「結婚式に美人を呼びたくない」なんて、実は心の奥で思ってしまったことはありませんか?
私自身、結婚式を挙げた経験者として、その気持ち、とってもよく分かります。
会社の同僚や友人に「美人枠」がいて、その子を結婚式に呼ぶかどうか、ものすごく悩んだ経験があるんです。
たとえば、こんな状況でした。
- その子が来たら絶対に私より目立ってしまう
- 新郎に一目惚れされちゃったらどうしよう
- 写真を見返すたびに落ち込みそう
- でも、呼ばないのは仲間はずれにするみたいで気まずい
正直に言うと、嫉妬なんですよね。自分の特別な日なのに、誰かに輝きを奪われてしまうんじゃないか…って。
でも大丈夫です。
この記事では、そんなモヤモヤした気持ちを抱えているあなたに、私の実体験や多くの花嫁さんたちの経験をもとにお話ししていきます。
結婚式に美人を呼びたくないのは私だけ?
「美人な友達を結婚式に呼びたくない…」
この気持ち、実はすごくよくある悩みなんです。
結婚式に関する口コミサイトやSNSを見てみると、こんな声がたくさん見つかりました。
- 「会社の後輩がめちゃくちゃ可愛くて、呼ぶか迷う…」
- 「モデル体型の同僚がいるんだけど、ドレス姿が不安」
- 「友達がタレントの◯◯に似てて、絶対に目立っちゃう」
たとえば、由美(仮名)さんはこんな経験を語っています。
「職場の同期に国民的アイドルグループに所属していた子がいて。普段は化粧も控えめで目立たないようにしているんですけど、結婚式となるとさすがに華やかにおめかししてくるだろうし…。呼ばないと絶対に浮いちゃうけど、呼んだら私なんて霞んじゃう…って、すごく悩みました」
また、麻衣(仮名)さんはこう話します。
「私の親友が超美人なんです。スタイルも抜群で、どんな格好してもサマになるタイプ。普段は全然気にならないんですけど、結婚式のことを考えると、なんだか不安で。だって、私のウェディングドレス姿より、その子のゲスト用ドレス姿の方が絶対に素敵なんですもん…」
この気持ち、分かりますよね。
私も同じように悩んだ一人です。
ただ、ここで大切なのは、この感情は決して特別なものではないということ。
むしろ、多くの花嫁さんが通る道なんです。
美人の友人や同僚だけ結婚式に呼ばないのはNG?
結論から言うと、美人だからという理由だけで特定の人を招待から外すのは、やっぱりおすすめできません。
その理由を具体的に説明していきますね。
周りの目が気になる
たとえば、職場の同僚を例に考えてみましょう。
「美人な後輩のAさんだけ呼ばなかった」という事実は、必ず周りに広まります。
そうなると…
- 「えー、なんでAさんだけ呼ばれてないの?」
- 「もしかして嫉妬?」
- 「性格悪そう…」
なんて陰口を叩かれかねません。
これって、結婚式以降の人間関係にも影響を与えかねない話なんです。
実際、智子(仮名)さんはこんな経験をしています。
「私の前任者の結婚式で、美人な同期の子だけが呼ばれなかったんです。その時は『え?なんで?』って思っただけでしたけど、今でもその話題になると『あの人、見た目で人を判断するタイプだよね』って言われちゃってます」
相手の気持ちを考えて
もし、あなたが「容姿がいいから」という理由で招待されなかったとしたら、どう感じますか?
きっと、こんな気持ちになるはず。
- 「私って、顔がいいだけの人間だと思われているの?」
- 「これまでの付き合いは何だったんだろう…」
- 「こんなことで差別されるなんて…」
相手の立場に立って考えてみると、やっぱりつらい思いをさせてしまいますよね。
まりこ(仮名)さんは、自身が招待されなかった側の経験をこう語ります。
「同期で仲良くしていた子の結婚式に、私だけ呼ばれなかったんです。後から『きれいすぎて目立つから』って理由を聞いて、すごくショックでした。私、見た目のことばかり言われるのがもともと嫌で。それなのに、大切な友達にまでそんな目で見られていたのかと思うと…」
むしろプラスに考えてみる
ここで、発想を変えてみませんか?
