結婚式のキャンセル料って、なんだかすごく気になりますよね。
私も10年前に結婚式を挙げた経験がありますが、当時は友人が直前でキャンセルすることになり、とても心配したのを覚えています。
今回は結婚式のキャンセル料について、私の経験も交えながら詳しくお話ししていきたいと思います。
実は、結婚式のキャンセル料については、以下の3つのポイントを押さえておくと安心です。
- キャンセル料の請求は式場によって異なる
- キャンセルの時期で料金が変動する
- 友人間では通常請求しない場合が多い
それでは、気になるポイントを1つずつ詳しく見ていきましょう。
友人の結婚式をドタキャンする場合、キャンセル料を支払うのが常識?
「友人の結婚式を急にキャンセルすることになってしまった…。キャンセル料、払わなきゃダメかな…」
そんなふうに悩んでいる人、きっと多いはずです。
実はこれ、とってもデリケートな問題なんです。
私の経験から言わせていただくと、友人間でキャンセル料を請求するのは、実はあまり一般的ではありません。
というのも、結婚式というのは本来、新郎新婦が大切なゲストを「おもてなし」する場。
お金を払って参加してもらうものではないんですよね。
たとえば、私の結婚式の時も、親しい友人が仕事の都合で直前にキャンセルすることになりました。
でも、その時は「キャンセル料を払って」なんて一言も言いませんでした。
むしろ、友人の体調や仕事の状況を気遣うのが先決。これが普通の感覚だと思います。
ただし、ここで注意したいのが、キャンセルのタイミング。
式の2~3週間前を過ぎると、料理や引き出物の手配がすでに完了していることが多いんです。
そうなると、新郎新婦側に実費負担が発生してしまう可能性も。
でも、だからといってキャンセル料を請求するのは…。正直なところ、ちょっと違和感がありますよね。
友人の結婚式をドタキャンする場合、キャンセル料についてこちらから言い出すべき?
さて、次に気になるのが「キャンセル料のことを、自分から切り出した方がいいのかな?」という点。
これについても、私なりの意見をお伝えしたいと思います。
基本的には、キャンセル料について自分から言い出す必要はありません。
でも!
もし式まで2週間を切っているような場合は、こんな風に伝えるのがおすすめです。
「本当に申し訳ないんだけど、キャンセルすることになってしまって…。もしキャンセル料が発生するようだったら教えてほしいな」
このように、相手の気持ちに配慮しながら、でも誠意は見せる。そんなバランスが大切だと思います。
私の友人も、実はこんな風に言ってくれたんです。
「本当にごめんなさい。キャンセル料とかかかっちゃったりするかな…?もし必要なら払うからね」
正直、この一言でグッと心が温かくなりました。
結局、私はキャンセル料は請求しませんでしたが、友人のこの気遣いは今でも忘れられません。
結婚式は「いつから」・「いくら」のキャンセル料が発生する?
ここからは、具体的な金額の話。
みなさん、実は結婚式のキャンセル料って、意外とはっきりしたルールがあるんです。
式場によって多少の違いはありますが、一般的には以下のようなタイミングで発生します。
式の179日前~150日前 | 申込金の全額+実費 |
---|---|
式の149日前~90日前 | 見積金額の20%+実費 |
式の89日前~60日前 | 見積金額の30%+実費 |
式の59日前~30日前 | 見積金額の40%+実費 |
式の29日前~10日前 | 見積金額の45%+外注解約料+実費 |
式の9日前~前日 | 見積金額の45%+外注解約料+納品済み物品代金 |
式当日 | 見積金額の100% |
でも、これはあくまでも式場と新郎新婦の間の契約の話。
招待客個人に対して、このルールをそのまま適用するのは違和感がありますよね。
むしろ、3週間前までにキャンセルの連絡があれば、ほとんどの式場で料理や引き出物のキャンセルに対応してくれます。
そう、つまり…。
「キャンセル料が発生します」と言われても、本当にそうなのか、ちょっと考えてみる必要があるかもしれません。
結婚式をドタキャンする場合、ご祝儀とキャンセル料の両方を新郎新婦に渡すべき?
