結婚式の準備を進めていく中で、いちばん頭を悩ませるのが「誰を呼ぶ?」という問題ですよね。
たとえば、「会社の上司は挙式から呼ばなきゃダメなの?」「仲のいい友達は披露宴からでいい?」なんて迷いませんか?
私も10年前に結婚式を挙げたとき、本当に悩みました。
でも大丈夫です!今回は、挙式と披露宴、それぞれの場面でどんな人を呼べばいいのか、具体的にお伝えしていきますね。
- 挙式には親族を中心に本当に大切な人だけを呼ぶ
- 披露宴はより広い範囲のゲストを招待できる
- 呼ぶ・呼ばないの線引きはお二人の気持ちを大切に
それでは、挙式と披露宴それぞれの場面で、具体的にどんな人を呼べばいいのか、詳しく見ていきましょう!
挙式と披露宴に呼ぶ人の違いって?知っておきたい基本ルール
そもそも、挙式と披露宴では呼ぶ人の基準が大きく違います。
挙式は、おふたりの「誓いの儀式」。だから、本当に大切な人だけを呼ぶ場になります。
一方の披露宴は、結婚のお披露目とお世話になった方々への感謝を伝える場。より広い範囲の方を呼べるんですよ。
私の結婚式のときも、挙式は親族と親友だけにしました。
でも披露宴には、仕事でお世話になった方や学生時代の友達など、たくさんの方に来ていただきましたよ。
それぞれの特徴を、もう少し詳しく見ていきましょう!
挙式に呼ぶ人の特徴
挙式に呼ぶ人は、こんな感じです。
- 両家の両親や兄弟姉妹など、直系の親族
- 祖父母やおじ・おば、いとこなど、親戚
- 本当に親しい友人(数人程度)
- 主賓を務めてもらう上司や恩師
披露宴に呼ぶ人の特徴
披露宴は挙式よりもゲストの範囲が広がります。
- 職場の上司や同僚
- 学生時代の友人グループ
- サークルやバイト先の仲間
- 両親の友人や知人
このように、挙式と披露宴では呼ぶ人の範囲がガラッと変わるんです。
挙式に絶対に呼ぶ必要がある人って、どんな人?
ここからは、挙式に「絶対に呼ぶべき人」について、くわしく説明していきますね。
私も結婚式を挙げるとき、このリストを参考に招待する人を決めました!
1. 両家の両親
これは言うまでもありませんよね。
結婚式の主役は新郎新婦だけど、両家の両親も大切な主役です。
生まれてから今日までずっと見守ってくれた両親に、これからの人生を誓う瞬間を見てもらいましょう。
2. 兄弟姉妹
兄弟姉妹も、挙式には必ず呼びたい存在です。
小さい頃から一緒に育った兄弟姉妹だからこそ、新しい家族が増える瞬間を見守ってもらいたいですよね。
既婚の兄弟姉妹がいる場合は、その配偶者(義理の兄弟姉妹)も忘れずに!
3. 祖父母
祖父母も、挙式には必ず呼びたい存在です。
「孫の結婚式を見られて本当に幸せ」という祖父母の笑顔は、きっと一生の宝物になるはず。
ただし、遠方から来られる場合は、体調面や移動手段などもしっかり確認しておきましょう。
4. 親族の中でも特に親しい人
おじ・おば、いとこなど、親族の中でも特に親しい人も挙式に呼びましょう。
「よく遊びに来てくれたおば」「一緒に旅行に行ったいとこ」など、思い出深い親族は挙式から参加してもらうと喜んでくれますよ。
5. 特別な友人
友人は、本当に親しい人だけを厳選して呼びましょう。
たとえば、こんな人です。
- 幼なじみ
- 学生時代からの親友
- お付き合いのきっかけを作ってくれた友人
- 結婚式に呼んでくれた特に親しい友人
私の場合は、高校時代からの親友2人だけを挙式から呼びました。
「私たちの門出を見守ってほしい」という気持ちを伝えたら、とても喜んでくれましたよ。
披露宴だけでもOK!招待するゲストリストの作り方
次は、披露宴だけに呼べばいい人のリストを見ていきましょう。
これが分かると、招待状を出す範囲がグッと決めやすくなりますよ。
1. 職場の同僚や上司
職場の人は、基本的に披露宴からの参加で十分です。
ただし、「同じ部署の人は全員呼ぶ」「課長以上の役職の人を呼ぶ」など、ある程度線引きをはっきりさせた方が良いでしょう。
中途半端な基準だと、呼ばれなかった人が気を悪くする可能性もありますからね。
2. 学生時代の友人グループ
部活やサークル、ゼミの友達など、グループ交際の友人は披露宴からで大丈夫。
ただし、グループ内で親密度に差がある場合は要注意!
