結婚式の日取りで悩んでいる花嫁さん。
「希望する時期だと、日曜日しか式場が空いてなくて…」そんな悩みをたまに耳にします。
「ゲストに迷惑をかけちゃうかな…」「非常識って思われないかな…」そんな不安がよぎりますよね。
でも、大丈夫!結論からお伝えすると、以下の3つのポイントをおさえれば日曜日の結婚式も素敵な1日になります。
- 日曜日の結婚式は4組に1組の割合で選ばれている
- だから一般的な選択肢であり非常識ではない
- 開始時間と終了時間への配慮があれば問題なし
- ゲストの状況に合わせたきめ細かい対応があれば喜ばれる
今回は、私自身の経験も交えながら、日曜日の結婚式を成功させるコツをたっぷりとお伝えしていきますね。
日曜日の結婚式は非常識?絶対に知っておきたい事実
「日曜日の結婚式って、実はどのくらいの人がしているの?」気になりますよね。
実は、データによると日曜日に結婚式を挙げるカップルのうち、「4組に1組」は日曜日に結婚式を挙げているんです。
これって意外と多いと感じませんか?私も最初は「え?そんなに多いの?」って驚きました。
ちなみに曜日別の割合はこんな感じです。
曜日 | 割合 |
---|---|
土曜日 | 6割弱 |
日曜日 | 2割強 |
平日 | 1割強 |
祝日(土日以外) | 1割以下 |
このデータを見ると、日曜日の結婚式は決して特異な選択ではないことが分かりますよね。
むしろ、平日や祝日に比べると一般的な選択肢といえます。
もちろん、土曜日が最も人気があるのは確かですが、それは単に「翌日が休み」という理由が大きいんです。
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日曜日の結婚式に参加しづらいゲストってどんな人?
とはいえ、日曜日の結婚式には参加しづらい人もいるのが現実。
具体的にどんな人が参加しづらいのか、詳しく見ていきましょう。
遠方から来るゲスト
遠方から来てくれるゲストにとって、日曜日の結婚式は少しハードルが高くなりがち。
たとえば、以下のような方は要注意です。
- 新幹線で2時間以上かかる場所から来る人
- 飛行機での移動が必要な人
- 公共交通機関の本数が限られている地域から来る人
私の友人の結婚式の時も、九州から駆けつけたゲストが「日曜日だと月曜日に仕事があるから、帰りの交通手段を考えるのが大変だった」と教えてくれました。
子育て中のゲスト
お子さんがいるゲストも、日曜日の結婚式は参加のハードルが上がります。
特に以下のような状況の方は要配慮。
- 幼稚園児や小学生のお子さんがいる人
- 子どもの習い事が日曜日にある人
- 夫婦共働きで平日は保育園に預けている人
サービス業で働くゲスト
土日がお休みとは限らないサービス業の方も、日程調整が難しい場合があります。
- シフト制で働いている人
- 飲食店やアパレル店舗で働く人
- 医療関係者
日曜日の結婚式のデメリットとメリット、ぶっちゃけどっちが多い?
ここからは、日曜日の結婚式のデメリットとメリットについて、私の経験も交えながら詳しく見ていきましょう。
デメリット
まずは、避けられないデメリットから。
- ゲストが翌日の仕事を気にして早めに帰りがち
- 遠方からのゲストは宿泊を考える必要がある
- 子連れゲストは子どもの生活リズムを気にする
- 二次会の参加率が低くなりがち
- 式の準備で朝が早い場合は美容院が混雑
メリット
でも実は、意外なメリットもたくさんあるんです。
- 土曜日より式場の予約が取りやすい
- 料金が土曜日より安くなることが多い
- 美容院や着付けの予約が取りやすい
- 土曜日が仕事の人も参加しやすい
- 朝型の人には参加しやすい時間帯
私の友人の場合は、このメリットを最大限に活かすことで、むしろ日曜日開催して良かった!と言ってます。
たとえば、式場の費用が土曜日より20万円ほどお得になり、その分をゲストの方の宿泊費用に回すことができたとか。
日曜日の結婚式に最適な開始時間
では、日曜日の結婚式、何時から始めるのがベストなんでしょうか?
実は、この「開始時間」がとても重要なポイント。
ゲストの負担を最小限に抑えられる時間帯を選ぶことで、日曜日開催のデメリットをグッと減らすことができるんです。
おすすめの開始時間
時間帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|
午前(10:30~11:00) | ・披露宴が昼食時に重なる ・夕方には解散できる |
・準備が早朝から ・ゲストも朝が早い |
午後(14:00~15:00) | ・準備に余裕がある ・ゲストも集まりやすい |
・夕方解散になる ・遠方ゲストは帰宅が遅い |
夕方(18:00以降) | ・ナイトウェディングの演出が映える ・料金が安い |
・翌日仕事の人は厳しい ・子連れゲストは参加しづらい |
私の経験から言うと、日曜日なら午前中スタートがおすすめ。
具体的には「10:30~11:00開始」がベストな時間帯です。
その理由は大きく3つ。
- 披露宴が昼食時間と重なるため、ゲストの生活リズムを崩さない
- 16時頃には終了するので、遠方からのゲストも余裕を持って帰れる
- 翌日が仕事の人も、ゆっくり休める時間が確保できる
日曜日のナイトウェディングはさすがにまずい?
