友人の結婚式直前に身内に不幸…欠席か?3つの判断ポイント

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「明日の結婚式に行けなくなっちゃった…でも、身内の不幸って言いにくいな…」

そんなお悩みをお持ちのあなた。私も以前同じような経験をしたので、その気持ち、とてもよく分かります。

友人の結婚式を心待ちにしていたのに、直前になって身内に不幸があって出席できなくなるのは、本当につらいですよね。

私の場合は、結婚式の2週間前に義理の祖母が亡くなってしまい、どうしようか悩みに悩みました。

今回は、私の経験を踏まえながら、こんなときの対処法について詳しくお話ししていきたいと思います。

結論から言うと、以下の3つがポイントとなります。

  • 身内の不幸で結婚式を欠席するのは、ごく自然な選択
  • 欠席の連絡は「直接電話」で、できるだけ早めに
  • ご祝儀と電報は必ず送る

それでは、具体的な対応方法を順番に見ていきましょう。

それぞれのケースに合わせた、細かな気遣いのポイントもご紹介していきますね。

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友人の結婚式直前に身内に不幸が!欠席するのが常識?

落ち着いた日常の中で、突然響く訃報の知らせ。

その心の揺らぎは、誰もが経験する深い悲しみの瞬間です。

友人の結婚式を心待ちにしていた矢先、身内の方が亡くなってしまったとき、私たちは決断を迫られます。

式に出席すべきか、それとも欠席すべきか。

その判断の基準となるのは、以下の3つの視点です。

  • 亡くなった方との関係性と喪の期間
  • 新郎新婦への配慮と気持ち
  • 自分自身の心の整理

これらの要素を丁寧に見ていくことで、あなたにとって最適な判断が見えてきます。

結婚式を欠席するべき身内の範囲(祖父母・叔父叔母・いとこ等)

身内の方との関係性によって、喪の期間は異なります。

一般的な目安として、以下のような区分けがされています。

1親等(父母・配偶者)の場合

もっとも近い関係にあたる1親等の方が亡くなった場合、通常1年間は喪中とされます。

この期間中は慶事を控えるのが礼儀です。

結婚式の場合も、基本的には欠席の連絡を入れましょう。

ただし、故人の意向として「予定通り出席してほしい」という場合は、その気持ちを尊重することも考えられます。

2親等(祖父母・兄弟姉妹)の場合

祖父母や兄弟姉妹など2親等の場合、おおよそ3〜6ヶ月が喪中の期間とされています。

ここで大切なのは、一緒に暮らしていたかどうか、日頃からの交流の深さといった実質的な関係性です。

形式的な親等関係だけでなく、個々の事情に応じて判断しましょう。

3親等以降(叔父叔母・いとこ)の場合

叔父叔母やいとこなど、3親等以降の場合は個別の判断となります。

特に親しい関係でなければ、結婚式への出席も可能でしょう。

ただし、以下のような場合は欠席を検討した方が無難です。

  • 同居していた、または頻繁に行き来があった
  • 親族間のつながりが強く、他の親族への配慮が必要
  • 故人との思い出が深く、心の整理がつかない

身内の不幸を友人に隠して結婚式に出席してもいい?

大切な友人の結婚をそばで祝いたいと思うのは当然です。

身内に不幸があったことを隠して結婚式に出てしまおうか……

しかし、ここで私たちが考えるべきは「配慮」と「誠実さ」のバランスです。

隠して出席してもいいケース、正直に伝えたほうがいいケース

たとえば、以下のような場合は、あえて不幸があったことを伝えずに出席する選択もあり得ます。

  • 亡くなった方が遠い親戚で、日常的な交流がほとんどなかった
  • 故人も「お祝いに行ってあげて」と言っていたはず、と確信できる
  • 新郎新婦との関係が特に親密で、この日を共に祝いたい気持ちが強い