「あの子は呼ばれたのに、私は呼ばれなかった」なんて気まずい思いをさせないように、グループ単位で招待を考えましょう。
3. 両親の知人
両親の友人や、会社の同僚なども披露宴からの参加でOKです。
ただし、両親と相談して「どこまで呼ぶか」はしっかり決めておきましょう。
私の場合は「うちの会社の部長さんも呼びたい」という母の希望で、急きょ披露宴の人数を増やした経験があります(笑)
4. 習い事の先生や趣味仲間
ピアノの先生や、英会話教室の仲間など、習い事つながりの人も披露宴からでOK。
「この人には来てほしいな」と思う方を中心に、無理のない範囲で声をかけましょう。
そもそも「挙式」と「披露宴」は何がどう違う?基本の”き”から解説
ここで改めて、挙式と披露宴の違いについて整理しておきましょう。
これが分かると「なぜ呼ぶ人が違うのか」がスーッと理解できるはずです。
挙式の特徴
挙式は、新郎新婦が愛を誓い合う神聖な儀式。
- 時間は30分程度と短め
- 厳かな雰囲気で進む
- 親族中心の少人数
- 誓いの言葉を交わす
私の挙式は教会式でしたが、牧師さまの前で誓いの言葉を交わすとき、本当に身が引き締まる思いでした。
披露宴の特徴
披露宴は、結婚の報告とお祝いの宴。
- 時間は2時間半程度
- 華やかで楽しい雰囲気
- 大人数でにぎやか
- ゲストへの感謝を伝える
披露宴は本当に楽しい時間でした!
学生時代の友達と久しぶりに再会したり、職場の上司が意外な一面を見せてくれたり。
そんなサプライズがたくさんあって、あっという間に時間が過ぎていきましたよ。
挙式と披露宴の両方、または披露宴のみに招待する場合のマナー
最後に、招待状を出すときのマナーについて説明しますね。
これを知っておくと、招待する側も招待される側も気持ちよく当日を迎えられます!
挙式と披露宴の両方に招待する場合
両方に招待する場合は、以下のポイントに気をつけましょう。
- 招待状は1ヶ月半前までに発送
- 挙式と披露宴の時間を明記
- 服装の指定があれば記載
- 送迎バスの有無を明記
私の経験では、遠方から来てくれる方への配慮も大切です。
宿泊先の案内や、最寄り駅からの地図なども同封すると喜ばれますよ。
披露宴のみに招待する場合
披露宴だけの場合は、こんなポイントに気をつけましょう。
- 「披露宴」という言葉を必ず明記
- 集合時間は余裕を持って設定
- 受付の場所を分かりやすく説明
- 会場の正式名称を記載
私の友人の結婚式で「挙式からあるのかな?」と勘違いしてしまったことがあります。
招待状には「披露宴からお越しください」とハッキリ書いておくと親切ですね。
よくある質問にお答えします!
さて、ここまで挙式と披露宴の違いについて説明してきましたが、まだ気になることはありませんか?
よく聞かれる質問に答えていきますね。
Q. 挙式に呼ばれなかった人を気遣う必要はある?
「披露宴だけの招待で失礼かな…」と心配する方も多いと思います。
でも大丈夫!
挙式はあくまでも「誓いの儀式」なので、親族や親しい友人以外は披露宴からの参加が一般的です。
むしろ「挙式から出席しなきゃいけないの?」と負担に感じる人もいるくらい。
特別なフォローは必要ありませんよ。
Q. 親族なのに披露宴だけの招待ってあり?
実は、アリです!
たとえば、遠方に住んでいるいとこや、普段あまり会わない親戚の場合は、披露宴だけに招待しても問題ありません。
ただし、事前に両親とよく相談して、親族間で気まずい思いをさせないように気をつけましょう。
まとめ:挙式と披露宴の呼ぶ人の違い
今回は、挙式と披露宴でどんな人を呼べばいいのか、具体的にお伝えしてきました。
最後に、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 挙式は親族と特に親しい友人のみ
- 披露宴は幅広い友人や知人を招待可能
- 招待する範囲は、おふたりの気持ちを大切に
- 招待状は披露宴か両方かをハッキリ明記
- 遠方ゲストへの配慮も忘れずに
ゲストリストを考えるのは本当に大変な作業ですが、おふたりの気持ちを第一に考えて決めていってくださいね。
きっと素敵な結婚式になるはずです!
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