結婚式をフルタイムで楽しみたいのに、急な仕事や予定が…。
だから途中退席を考えてるけれど、マナー的にはアリなのかな?
迷ってるあなたの気持ち、私もよく分かります。
実は私も10年前の結婚式で、親友が仕事の都合で途中退席することになってしまい、相談された経験があるんです。
今回は、そんなジレンマを抱えるあなたに向けて、結婚式を途中退席する際の具体的なマナーをお伝えしていきますね。
ポイントは以下の4つ。
- 挙式の途中退席はNG、披露宴なら時間を見計らえばOK
- 披露宴の歓談時間を狙って、そっと退席するのがベスト
- 新郎新婦への事前連絡は必須
- 退席時は周りのゲストに一言声かけを
それでは、私が経験した実例も交えながら、詳しく解説していきますね。
結婚式を途中退席することは失礼?
正直なところ、結婚式を途中退席することは、やっぱりちょっとデリケートな問題なんです。
私の結婚式の時も、知人の亜衣(仮名)が途中退席することになって、お互いにすごく悩みました。
でも、仕事の都合でどうしても抜けなきゃいけない場合もありますよね。
たとえば、看護師さんや医師、警察官、消防士など、急な呼び出しがある職業の方。
あとは、遠方からの参列で、最終の新幹線に間に合わせなければいけない場合も。
そんな時は、きちんとしたマナーを守って退席すれば、失礼にはならないんです。
むしろ、限られた時間の中でお祝いに駆けつけてくれた気持ちは、新郎新婦にもきっと伝わるはず。
私の結婚式でも、美咲は途中退席の前に丁寧に挨拶してくれて、むしろその誠実な態度に感動したくらいです。
結婚式を途中退席しても許される理由とダメな理由
結婚式の途中退席、どんな理由なら許されて、どんな理由がNGなのか、具体的に見ていきましょう。
許される理由
まずは、途中退席が許される理由から。
- 仕事の緊急呼び出し:特に公共サービスや医療関係の職業の場合
- 交通機関の都合:特に遠方からの参列者の場合
- 育児や介護の都合:子どもや高齢の家族の急な発熱など
- 他の結婚式との重複:友人の結婚ラッシュ期にありがちな状況
私の知人も別の結婚式と重なってしまい、両方の友人を大切に思う気持ちから、それぞれの式に参列したいと考えたんです。
NGな理由
一方で、こんな理由での途中退席はちょっと…という場合も。
- なんとなく疲れた
- 退屈で帰りたくなった
- 友達とカラオケに行く約束がある
- テレビ番組を見たい
つまり、「どうしても」という切実な理由がない場合は、最後まで参列するのがベストということです。
途中退席するなら挙式と披露宴のどっち?
結論から言うと、挙式の途中退席は絶対にNG。
でも、披露宴なら、タイミングを見計らえばOKなんです。
挙式の途中退席がNGな理由
挙式は神聖な儀式。
だいたい30分程度で終わる短い時間なので、途中で抜けるのは避けたほうがいいんです。
私の結婚式でも、挙式中に携帯が鳴って退席した方がいたのですが、正直なところ、せっかくの厳かな雰囲気が途切れてしまって、ちょっと残念でした。
披露宴の途中退席ならOK
一方、披露宴は2時間くらいかかるので、タイミングを見計らえば途中退席も可能。
私の知人も披露宴の後半で退席することにして、うまく対応できました。
披露宴を途中退席するベストなタイミング
では、具体的にどんなタイミングで退席すればいいのでしょうか?