「美人な友達がいる=私の結婚式が華やかになる」
そう考えることもできるんです。
実際、こんな声も多いんですよ。
「私の結婚式に来てくれる友達みんな可愛くておしゃれで、写真がすっごく素敵になりました!」
「美人な同期が来てくれて、会場の雰囲気が一気に華やかになった!」
このように、美人な友人の存在を、結婚式を素敵に彩ってくれる要素として捉え直すこともできるんです。
花嫁の私より美人のゲストが来る結婚式にどう耐えたらいいの?
では、美人なゲストを呼ぶことにした場合、どうやって気持ちの整理をつければいいのでしょうか。
実際に経験した花嫁さんたちの声をもとに、具体的な対処法をご紹介します。
自分だけが特別な立場だと認識する
まず、絶対に忘れないでほしいのが、結婚式の主役はあなただということ。
当日、会場にいる誰よりも輝いているのは、間違いなく花嫁なんです。
それは、見た目の問題ではありません。
幸せいっぱいの笑顔で、純白のドレスに身を包んだ花嫁ほど美しいものはないんです。
実際、こんな声がたくさんあります。
「私より断然きれいな友達が来てくれたんですけど、写真を見返すと、やっぱり一番輝いて見えるのは花嫁の私でした」
「ウェディングドレス効果なのか、この日の自分がこんなにキレイに見えるなんて!って驚きました」
新郎の気持ちを信じる
「でも、新郎が他の女性に目を奪われちゃったら…」
こんな不安を抱えている人も多いはず。
でも、考えてみてください。
あなたの新郎は、世の中にたくさんいる女性の中から、あなたを選んだんです。
それは、単純な見た目だけの判断ではないはず。
あなたの性格や、一緒にいて心地よい空気感、価値観の一致など、トータルであなたという人間を選んでくれたんです。
香織(仮名)さんは、こんな経験を語ってくれました。
「私の友達にめちゃくちゃ可愛い子がいて、結婚式に呼ぶか本当に悩んだんです。でも、思い切って夫に『あの子呼んでも大丈夫?』って聞いてみたら『え?なんで?』って不思議そうな顔をされました。『だって絶対可愛いし、目立つじゃん』って言ったら、『俺が好きなのは香織だけだから、他の人なんて全然気にならないよ』って。その言葉で吹っ切れました」
具体的な対策を立てる
それでも不安な気持ちは残りますよね。
そんな時は、具体的な対策を立てておくと安心です。
- 席次表で距離を取る
- 写真撮影の配置を工夫する
- ドレスコードを設定する
たとえば、美人な友人とは適度な距離感を保てる席次にするとか。
集合写真を撮る時は、あなたが中央で友人は端に配置するとか。
または、「白や華やかすぎる色は避けてください」といったドレスコードを設定するのも手です。
さらに、カメラマンさんに事前に「花嫁を一番美しく撮影してほしい」とお願いしておくのもいいかもしれません。
よくある質問
結婚式に美人を呼ぶかどうかの悩みについて、よく寄せられる質問にお答えします。
Q.美人な友人に「地味な服装で来て」と言っていいの?
これは避けた方がいいでしょう。
相手の気持ちを考えると、「そんなに目立つ外見なの?」「私って容姿でしか見られていないの?」と傷つく可能性が高いです。
代わりに、全体のドレスコードとして「カジュアルな装い」や「落ち着いた色合い」を指定するのがおすすめです。
Q.美人な友人が「地味めに参加します」と言ってくれたら信じていい?
はい、信じてあげましょう。
これは相手があなたの気持ちを考えて、自主的に配慮してくれているということ。
むしろ、そんな気遣いができる友人がいることを誇りに思っていいですよ。
まとめ
結婚式に美人を呼びたくない気持ち、本当によく分かります。
でも、それは決して特別な感情ではありません。
むしろ、多くの花嫁さんが通る道。だからこそ、この気持ちとどう向き合うかが大切なんです。
最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
- 美人だけを理由に招待から外すのは周囲の印象が悪くなる可能性大
- 相手の気持ちを考えると、容姿による差別は避けるべき
- 結婚式の主役は花嫁であり、それは容姿に関係ない
- 新郎はあなたの全てを理解して選んでくれた存在
- 具体的な対策を立てることで不安は解消できる
結婚式は、あなたの人生の特別な1日。
誰かと比べる必要なんてありません。
あなたらしく、幸せいっぱいの笑顔で過ごせばいい。
それが何より美しい花嫁の姿なんです。
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