよね。
でも、その気持ちを表に出したり、めんどくさいからって無断で欠席したりはしないはず。
同じように、結婚式への出席も社会人としてのマナーの一つなんです。
行くのが面倒だから結婚式を欠席したい私は冷たい人間で薄情者?
答えは「NO!」です。
結婚式に行くのを面倒に感じるのは、ごくごく普通の感情。
それは決して、あなたが冷たい人間だとか薄情者だということを示すものではありません。
むしろ、そんな風に自分の気持ちに正直になれるあなたは、とても素直な人なんです。
私の友人のみき(仮名)は、こんなことを言っていました。
正直に言うと、結婚式って準備が大変なんですよね。でも、それを口に出すと『冷たい人』って思われそうで……。みんな本当はどう思ってるんだろう?って気になってました
きっと多くの人が、みきと同じような気持ちを抱えているはず。
だって、考えてみてください。
- 当日は朝から晩まで拘束される
- ドレスやスーツのレンタル料がかかる
- 髪型やメイクにも気を遣う必要がある
- ご祝儀の金額設定に頭を悩ませる
- 余興を頼まれたらそれの準備も必要
これだけのことをこなすんですから、面倒に感じるのは当然のことなんです。
結婚式を面倒に思う人はどれくらいいる?
実は、あなたと同じように「めんどくさい」と感じている人は、想像以上に多いんです。
ある調査によると、結婚式を面倒だと感じている人は全体の「約6割」にものぼるそうです。
その理由として多かったのがこちら。
- 費用の問題(約8割の人が「結婚式にかかる費用を他のことに使いたい」と回答)
- 準備の負担(約半数が「準備が面倒」と回答)
- 時間的制約(打ち合わせに時間を取られることへの抵抗感)
- 心理的負担(約4割が「人前に出るのが苦手」と回答)
こうしてデータを見てみると、結婚式を「めんどくさい」と感じるのは、むしろ一般的な感覚だということが分かりますよね。
結婚式に行くのが「めんどう」だから断ってもいい相手は?
実は、結婚式への出席を断っても問題ない相手というのも、ちゃんといるんです。
以下のような場合は、欠席を検討しても良いでしょう:
1. あまり親しくない友人や知人の場合
最近あまり会っていない友人や、長い間連絡を取っていない知人からの招待状。
このような場合は、欠席しても特に問題ありません。
2. 職場の同僚の場合
業務上の付き合いが主で、プライベートではあまり交流のない同僚からの招待。
ただし、職場の雰囲気や文化によっては、出席が暗黙の了解となっている場合もあるので要注意です。
3. 経済的な理由がある場合
結婚式への参加には、ご祝儀だけでなく、服装代や交通費、場合によっては宿泊費まで必要になることも。
経済的に厳しい状況なら、それは立派な欠席理由となります。
めんどうくさくても絶対に結婚式には出席すべき相手は?
一方で、めんどうに感じても出席すべき相手というのも存在します。
1. 親族の場合
特に近い親族の結婚式は、よほどの理由がない限り出席するべきです。
これは将来の親族付き合いにも影響してくる可能性があるためです。
2. お世話になった恩人の場合
仕事や学生時代にとてもお世話になった人の結婚式。
この場合は、「めんどくさい」という気持ちを脇に置いて、出席を考えましょう。
3. 親友の場合
長年の付き合いがあり、お互いの人生の重要な場面で支え合ってきた友人。
このような相手の結婚式は、できる限り出席することをおすすめします。
めんどうな結婚式を断るいい理由は?
結婚式を断る場合、以下のような理由なら相手も納得してくれやすいでしょう:
理由 | 伝え方のポイント |
---|---|
仕事の都合 | 「その日は以前から重要な仕事が入っていて…」 |
体調面の理由 | 「最近体調を崩しがちで…」 |
家族の用事 | 「家族の用事と重なってしまって…」 |
他の予定との重複 | 「申し訳ないのですが、その日は別の予定が…」 |
ただし、理由を伝える際は以下の点に注意しましょう。
- 嘘はつかない
- 具体的すぎる言い訳は避ける
- 謝罪の気持ちは必ず伝える
- お祝いの気持ちも忘れずに
よくある質問
結婚式への出席について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 結婚式を欠席した場合、ご祝儀は必要?
欠席する場合でも、基本的にはご祝儀を贈ることをおすすめします。
金額は出席する場合の1/3~半額程度が一般的です。
ただし、新郎新婦との関係性や経済状況によって、金額は適宜調整してください。
Q2. 結婚式を欠席する連絡はいつまでにすべき?
招待状が届いてから1週間以内、遅くとも返信期限までには必ず連絡しましょう。
招待状が届く前に事前に声をかけられた場合は、その時点で欠席の意向を伝えるのがベストです。
まとめ:結婚式、行く?行かない?最後は自分次第
結婚式に行くのがめんどくさい、という気持ちは決して特別なものではありません。
むしろ、多くの人が共感する正直な感情なんです。
ただし、その気持ちと実際の行動は別物として考える必要があります。
最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。
- 結婚式を面倒に感じるのは、約6割の人が共感する一般的な感情
- めんどくさいと感じる気持ちは自然なもの。あなたは決して冷たい人間ではない
- ただし、相手との関係性によっては出席が望ましい場合も
- 欠席する場合は、適切な理由と丁寧な対応を心がける
- 最終的には、あなた自身の判断を大切に
結婚式への出席は、確かにいろいろと面倒なことが多いもの。
でも、参加してみると意外と楽しかったり、久しぶりに会う友人との再会が嬉しかったり。
「めんどくさい」という気持ちを認めつつも、時には勇気を出して参加してみる。
そんな柔軟な対応ができたら、きっと素敵ですよね。
そして何より、あなたの気持ちに正直であることは、決して間違ったことではありません。
ただ、その正直な気持ちをどう行動に移すか、それを考えるのが大人の対応なのかもしれません。
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