「片方だけ友達を呼ぶのはマナー違反かな…」「私の友達が少なくて申し訳ない…」なんて悩んでいませんか?
でも、大丈夫!
最近は「友達の人数が違っても、片方が友達が0人でも問題なし」という考え方が主流なんです。
むしろ、無理に人数を合わせようとして、そこまで親しくない人を呼んでしまうことの方が失礼かもしれません。
そこで今回は「結婚式に片方だけ友達を呼ぶ」場合の具体的な対処法をご紹介します。
結婚式に片方だけが友達を呼ぶのはアリ?先輩花嫁の声を紹介
まず、はっきり言っておきましょう。結婚式に片方だけが友達を呼ぶのは全然アリです!
実際、私が式場のスタッフに相談した時も「そういうケースは珍しくありませんよ」と太鼓判を押してもらえました。
たとえば以下のようなケースは、よくあることなんです。
- 新郎が地元を離れて暮らしていて、友達が遠方に住んでいる
- 新婦の友達は独身が多いけど、新郎の友達は既婚で子育て中
- 新郎は仕事の付き合いが中心で、結婚式に呼びたい友達がいない
- 新婦は職場の友達と仲が良いけど、新郎は転職を繰り返していて職場の知り合いが少ない
こんな風に、友達の数に差が出るのは、ごく自然なことなんです。
でもやっぱり気になりますよね。実際の体験談を見てみましょう。
片方だけ友達を呼んだ先輩花嫁の声
美咲さん(仮名)は新婦側の友達を7人呼びました。
「最初は気が引けたんですが、夫が『君の大切な友達なんだから呼んでいいよ』と言ってくれて。両家の親にも『せっかくの晴れ姿、友達にも見てもらったら?』と背中を押してもらえました」
陽子さん(仮名)は新郎側の友達が10人でした。
「私は転勤が多くて、親しい友達がいなかったんです。でも夫の友達は大学時代からの付き合いで、みんな仲が良くて。最初は人数差が気になりましたが、当日は夫の友達が『やっと会えた!』って私にも話しかけてくれて、むしろ楽しかったです」
結婚式に片方だけが友達を呼ぶ場合、何人くらいが適当?
「よし、片方だけでも友達を呼ぼう!」と決心したら、次は人数の検討です。
私の経験から言うと、親族中心の結婚式の場合は「2~6人」くらいが無難です。その理由は以下の通り。
- 1テーブルに収まる人数なので、友達同士が孤立しにくい
- 親族と比べて人数差が目立ちすぎない
- 写真撮影の時も、バランスの取れた配置ができる
- 会話も弾みやすく、和やかな雰囲気になりやすい
ただし、これはあくまでも目安です。
会場の広さやテーブルのレイアウト、親族の人数などによって、適切な人数は変わってきます。
友達の人数を決める時のポイント
友達の人数を決める時は、以下の点に注目してみましょう。
チェックポイント | 具体例 |
---|---|
親族の人数 | 親族が20人以下なら、友達は5人程度まで |
テーブル配置 | 1テーブル6~8人掛けが一般的 |
予算 | 1人あたりの食事代や引き出物代を考慮 |
会場の広さ | ゆったりと過ごせる空間的余裕を確保 |
結婚式に片方だけ友達を呼ぶデメリットとメリット
どんなことにも良い面と悪い面があるように、結婚式に片方だけ友達を呼ぶことにもデメリットとメリットがあります。
デメリット
正直に言うと、以下のようなデメリットはあります。
- 席次表で人数差が一目瞭然
- 写真撮影時に、バランスが取りにくい
- 友達が少ない方が肩身の狭い思いをする可能性
- 親族から「なぜ片方だけ?」と言われるかも
でも、これらは工夫次第で解決できる問題です!
たとえば席次表は、「新郎側」「新婦側」という表記をなくして、単に「ご親族」「ご友人」とすることで、人数差を目立たなくできます。
写真撮影も、新郎新婦を中心に扇形に並んでもらえば、人数差は気にならなくなります。
メリット
一方で、以下のようなメリットもあります。
- 本当に大切な友達だけを呼べる
- 無理に人数合わせをする必要がない
- アットホームな雰囲気になりやすい
- 予算を抑えられる
特に「本当に大切な友達だけを呼べる」というのは、大きなメリットです。
私の場合、友達は3人しか呼びませんでしたが、その分一人一人としっかり話ができて、とても温かい思い出になりました。
結婚式に新婦、または新郎の友達だけが来た場合の振る舞い方(マナー)
さて、ここからは結婚式に片方の友達しか来ない場合のマナーについてお話しします。
招待する側のマナー
友達を招待する時は、以下のポイントに気を付けましょう。
- 招待状は2ヶ月前までに発送
- 交通費がかかる場合は、車代の金額も明記
- 返信用はがきには宿泊の要・不要も記入欄を設ける
- 式の規模や服装についても明確に伝える
また、招待する友達には「片方だけの友達になるけど、気にしないでね」と一言添えると安心してもらえます。
招待された友達への気遣い
友達が安心して参加できるよう、以下のような配慮も大切です。
- テーブルは友達同士で固める
- 新郎新婦のあいさつ回りの時に、しっかり紹介
- 写真撮影の時は、友達グループの写真も忘れずに
- 親族に対しても、友達の紹介をする
実際の対応例
智子さん(仮名)は新婦側の友達3人を呼びました。
「席次表は『ご親族』『ご友人』という表記にして、友達のテーブルは窓際の景色が見える席にしました。それから、新郎からも『来てくれてありがとう』って声をかけてもらって。友達からも『居心地が良かった』って言ってもらえました」
このように、ちょっとした心遣いで、友達も安心して参加できる雰囲気が作れるんです。
よくある質問
片方だけ友達を呼ぶことについて、よくある質問をご紹介します。
Q1.片方の友達がこないことを親族に何と説明したらいい?
これについては、正直に説明するのがベスト。
「仕事の関係で転勤が多かったので、今も連絡を取り合える友達は限られているんです」
「遠方に住んでいる友達が多くて、なかなか来てもらえないんです」
など、状況を簡単に説明すれば十分です。
Q2.友達の人数差について、相手の親から言われたら?
これも同じく、素直に説明しましょう。
「確かに人数の差はありますが、私たち二人で話し合って、無理に人数を合わせるより、本当に来てほしい人だけをお呼びすることにしました」
と伝えれば、理解してもらえるはずです。
まとめ:結婚式に片方だけ友達を呼ぶのは全然アリ!
結婚式に片方だけ友達を呼ぶことについて、重要なポイントを整理しておきましょう。
- 友達の人数に差があるのは自然なこと
- 無理に人数を合わせる必要はない
- 2~6人程度なら、親族中心の式でもバランスが取れる
- 席次表やレイアウトの工夫で人数差は目立たなくできる
- 招待する友達への心遣いを忘れずに
大切なのは、新郎新婦が心から呼びたいと思う人を招待すること。
人数の多さではなく、一人一人との絆の深さこそが、結婚式を温かいものにしてくれます。
どうか自信を持って、あなたらしい結婚式を作り上げてくださいね。
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