「結婚式に誰も呼ばない」という選択に、胸がモヤモヤしていませんか?
わたしも10年前に結婚式を挙げる前に、その選択肢も頭にあったんですね。
でも「友達を呼ばないのは失礼かな」「職場の人には何て説明したらいいんだろう」って、毎日悩んで悩んで……。
特に気になったのが「非常識だと思われないかな」という不安。
でも、今はその考え方も大きく変わってきているんですよ。
今回はそんなあなたの不安に寄り添いながら、結婚式に誰を呼ぶかという大切な決断について、私の経験も交えながらご紹介していきたいと思います。
- 結婚式のスタイルは自由
- 誰も呼ばないという選択肢もれっきとした選択の一つ
- 親族だけ新郎新婦だけでも、それぞれの事情に応じて素敵な結婚式は叶う
- 大切なのは、おふたりの気持ちを大切にすること
それでは、具体的な内容を見ていきましょう。
結婚式に誰も呼ばないのは非常識?そんな時代はもう終わり
「えっ、誰も呼ばないの?それって非常識じゃない?」
こんな言葉をまわりから言われて、どきっとした経験はありませんか?でも、大丈夫なんです。
むしろ、今はそんな考え方のほうが古いんですよ。
実は、職場の人を結婚式に呼ばないカップルは全体の70%以上。
これって、もはや「普通のこと」になっているんです。
特にここ数年は、リモートワークが増えたり、働き方が変わったりしたことで「職場の人を呼ぶのが当たり前」という考え方は、すっかり昔の話になりました。
わたしの友人の裕子(仮名)も、最初は職場の人を呼ばないことにすごく悩んでいました。
でも実際にフタを開けてみると「うちも呼ばなかったよ~」という先輩の声が続出。
ほっと胸をなでおろしていましたね。
誰も呼ばない選択をするカップルが増えている理由
- プライベートな時間を大切にしたい気持ちが強くなっている
- 仕事とプライベートの境界線をはっきりさせたい
- 予算を新生活に回したい
- 人間関係の気遣いから解放されたい
とくに最近は「自分たちらしさ」を大切にするカップルが増えているんです。
わたしの周りでも「自分たちの価値観を大切にしたい」という声をよく耳にします。
むしろ誰も呼ばない選択には、こんないいことがたくさん
結婚準備の負担がグッと減るんです。
招待状作りや席次表の作成、引き出物選びなど、ゲストを呼ぶと避けられない作業から解放されます。
わたしの友人の恵子(仮名)は、こんなことを言っていました。
「人数が多いと、みんなに喜んでもらおうと考えすぎちゃって。でも、誰も呼ばないって決めたら、なんだかすごく楽になったな」
確かにその通り!準備に追われすぎて、肝心の結婚式を楽しめなくなっちゃうのは本末転倒ですよね。
親族だけの結婚式って、実際どんな感じ?リアルな体験談をお届け
最近、「家族婚」という言葉をよく耳にしませんか?
これは、10人から30人くらいの親族だけを呼んで行う結婚式のこと。
わたしの知り合いも2年前に家族婚を選んだのですが、とっても素敵な式になったんです。
その様子をちょっとだけのぞいてみましょう。
家族婚ならではの魅力、ぎゅっと詰め込んでお届け
妹の結婚式では、新郎新婦のおばあちゃんたちが涙を流して喜んでくれました。
大人数だと、なかなかゆっくり話せない親族とも、たくさんおしゃべりができたんです。
ゆったりした雰囲気の中で、普段は照れくさくて言えない「ありがとう」の気持ちも、しっかり伝えられたそう。
これって、家族婚ならではの魅力かもしれません。
家族婚のメリット、惜しみなくお伝えします
- 予算をグッと抑えられる(会場費や料理代が少人数分で済む)
- 準備の負担が軽くなる(招待状や席次表作りがラクになる)
- 親族とじっくり過ごせる(一人一人としっかり会話できる)
- 自由度が高い(形式にとらわれず、やりたいことができる)
でも、ちょっと気になる点もあるんです
正直なところ、デメリットもあります。わたしの知り合いも、こんな悩みを抱えていました。
「友達を呼べないのは寂しいな…」
「余興がないから、ちょっと盛り上がりに欠けるかも」
「どこまでの親族を呼ぶか、線引きが難しい」
でも、そんな悩みも工夫次第で解決できちゃうんです。
たとえば、結婚式の後で友達を呼んで「1.5次会」をする方法も。
わたしの友人の美香(仮名)は、昼に家族婚をして、夜は友達とカジュアルなパーティーを楽しんでいました。
「両方のいいとこ取りができた!」と、とても満足そうでしたよ。
でも、もちろんデメリットもあります。その詳細はこちらの記事で。
新郎新婦のみでゲストを一人も呼ばない結婚式もある?