一方で、以下のような場合は正直に伝えた方が賢明でしょう。

  • 親族一同が喪に服している最中である
  • 心の整理がつかず、お祝いの席で表情が曇る可能性がある
  • 他の参列者が事情を知っており、噂になる可能性がある

私の経験から考える「正直さの価値」

私は義理の祖母を亡くした直後に友達の結婚式を控えていました。

最初は「黙って出席しよう」と考えましたが、結局、正直に話すことを選びました。

すると友人は

「そんな大事な時期に無理して来なくていいのよ。おばあちゃんのことを大切にしてあげて」

と、驚くほど優しい言葉をかけてくれたのです。

このとき私は気づきました。

本当の友情とは、お互いの人生の喜びも悲しみも受け入れ合えるものなのだと。

身内の不幸で結婚式を欠席する際の伝え方とマナー

突然の訃報に接し、心が揺れる中での連絡は誰にとっても辛いものです。

しかし、そんなときこそ丁寧な対応が必要になります。

電話での伝え方のポイント

声を通じて真摯な気持ちを伝えることが、何より大切です。

以下のような順序で話を進めると良いでしょう。

  • まずは結婚を心からお祝いする気持ちを伝える
  • 欠席せざるを得ない状況を、簡潔に説明
  • 申し訳ない気持ちと、後日お祝いしたい意向を伝える

具体的な言い方の例をご紹介します。

「○○さん、ご結婚本当におめでとうございます。実は大変申し訳ないのですが、家族にやむを得ない事情が発生してしまい、当日の出席が難しくなってしまいました…」

このように、故人に関する具体的な説明は避け、「やむを得ない事情」という表現にとどめるのが賢明です。

メールやLINEでの例文

電話の後、文面でも改めて気持ちを伝えると丁寧です。

メールでは以下のような文例を参考にしてください。

こんにちは。お元気ですか?このたびはご結婚おめでとうございます。お招きいただけること、本当に嬉しく、楽しみにしていました。

しかしながら、急なことで申し訳ないのですが、身内に不幸があり、やむを得ず結婚式を欠席させていただくことになりました。
[友人の名前]の大切な日を直接お祝いできないことが心から残念でなりません。

当日は素晴らしい式になることを心よりお祈りしています。また、後日改めてお祝いさせていただきたいと思いますので、その時はぜひお話を聞かせてください。

突然のご連絡でご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解いただけますと幸いです。

改めまして、ご結婚おめでとうございます。お二人の末永い幸せを心より願っています。

LINEでは以下の例文を参考にアレンジされてください。

こんにちは。突然の連絡でごめんね。
実は、とても悩んだのだけれど、どうしてもお伝えしなければならないことがあります。身内に不幸があり、そのため[結婚式の日程]の当日に出席することが難しくなってしまいました。
[友人の名前]の大切な日を一緒にお祝いできないこと、本当に申し訳なくて心が痛みます。[友人の名前]が幸せな1日を迎えられるよう、遠くからではありますが、心からお祝いしています。
後日、改めてお祝いさせてほしいと思っています。

大切な日にこんな形で欠席のお知らせをすることをお許しください。
どうか素晴らしい1日をお過ごしください。

欠席した友人の結婚式が終わって時間を置いてからお祝いする方法

身内の不幸でやむなく友人の結婚式を欠席した場合。

時間を置いてあらためて友人の結婚を祝う方法もあります。

心を込めたお祝いのタイミング

時期については、以下のような目安を参考にしてください。

  • 新婚旅行から戻り、新生活が落ち着いた頃
  • ご自身の喪中期間を考慮した適切な時期
  • 季節の変わり目など、自然な再会の機会

心に残る祝福の形

私の経験からお伝えしたい、印象的なお祝いの方法をご紹介します。

まず、お二人だけのプライベートな食事会を設けるのはいかがでしょうか。

騒がしい結婚式では交わせない、ゆっくりとした会話を楽しむことができます。

新婚生活のエピソードに花を咲かせながら、あらためてお祝いの言葉を贈る。

そんな穏やかな時間は、きっと心に残る思い出となるはずです。

また、新居に飾れる思い出の品を贈るのも素敵な選択です。

たとえば、お二人の好きな場所の風景画や、記念になる手作りのアルバムなど。

日常の中で目にする機会の多いものなら、末永くお祝いの気持ちを伝え続けることができます。

大切なのは真摯な気持ち

形式的なお祝いにとらわれすぎる必要はありません。

むしろ、あなたらしさが溢れる方法で祝福を伝えることを大切にされてはいかがでしょうか。

よくある疑問にお答えします

不幸にともなう結婚式の欠席に関して、多くの方が抱える疑問についてお答えしていきましょう。

Q. 結婚式当日に祝電は送るべき?

これは、状況によって判断が分かれる微妙な問題です。

身内の不幸を理由に欠席する場合、祝電を送ることで式場の雰囲気を損なう可能性もあります。

特に、他の参列者が事情を知っている場合は要注意です。

その代わりに、後日直接お祝いの言葉を贈る方が、より誠実な対応といえるでしょう。

Q. 二次会だけの参加はアリ?

二次会は比較的カジュアルな場とはいえ、やはり慶事の一環です。

身内の不幸直後の参加は、故人を偲ぶ気持ちや、他の親族への配慮を考えると、控えめにした方が無難でしょう。

代わりに、落ち着いた頃を見計らって、プライベートな食事会を設けるなど、別の形でのお祝いを検討することをお勧めします。

まとめ

私たちの人生には、喜びと悲しみが同時に訪れることも珍しくありません。

友人の結婚式直前の身内の不幸は、まさにそのような典型。

最後に要点を振り返ってみましょう。

  • 身内の不幸の場合、結婚式の欠席も自然な選択
  • 喪の期間は形式的な区分よりも、個々の関係性や心情を重視して判断
  • 新郎新婦への連絡は、誠実さと配慮を兼ね備えた方法で
  • 後日のお祝いは、心のこもった独自の形を大切に

友人の結婚式直前に身内の不幸があったとき、私たちに求められるのは、決まり切った正解を追い求めることではありません。

自分は何を優先したいか、友人はどう思うか、それを第一に考えるのがベストだと私は考えます。

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