結婚式は誰もが夢見る特別な一日。
でも、たった一日のために何ヶ月もかけて準備をして、いざ当日を迎えた時に思いもよらないトラブルが起きて台無しになってしまった…そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか。
私も大切な友人の結婚式で、とんでもない状況に立ち会ったことがあります。
せっかくの晴れの舞台が台無しになって、正直言うと今でもその時のことを思い出すとモヤモヤします。
でも、そんな経験があったからこそ、同じような経験をされた方の気持ちがよく分かります。
この記事では、結婚式をめちゃくちゃにされてしまった方に向けて、以下のポイントをお伝えしていきます。
- 実際にあった結婚式トラブルの事例と対処法
- 結婚式が台無しになってしまった後の気持ちの立て直し方
- トラブルを起こした相手との今後の付き合い方
- 結婚式をやり直すという選択肢について
つらい経験をされたあなたの気持ち、私にはとてもよく分かります。でも大丈夫。
きっと前を向いて歩き出せる方法が見つかるはずです。
一緒にこの問題について考えていきましょう。
実際にあった!結婚式をめちゃくちゃにされた驚きの実例集
結婚式でのトラブルと一口に言っても、その内容は本当にさまざま。
私が経験したことや、周りの友人から聞いた話をいくつかご紹介します。
事例1:暴れん坊ゲストに式を台無しにされた悲劇
由貴さん(仮名)の結婚式での出来事です。
新婦の友人のテーブルが開始直後からずいぶん賑やかだったそうです。
最初は「お祝いだから盛り上がってるのかな?」と気にしていなかったのですが…。
式が進むにつれて、その友人たちのテーブルは披露宴を完全無視した大宴会に。
司会者が「少し静かにお願いします」と注意しても全く効果なし。
とうとう友人の一人が新郎新婦の親族のテーブルに行き、「元気ないぞー!」「めでたい席なんだからもっと騒げよー!」と絡み始める始末。
最悪なことに、主賓のテーブルにまで行って頭から水をかけてしまったそうです。
「無礼講だー!」と叫びながら。
結果的に式は大混乱に。新郎側の親族が激怒して、取っ組み合いのけんかにまで発展してしまいました。
事例2:余興で式を台無しにされた悲しみ
結衣さん(仮名)の結婚式では、新婦の大学時代の友人グループが余興を担当することになっていました。
打ち合わせの段階から「私たちに任せて!きっと素敵な思い出になるから!」と張り切っていた友人たち。
結衣さんも楽しみにしていたそうです。
ところが当日、余興の時間になっても友人たちは会場に姿を見せず。
慌てて電話をかけると「ごめん、急用ができちゃって…」という返事。
実は前日から連絡が取れなくなっていた友人もいたとか。
結果的に余興の時間は「お客様からのメッセージ」に変更することに。
でも、せっかく用意していたBGMも使えず、何とも中途半端な時間になってしまったそうです。
事例3:写真撮影で式を台無しにされた苦い思い出
千春さん(仮名)の結婚式では、写真撮影のトラブルに見舞われました。
新郎側の親戚が、式の途中からスマートフォンを片手に会場内を走り回るように。
しかも、フラッシュを焚きまくりながら。
カメラマンが構図を決めて撮影しようとすると、その親戚が「私も撮らせて!」と割り込んでくる始末。
結果として、大切な瞬間の写真のほとんどに、スマートフォンを構えた親戚の姿が写り込んでしまったそうです。
結婚式をめちゃくちゃにされた後の気分の立て直し方
せっかくの結婚式が台無しになってしまった後、気持ちを立て直すのは本当に大変ですよね。
でも、ずっと落ち込んでいても前には進めません。
ここでは、気持ちを切り替えるためのヒントをいくつかご紹介します。
1. パートナーと気持ちを共有する
まずは、パートナーと正直に気持ちを話し合うことから始めましょう。
「こんなはずじゃなかった」
「あの時ああすれば良かった」
「悔しい気持ちでいっぱい」
そんな気持ちを、素直に伝えてみてください。
きっとパートナーも同じような気持ちを抱えているはず。
二人で気持ちを共有することで、少しずつ前に進むエネルギーが湧いてくるものです。
2. 思い出の整理をする
結婚式の写真やビデオを見返すのは、まだ早いかもしれません。
でも、いつまでも見ないでいると、かえってその時の嫌な記憶だけが心に残ってしまうことも。
落ち着いてきたな、と感じたら、少しずつ写真を見返してみましょう。
きっと、トラブルばかりじゃない素敵な瞬間も見つかるはずです。
3. 新しい思い出作りにチャレンジ
結婚式の思い出を癒すには、新しい思い出を作るのが一番。
たとえば…
- 二人で新婚旅行の計画を立てる
- 新居の内装や家具選びを楽しむ
- 二人だけの記念日パーティーを開く
- お気に入りのレストランで記念日ディナー
新しい二人の歴史を作ることで、少しずつ気持ちも前向きになってきます。
4. 信頼できる人に気持ちを話す
親友や家族など、信頼できる人に気持ちを打ち明けるのも効果的です。
ただし、あまりネガティブな感情をぶつけすぎるのは考えもの。
「こんなこともあったけど、でも○○も良かったよね」というように、ポジティブな面も見つけながら話すのがおすすめです。
結婚式をめちゃくちゃにした人への対処法
結婚式を台無しにした相手と、その後どう付き合っていけばいいのか。
これは本当に難しい問題です。