さぁ、ここからが本当に悩ましいところ。
キャンセル料を請求された上に、さらにご祝儀まで…。
二重取りじゃない?そんな疑問を持つ人も多いはず。
これについて、私の考えをお伝えしたいと思います。
基本的には、以下の2つのパターンで考えるといいでしょう。
- ご祝儀のみを渡す(キャンセル料込みとして)
- キャンセル料のみを支払う(ご祝儀なし)
両方を支払うのは、正直なところあまりおすすめできません。
だって考えてみてください。
結婚式に出席する場合のご祝儀(一般的に3万円)には、すでに料理代や引き出物代が含まれているんです。
それなのに、キャンセル料として料理代などを別途請求されるのは、ちょっとおかしいと思いませんか?
私の友人の中にも、こんな経験をした人がいます。
「キャンセル料2万円を請求されて、その上でご祝儀も3万円包んだの。後から考えたら、ちょっと損した気分…」
確かに、そうですよね。
でも、ここで大切なのは、お金の損得だけじゃないということ。
結婚式は、大切な人たちと幸せを分かち合う場所。
だからこそ、ドタキャンは避けたいところですが、どうしても行けなくなってしまった時は、相手の気持ちに寄り添った対応を心がけたいものです。
結婚式のキャンセルで失敗しないために
ここまでキャンセル料について色々とお話ししてきましたが、実は一番大切なのは「コミュニケーション」だと私は考えています。
お金の話って、どうしても気まずくなりがち。
でも、誠意を持って対応すれば、たいていの場合は分かってもらえるものです。
たとえば、キャンセルの連絡をする時は、以下の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
- できるだけ早めに連絡する
- 理由を丁寧に説明する
- 今後のフォローの仕方も提案する
「○○ちゃん、本当に申し訳ないんだけど…」
そう切り出して、状況を詳しく説明する。
そして、
「落ち着いたら、ゆっくりお祝いさせてもらいたいな」
こんな風に、今後のフォローまで提案できれば完璧です。
よくある質問
結婚式のキャンセル料について、よくある質問にもお答えしていきましょう。
Q. キャンセル料を請求された場合、式場に確認を取っても良い?
これは、ちょっとデリケートな問題。
でも、もし本当に気になる場合は、新郎新婦には言わずに式場に直接問い合わせてみるのもアリだと思います。
ただし、その結果をもとに新郎新婦と争うのは避けましょう。人間関係が壊れてしまう可能性があります。
Q. キャンセル料の代わりに高めのご祝儀を包むのはあり?
これは、アリだと思います。
むしろ、キャンセル料という形ではなく、ご祝儀という形で誠意を見せる方が、お互いの気持ちが良いケースも多いんです。
まとめ:結婚式のキャンセル料問題を乗り越えよう
さて、結婚式のキャンセル料について、かなり深掘りしてきましたね。
最後に、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 友人間でのキャンセル料請求は一般的ではない
- 3週間前までなら、ほとんどの式場でキャンセル可能
- ご祝儀とキャンセル料の二重払いは避けるべき
- 早めの連絡と丁寧な説明が何より大切
- お金の話よりも、人間関係を大切に
結婚式のキャンセル料の問題は、実はとてもデリケート。
でも、お互いの気持ちを理解し合えれば、必ずいい方向に進むはずです。
これを読んでくださったみなさんも、もし結婚式をキャンセルすることになってしまっても、焦らず、慌てず、誠意を持って対応してくださいね。
そうすれば、きっと相手も分かってくれるはずです。
なにより大切なのは、長年築いてきた友情。
お金の問題で、その大切な絆を壊してしまうのは、本当にもったいないことですからね。
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