退席に最適なタイミング
- 歓談の時間:料理を楽しんでいる最中や、テーブル間での会話が盛り上がっている時
- 新郎新婦のお色直し中:新郎新婦が席を外している間なら、気付かれにくい
- デザートの提供後:主要な料理が終わった後の比較的落ち着いた時間帯
避けるべきタイミング
- 新郎新婦の入場・退場時
- スピーチや余興の最中
- ケーキ入刀やブーケトスなどのイベント時
- 両親への手紙朗読中
私の知人の場合は、デザートの提供が終わった後のタイミングを選んで退席しました。
周りのゲストも食事を楽しんでいる最中だったので、自然な流れで退席できたんです。
披露宴を途中退席する際のマナー
途中退席が決まったら、以下のマナーを守ることが大切です。
事前の準備
- 招待状返信時に途中退席の予定を記載
- 新郎新婦に電話やメールで事情を説明
- 席次表で自分の席を確認し、退席しやすい動線を把握
当日の心得
- 到着したらスタッフに途中退席の予定を伝える
- 同じテーブルの人には事前に一言添える
- 荷物は最小限に抑え、さっと取れる場所に置く
退席時の配慮
- 目立たないように静かに席を立つ
- 壁際を通るなど、できるだけ人目につかない経路を選ぶ
- スタッフの誘導に従う
私の結婚式では知人は、このマナーを完璧に守ってくれました。
招待状の返信の時点で途中退席の可能性を書いてくれていたので、私たちも席順を考える時に配慮することができたんです。
新郎新婦に結婚式を途中退席することを伝える際に確認しておくこと
新郎新婦に途中退席を伝える際は、以下の点をきちんと確認しておきましょう。
確認事項その1:退席のタイミング
- だいたい何時頃の退席を予定しているか
- 披露宴のどのあたりのプログラムまで参加できるか
- もし予定より早く退席することになった場合の対応
確認事項その2:当日の段取り
- 受付での伝え方
- スタッフへの引き継ぎ方法
- 同じテーブルの人への説明の仕方
確認事項その3:お詫びの仕方
- 両親への挨拶のタイミング
- 後日のお詫びの方法
- 記念品やお土産の受け取り方
私の知人は、これらの点をきちんと確認してくれていました。
そのおかげで、私たち新郎新婦も安心して当日を迎えることができたんです。
私が実際に経験して分かった大切なこと
結婚式の途中退席について、私が実際に新婦として経験して分かったことがあります。
それは、「心のこもった説明と謝罪があれば、途中退席も決して失礼にはならない」ということ。
むしろ、限られた時間の中でもお祝いに来てくれようとする気持ちに、深く感動すら覚えるんです。
私の場合、知人が途中退席することを知った時は正直ちょっと寂しい気持ちもありました。
でも、彼女が誠実に説明してくれて、できる限りの時間を一緒に過ごそうとしてくれる姿勢に、かえって友情の深さを感じたくらいです。
ただし、これは「やむを得ない理由」があってこその話。
「なんとなく」とか「気分的に」という理由での途中退席は、やっぱり避けたほうがいいですね。
よくある質問
結婚式の途中退席について、よく聞かれる質問にお答えしていきますね。
Q.結婚式を途中退席する場合、ご祝儀は減額してもいい?
これは、キッパリとノーです。
途中退席するからといって、ご祝儀を減額するのは適切ではありません。
だって、新郎新婦は一人分の席を用意し、料理やお酒も人数分発注しているんです。
たとえ途中で退席したとしても、準備された分のコストは変わらないということです。
ですので、ご祝儀は予定通りの金額を包むのがマナーです。
Q.二次会だけ途中退席するのはアリ?
二次会の途中退席は、披露宴よりもハードルは低めです。
特に、立食形式の場合は比較的自由に動けるので、退席もしやすいんです。
ただし、その場合でも以下の点は守りましょう。
- 会費は全額支払う
- 幹事には事前に一言添える
- 可能なら新郎新婦にも挨拶してから退席
まとめ
今回は、結婚式を途中退席する場合の心得について、私の経験を交えながらお話ししてきました。
途中退席、デリケートな問題ではありますが、適切なマナーを守れば決して失礼な行為にはなりません。
ここで、もう一度おさらいしておきましょう。
- 挙式の途中退席は避け、披露宴での退席を検討
- 新郎新婦への事前連絡は必須
- 退席のベストタイミングは歓談中
- 同じテーブルの方への一言は忘れずに
- ご祝儀は減額せず、定額を用意
- 退席後は改めて新郎新婦にお詫びの連絡を
結婚式を途中退席することになっても、これらのポイントを押さえておけば大丈夫。
限られた時間の中でも、心を込めてお祝いの気持ちを伝えることができるはずです。
私の知人がそうだったように誠実な対応があれば、むしろその思いやりの気持ちに感動すら覚えるものなんです。
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