でも、ここで誤った対応をしてしまうと、かえって後々まで問題を引きずることにも。
ここでは、状況別の対処法をご紹介します。
ケース1:故意ではない場合
もし相手に悪意がなく、たまたま起きてしまったトラブルだった場合は、できるだけ寛容な対応を。
たとえば…
- 相手から謝罪があった場合は素直に受け入れる
- 「こういう経験も、いつか笑い話になるかも」と前向きに考える
- 「結婚式は完璧じゃなくても、これからが大切」と割り切る
ケース2:故意にトラブルを起こした場合
一方で、明らかに故意でトラブルを起こしたと感じられる場合は、きっぱりと対応するのも必要です。
とはいえ、感情的になってしまうと、かえって自分が疲れてしまうことも。
冷静に、でもはっきりと意思表示することが大切です。
具体的な対応方法としては…
- 相手からの謝罪がない場合は、こちらから話し合いの場を設ける
- 感情的にならず、事実に基づいて話をする
- 今後の付き合い方について、はっきりと伝える
- 必要に応じて、周りの人に状況を説明しておく
ケース3:親族が原因の場合
もっとも対応が難しいのが、親族が原因でトラブルになってしまった場合です。
これからも付き合いが続くことを考えると、完全に関係を切ることは現実的ではありません。
でも、だからといって何も言わないでいると、今後も同じような問題が起きる可能性も。
このような場合は…
- パートナーと相談しながら、二人で対応方針を決める
- 必要に応じて、両親など他の親族にも協力を仰ぐ
- 適度な距離感を保ちながら、最低限の付き合いは続ける
結婚式をやり直すという選択肢について
結婚式が台無しになってしまった場合、「やり直したい」という気持ちになるのは自然なことです。
でも、やり直しにはそれなりのリスクもあります。
ここでは、やり直しについてのメリット・デメリットを考えてみましょう。
やり直しのメリット
- 前回の嫌な思い出を、新しい思い出で上書きできる
- 落ち着いた状態で、本当に望む形の式ができる
- 前回参加できなかった人を招待できる
- 写真やビデオを新しく残せる
やり直しのデメリット
- 費用が新たにかかる
- ゲストに再度の負担をかける
- 「なぜやり直すの?」という周りの反応が気になる
- やり直しても完璧とは限らない
やり直しを考えている方へのアドバイス
もしやり直しを考えているのなら、以下のポイントを参考にしてみてください。
まずは、本当にやり直しが必要かどうか、じっくり考えることから。
たとえば…
- 今の気持ちは一時的なものではないか
- やり直し以外の方法で気持ちの整理ができないか
- パートナーの気持ちはどうか
- 予算的に現実的か
そして、やり直すと決めた場合は、前回の反省を活かしながら、できるだけシンプルな形で行うのがおすすめです。
たとえば…
- 親族だけの小規模な式にする
- レストランでの会食形式にする
- フォトウェディングだけに絞る
- 新婚旅行先で挙式する
よくある質問
結婚式がめちゃくちゃになってしまった方が疑問に思う点にお答えします。
Q1. トラブルを起こした人を許せない気持ちが消えません。どうすればいいですか?
確かに、せっかくの一生の思い出を台無しにされてしまった怒りや悲しみは、簡単には消えないものです。
でも、その気持ちにずっと囚われていると、自分自身が疲れてしまいます。
まずは「完全に許す」ことを目標にするのではなく、「あの出来事に振り回されない」ことを目指してみてはいかがでしょうか。
時間が解決してくれることもありますし、新しい思い出が増えていくことで、少しずつ気持ちは変わっていくものです。
Q2. 結婚式の写真やビデオを見るのが怖いです。見ない方がいいですか?
この気持ち、とてもよく分かります。
でも、いつまでも見ないでいると、かえってネガティブな記憶だけが心に残ってしまう可能性も。
まずは信頼できる人と一緒に見るところから始めてみるのはいかがでしょうか。
きっと、トラブル以外の素敵な瞬間も写っているはずです。
そういった良い思い出を見つけることで、少しずつ気持ちの整理ができていくかもしれません。
まとめ:結婚式をめちゃくちゃにされても、人生は続いていく
ここまで、結婚式をめちゃくちゃにされた時の対処法について、詳しくお話ししてきました。
せっかくの特別な一日が台無しになってしまうのは、本当につらい経験ですよね。
でも、結婚式は二人の人生のスタート地点。
これから先の長い道のりを考えると、一日のトラブルに足止めされている訳にはいきません。
この記事のポイントをもう一度整理すると…
- トラブルの内容に応じて、適切な対処法を選ぶ
- パートナーと気持ちを共有しながら、前を向いて進む
- 必要に応じて、式のやり直しという選択肢も検討する
- 周りの協力を得ながら、新しい思い出作りにチャレンジする
- 時間が解決してくれることもあると知っておく
結婚式をめちゃくちゃにされた経験は、確かにつらいものです。
でも、その経験を乗り越えることで、かえって二人の絆が深まることもあります。
ぜひ、パートナーと力を合わせて、この試練を乗り越えていってください。
きっと、いつかは「あの時はあんなことがあったね」と、笑って話せる日が来るはずです。
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