では、日曜日の夕方からスタートするナイトウェディングはどうなんでしょうか?
実は、これについては賛否両論がはっきり分かれます。
ナイトウェディングのメリット
- 昼間より会場費用が安くなることが多い
- ライトアップやキャンドルの演出が映える
- 朝早くからの準備が不要
- ゲストもゆっくり準備できる
ナイトウェディングのデメリット
- 翌日が仕事の人は参加しづらい
- 遠方からのゲストは当日帰れない
- 子連れゲストは子どもの就寝時間を気にする
- 公共交通機関の本数が少なくなる
私の友人のケースですが、日曜日の17時から式を始めて、お開きが20時。
ゲストの中には「次の日仕事だから、ちょっとキツかった…」という声もちらほら。
でも!これには解決策があります。
たとえば、以下のような工夫をすれば、日曜日のナイトウェディングでも素敵な式になります。
- 披露宴の時間を2時間程度に抑える
- 遠方ゲストには宿泊をセットで提案
- 翌日仕事のゲストには途中退席OKと伝える
- 二次会は別日に設定
日曜日の結婚式でも2次会の参加者を増やす工夫
「日曜日だと2次会の参加者が少なくなりそう…」そんな心配をされている方も多いはず。
でも、大丈夫!以下のような工夫をすれば、日曜日でも2次会を盛り上げることができます。
時間設定のコツ
- 式は午前中から始めて、2次会は15時スタート
- 2次会は2時間程度で切り上げる
- 3次会は希望者のみで自由参加に
会場選びのポイント
- 披露宴会場から徒歩圏内を選ぶ
- 駅近の会場を確保
- タクシー乗り場が近い場所を選ぶ
招待状の工夫
- 2次会は「参加できる方のみ」と明記
- 終了時間を明確に示す
- 途中退席OKと伝える
日曜開催の結婚式ならではのゲストへの配慮
最後に、日曜日の結婚式を成功させるための配慮ポイントをまとめておきましょう。
遠方ゲストへの配慮
- 宿泊施設の紹介
- 新幹線の時刻表をチェックして終了時間を設定
- タクシーの手配
- 前泊・後泊の選択肢を提示
子連れゲストへの配慮
- 託児サービスの案内
- 子ども用の食事メニューの用意
- 授乳室や子供用トイレの確認
- 途中退席OKの雰囲気作り
仕事があるゲストへの配慮
- 終了時間の厳守
- 二次会は強制しない
- 早めの案内状送付
- 交通手段の確認
よくある質問
日曜日の結婚式について、よく寄せられる質問にお答えしていきますね。
Q.招待状に「日曜日開催で申し訳ありません」って一言添えた方がいい?
これは、あえて書かないことをおすすめします。
なぜなら、「申し訳ありません」と書くことで、かえってゲストに「あ、この日程って迷惑なのかな…?」と意識させてしまう可能性があるんです。
むしろ招待状では、「私たちらしいウェディングにしたいと思い、この日程に決めました」といったポジティブなメッセージを伝えた方がいいですよ。
それと一緒に、宿泊施設の案内や交通手段の情報を同封するといった実務的な配慮をした方が、ゲストは喜んでくれます。
Q.日曜日なのに土曜日と同じ料金を請求された…これって普通?
これは要注意ポイント!
通常、日曜日の結婚式は土曜日より安くなることが多いんです。
でも、ブライダルフェアなどで「土日同料金」と表示されているケースもあります。
私の友人の場合は料金交渉の際に「日曜日開催なので、土曜日より安くならないですか?」と聞いてみたら
「分かりました。特別に20万円お値引きさせていただきます」
と言ってもらえたそう。
ちなみに、以下の時期は土日同料金になりやすいので要注意。
- 桜の季節(3月下旬~4月)
- 紅葉の季節(10月下旬~11月)
- クリスマスシーズン(12月)
- 年始(1月)
まとめ:日曜日の結婚式、気にし過ぎることはありません!
ここまで、日曜日の結婚式について詳しくお話ししてきました。
最後に、日曜日の結婚式で押さえておくべきポイントをまとめておきます。
- 4組に1組は日曜日開催、決して特異な選択ではない
- 開始時間は10:30~11:00がベスト
- 遠方ゲストには宿泊のケアを忘れずに
- 二次会は参加しやすい時間帯で設定
- ゲストの状況に応じて柔軟な対応を
- 土曜日より安い料金設定を確認
あなたの結婚式が、ゲストみんなに喜んでもらえる素敵な1日になりますように。
そして、新郎新婦のおふたりにとっても、かけがえのない思い出となりますように…!
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