結婚式に誰も呼ばないどころか、新郎新婦だけで挙げる選択。
ドキッとするアイデアかもしれませんが、実は素敵な魅力がたくさんあるんです。
わたしの親友の香織(仮名)は、海辺のチャペルでふたりだけの挙式を挙げました。
その時の写真を見せてもらったのですが、まるで映画のワンシーンのよう。
ふたりの表情がとても自然で、幸せいっぱいでした。
ふたりだけの結婚式って、こんな感じです
香織が選んだのは、真っ白なビーチに建つ小さなチャペル。
ドレスは動きやすいシンプルなもの。式の後は、夕陽を背景に写真撮影。
「人の目を気にせず、ありのままの自分でいられた」と彼女は言います。
確かに、写真の中の笑顔は、わたしの知っている等身大の彼女そのもの。
ふたりだけの結婚式、魅力をたっぷりご紹介
- 好きな場所で挙げられる(思い出の場所やリゾート地など)
- 時間を気にせず進行できる(プログラムに縛られない)
- 予算を大幅に抑えられる(新生活の資金に回せる)
- 準備の負担がとっても少ない(招待状も会場装飾も不要)
でも、まわりの反応が気になりますよね
香織も最初は、両親や親族の反応をすごく心配していたそう。
でも、ふたりの気持ちをちゃんと説明したら、意外にもみんな理解してくれたんです。
「そっちのほうが、ふたりらしくていいね」
「写真だけはたくさん撮ってきてね」
むしろ、式後に見せた写真を見て「素敵!」と喜んでくれる人が多かったんだとか。
今では「ふたりの決断は正解だった」と胸を張って言える彼女。
その背中を見て、同じ選択をするカップルも増えているんです。
友達や職場の人を結婚式に呼ばない!そんなときの上手な伝え方
「友達に伝えるタイミングがわからない…」
「職場の人にはどう説明したらいいんだろう…」
結婚式に誰も呼ばないって決めたものの、どう伝えるか悩んでいませんか?
そのコツをたっぷりとお話ししますね。
職場での結婚報告、こんな風に伝えるのがオススメ
まずは、上司への報告から。これが意外と大事なポイントなんです。
わたしの友人の麻衣(仮名)は、こんな風に伝えたそう。
「このたび、結婚することになりました。式は親族だけで行う予定です」
シンプルだけど、はっきりと伝える。これがコツなんです。
伝えるタイミングも大切です
- 結婚が決まったら、まず上司に報告
- その後、仲のよい同僚にも順番に伝える
- 休暇申請の前には必ず報告を済ませておく
- SNSでの報告は、直接の報告が済んでから
実は、多くの会社では「職場の人を呼ばない」というスタイルが当たり前になってきているんです。
わたしが取材した範囲でも、7割以上のカップルが職場の人を呼んでいませんでした。
友達への報告は、こんな風に
友達への報告は、もっとカジュアルでOK。ただし、気を付けたいポイントがいくつかあります。
たとえば、私の知り合いの場合はこんな風に伝えてました。
「実は結婚することになったの。式は家族だけでシンプルにする予定なんだ」
すると、意外な反応が。
「そっちのほうが、いいよね!」
「うちもそうしようかな」
「写真見せてね!」
ホッとするような温かい言葉をもらえたそうです。
気になる後日談、お伝えします
式を挙げた後、職場でどんな反応があったのか、気になりますよね。
わたしの友人の麻衣(仮名)は、式の後に職場で手作りのお菓子を配ったそう。
「おめでとう!」「写真見せて!」と、むしろ温かい声をかけてもらえたんだとか。
「呼ばなかったことで関係が悪くなるんじゃないかって、すっごく心配だったの。でも、それは杞憂だったみたい」
と笑顔で教えてくれました。
結婚式に誰も呼ばない選択。その先にある「新しいカタチ」
わたしが結婚式カウンセラーの方に聞いた興味深いお話があります。
なんと、最近は「誰も呼ばない結婚式」の後に、もうひとつの新しいお祝いの形が生まれているんだそう。
それは「オンラインでのお披露目会」です。
オンラインお披露目会という新しいカタチ
結婚式の写真や動画を、大切な人たちとオンラインで共有する時間を設ける。
