結婚式に台風で行けない!連絡方法とご祝儀の渡し方のルール

台風に見舞われる披露宴会場と訪れたゲスト 出欠

※プロモーションが含まれています

知人の結婚式まで、衣装の用意や美容院の予約もバッチリ。

でも、せっかく楽しみにしていた結婚式の当日に台風が直撃するかもしれないと知ったら、どうしょうかと不安になりますよね。

私も数年前、大切な友人の結婚式に台風で行けなくなってしまい、本当に悔しい思いをしました。

だから、いま同じように悩んでいるあなたの気持ち、とてもよく分かります。

でも、大丈夫です。

台風による結婚式の欠席は決して珍しいことではありません。

ここでしっかりと「欠席」の判断基準と対処法を知っておけば、慌てることなく適切な対応ができるはずです。

そこで今回は、結婚式に台風で行けないときに知っておきたい以下のポイントをくわしく解説していきますね。

  • 新郎新婦への連絡は早めが鉄則
  • 欠席の判断基準は「自分の安全が第一」
  • 台風の日の欠席なら「お詫び」は不要
  • 後日のフォローで誠意を見せよう

それでは具体的な対処法を見ていきましょう。

結婚式に台風で行けないときの対処法

台風で結婚式に行けなくなってしまったときは、まず落ち着いて以下の3ステップで対応しましょう。

1.新郎新婦への連絡は直接電話を

欠席の判断をしたら、できるだけ早く新郎新婦に連絡を入れましょう。

連絡方法は、LINEやメールではなく、直接電話がベスト。

理由は、新郎新婦への「申し訳ない」という気持ちをしっかりと伝えるためです。

2.ご祝儀は結婚式当日までに送る

台風のせいで欠席するとはいえ、一度は出席の返事をしているので、欠席する代わりにご祝儀はしっかりと準備しましょう。

当日に間に合うよう現金書留で送るのがおすすめです。

台風が近づいてきたら郵便事情も悪くなるかも。余裕をもって1週間前くらいには送り出したいですね。

3.結婚式当日はお祝い電報を

台風で行けなくても、新郎新婦のお二人はきっと楽しみにしていたはず。

当日は電報を送って、心からのお祝いの気持ちを伝えましょう。

私の場合は「雨風が強くて本当に残念です。お二人の門出を心からお祝いしています」という内容で送りました。

結婚式は台風で延期や中止にならないの?

「台風が来るなら、結婚式は延期や中止になるのでは?」と思う人も多いはず。

でも実は、台風だけを理由に結婚式が延期や中止になることはほとんどありません。

その理由は、以下のようなことが関係しています。

  • 食材や装花など、当日のために準備された物資が無駄になってしまう
  • スタッフの人件費が発生している
  • 延期すると新たな日程調整が必要になる
  • キャンセル料が発生する可能性がある

もし新郎新婦から「予定通り開催します」という連絡が来ても、それは決して身勝手な判断ではないのです。

式場との調整や様々な事情を考えた上での苦渋の決断かもしれません。

どの程度の台風なら無理をしてでも結婚式に行くべき?

結論からいえば、「無理をしてでも行く」という選択は避けるべきです。

いくら大切な結婚式とはいえ、リスクを背負ってまで参列する必要はありません。

以下のような状況のときは、無理せず欠席を選びましょう。

  • 暴風警報が発令されている
  • 公共交通機関が運休している
  • 避難勧告が出ている
  • 外出すること自体に危険を感じる

たとえ新郎新婦との関係が親密でも、あなたの命には代えられません。

そして、あなたの安全を願うのが本当の友情というものです。

結婚式に欠席者が出た場合に新郎新婦にどんな迷惑がかかる?

台風による欠席は、新郎新婦にとって以下のような影響が出てしまいます。

  • 料理や引き出物のキャンセルができない
  • 席次表の修正が必要になる
  • 当日のタイムスケジュールの変更が必要
  • スピーチや演出の担当者の変更が必要

でも、これらはすべて式場のスタッフがプロフェッショナルとして対応してくれるはず。

だから、あなたは自分の安全を第一に考えて判断していいのです。

結婚式に台風で行けない場合の新郎新婦への伝え方(例文)

新郎新婦への連絡は、できるだけ丁寧に。

例えば、このような言い方がおすすめです。

「○○さん、申し訳ありません。台風の影響で交通機関が止まってしまい、どうしても結婚式に伺うことができなくなってしまいました。本当はお二人の晴れ姿を見たかったのですが、この状況では安全に会場まで行くことができません。心からお詫び申し上げます」

ポイントは以下の3つ。

  • 理由を具体的に説明する
  • 本心から残念な気持ちを伝える
  • 丁寧な言葉で謝罪する

台風のようにやむを得ず結婚式を欠席する場合、祝儀の他におわびを包んだほうがいい?

台風による欠席の場合、お詫びの品や追加のご祝儀は不要です。

なぜなら、台風は不可抗力。あなたの過失ではないからです。

むしろ、後日のフォローで誠意を見せましょう。

たとえば、こんなアクションがおすすめです。

  • 式の後で改めてお祝いの言葉を伝える
  • 新居にお祝いの品を贈る
  • ゆっくり会える日を設定して食事に誘う

よくある質問

結婚式に台風で行けない場合について、よくある質問をQ&A形式でご紹介します。

Q.台風で結婚式を欠席する場合、ご祝儀の金額は通常と同じ?

基本的には、出席予定だった場合と同じ金額を包むのがマナーです。

式の1ヶ月以上前に欠席を伝えられる場合は、通常の半額程度でも失礼にはあたりません。

ただし、すでにあなたの分の料理や引き出物が手配済みの可能性が高い直前の欠席の場合は、当初予定していた金額をそのまま包むのがベターです。

Q.台風で結婚式に行けない場合、式場に直接連絡する?

基本的には新郎新婦に連絡するのが筋。

式場への直接の連絡は、新郎新婦からの指示がない限り控えめにしましょう。

ただし、当日の朝に新郎新婦と連絡が取れない場合は、式場に一報入れることをおすすめします。

まとめ:結婚式に台風で行けない場合の対処法

結婚式に台風で行けない場合の対処法について、具体的にご紹介してきました。

最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 欠席の判断は安全第一で決める
  • 新郎新婦への連絡は早めに入れる
  • 台風の場合はお詫びの品は不要
  • ご祝儀は現金書留で事前に送る
  • 当日は電報でお祝いの気持ちを伝える
  • 後日のフォローで誠意を見せる

台風で行けなくなるのは、ゲストにとっても新郎新婦にとっても本当に残念なこと。

でも、命の安全が何より大切です。

台風のせいで結婚式に行けなくなっても、きちんとした対応と心のこもったフォローがあれば、お二人との関係が悪くなることはありません。

むしろ、あなたの安全を考えての欠席なら、新郎新婦も理解してくれるはずです。

コメント