そんな新しいスタイルが、静かなブームになっているんです。
わたしの後輩の優子(仮名)は、結婚式から1週間後の夜に、ZOOMでお披露目会を開催したそう。
画面の向こうで友達が「きれいだよ~!」「素敵な式だったんだね!」と声をかけてくれて、式当日とはまた違った温かい気持ちになれたんだとか。
時代が生んだ、新しいお祝いのカタチ
- 場所や時間を気にせず参加できる
- 遠方の友人とも気軽に共有できる
- 仕事帰りでも参加しやすい
- 予算をかけずにみんなでお祝いできる
実は、これって「誰も呼ばない結婚式」の新しい可能性を広げているんです。
「写真を見せながら、ゆっくりおしゃべりできるのがいいよね」
「みんなの予定に合わせやすいから、参加率が高かった」
「式では見せられなかった裏話も話せて楽しかった!」
そんな声が、続々と届いているんです。
これからの結婚式は、もっと自由になっていく
実は、結婚式に誰も呼ばないという選択は、新しい扉を開いているのかもしれません。
形にとらわれず、おふたりらしい方法で愛を祝う。
そして、大切な人たちとその喜びを共有する方法も、自由に選べる。
そんな新しい結婚式のカタチが、静かに、でも確実に広がっているんです。
みんなが気になるQ&A
結婚式に誰も呼ばないことを決めたけれど、まだまだ気になることがありますよね。
わたしのもとにも、たくさんの質問が寄せられています。
その中から、特に多かった質問をピックアップしてお答えしていきますね。
Q. 誰も呼ばない結婚式なのに、写真だけは残したい!どうすればいい?
これは、とってもステキな考えですよね。
わたしの友人のカップルは、プロのカメラマンさんだけをお願いして、思い出の場所で撮影をしたんです。
その写真が素敵すぎて!人前で緊張しがちなお二人の、自然な表情がたくさん残せたそう。
今でも「あの選択は大正解だった」と話してくれます。
ちなみに最近は「フォトウェディング」という選択肢も人気。
衣装もヘアメイクも、プロのスタッフさんにお任せできるんです。
Q. 結婚式を挙げない代わりに、みんなに何かプレゼントした方がいい?
これは、よく聞かれる質問です。
でも、結論から言うと「必要ありません」。
理由は簡単。結婚式は、おふたりの新しい人生のスタートを祝う儀式。
誰かのために挙げるものでもなければ、お返しが必要なものでもないんです。
とはいえ、「気持ちは伝えたい」という方も多いはず。
そんな時は、結婚報告はがきを送るのがおすすめ。
温かいメッセージを添えて送れば、きっと相手にも気持ちが伝わりますよ。
結婚式に誰も呼ばない選択。その先にある「幸せのカタチ」
最後に、わたしからひとつ、大切なメッセージを送らせてください。
結婚式は、けっして「こうでなければならない」というものではありません。大切なのは、おふたりの気持ち。
親族だけで静かに、ふたりきりでシンプルに、オンラインでみんなと。選択肢は、実はたくさんあるんです。
式場探しに追われたり、招待状作りに疲れたり、人間関係に気を遣ったり…。
そんなストレスから解放されて、本当に大切なものに目を向けられる。
それも、結婚式に誰も呼ばない選択の魅力かもしれません。
この記事のポイントを、最後におさらいしておきましょう。
- 誰も呼ばない結婚式は、もはや珍しい選択ではない
- 親族だけの家族婚も、新しい幸せのカタチとして定着
- ふたりだけの結婚式には、特別な魅力がたくさん
- 友達や職場への報告は、早めに丁寧に
- 形式にとらわれず、おふたりらしい方法を
「誰も呼ばない」という選択は、決して特別なことではありません。むしろ、新しい時代の新しい選択として、どんどん広がっているんです。
大切なのは、おふたりの気持ちに正直になること。
そして、その選択に迷いや不安を感じたら、この記事を思い出してください。きっと、背中を押してくれる何かが見つかるはずです。
あなたの結婚式が、心から満足できる素敵な思い出になりますように。
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