「あのー、この日程しか空いてないので、今日中に決めていただかないと…」
こんな言葉を結婚式場で言われたことはありませんか?
私も10年前に結婚式を挙げた時、式場探しでこんな言葉を投げかけられて、すごく焦ってしまいました。
たとえば、休日の昼間の式場見学では4時間も拘束されて、「今日決めてくれたら、特別に○○万円割引します」なんて言われたり。
でも、そんな言葉をうのみにしちゃダメ。
結婚式の空き状況って、実はウソをつかれることもあるんですよ。
結婚は一生に一度の大イベント。
焦って決めてしまうと、きっと後悔することになります。
今回は結婚式場の「本当」の空き状況について、私の経験を元にお話ししていきますね。
- 結婚式場の空き状況は嘘の可能性がある
- 式場選びで後悔しないためには、事前の準備と知識が大切
- 本当の空き状況を知る方法はある
気になるポイントがたくさんありますよね。
順番に、あなたの疑問を解決していきましょう。
結婚式の空き状況で嘘をつかれる場合もある?
「この日しか空いていません」
「人気の会場なので、土日はもうほとんど埋まっています」
式場見学で、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
私も10年前、式場探しをしていた時にそんな風に言われて、焦ってしまいました。
でもね、実は結婚式場の空き状況って、嘘をつかれる場合もあるんです。
たとえば、こんなケースがよくあります。
- 「この日程しか空いていない」と言われたのに、後日問い合わせたら別の日程も空いていた
- 「他のカップルも検討中」と言われて焦って予約したら、実は空いていた
- フェアで10組のカップルが参加していたのに、みんな同じ日程を勧められた
空き状況を確認する時、なぜか担当者は必ずお客さんの目の前ではパソコンを見せないんです。
そして、「確認してきます」と言って10分くらい席を外すんですよね。
おかしいと思いませんか?
パソコンで空き状況が分かるなら、その場で見せれば済む話なのに。
これには理由があるんです。
結婚式場が空き状況で嘘をつく5つの理由
なぜ結婚式場は空き状況について嘘をつくのでしょうか?
その理由は、大きく分けて5つあります。
- 即決を促したい
- 他の式場との比較を避けたい
- 予算の高いカップルを優先したい
- 人気があるように見せたい
- 営業成績を上げたい
結婚式場にとって一番都合が良いのは、その日のうちに契約してくれるお客さん。
だって、他の式場と比較されないし、値引き交渉もされにくいですからね。
「この日しか空いていない」と言われれば、焦って即決してしまうかもしれません。
私の友だちも、そんな風に焦らされて契約してしまい、後で「他の式場も見ればよかった」と後悔していました。
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でも、ちょっと待ってください。
本当に希望の日程は空いていないのでしょうか?
実は、本当の空き状況を調べる方法があるんです。
結婚式場の「本当」の空き状況を調べる方法はある?
結婚式場の空き状況を調べる方法は、大きく分けて4つあります。
- 結婚式場に直接問い合わせる
- 結婚式場検索サイトを使う
- 相談カウンターを利用する
- 友人に依頼して確認してもらう
それぞれの方法について、くわしく見ていきましょう。
結婚式場に直接問い合わせる
式場に直接問い合わせる方法には、4つの手段があります。
- 電話での問い合わせ
- ホームページからの問い合わせ
- メールでの問い合わせ
- 直接訪問
問い合わせる前に、以下の情報は必ず準備しておきましょう。
- 希望の日時
- ゲストの人数
- 予算の目安
これらの情報があれば、より具体的な回答がもらえます。
結婚式場検索サイトを使う
ゼクシィやハナユメなどの結婚式場検索サイトを使うのも、効果的な方法です。
サイトによって空き状況の確認方法が違うので、それぞれ見ていきましょう。
サイト名 | 空き状況の確認方法 |
---|---|
ゼクシィ | 会場別の問い合わせフォームから確認可能 |
マイナビウエディング | 「まとめて空き確認」機能で複数会場に同時確認可能 |
ハナユメ | オンライン相談で確認可能 |
相談カウンターを利用する
結婚式場と提携している相談カウンターを利用するのも、おすすめの方法です。
カウンターのスタッフは元プランナーなど、結婚式のプロ。
空き状況だけでなく、結婚式全般の相談にも乗ってくれます。
友人に依頼して確認してもらう
これが意外と効果的な方法なんです。
たとえば、ブライダルフェアで「この日しか空いていません」と言われたら。
フェアが終わってから1時間後くらいに、友だちに電話で空き状況を確認してもらいましょう。
もし、フェアで「空いていない」と言われた日程が空いていたら…
そう、嘘をつかれていた証拠です。
1年先や不人気日/不人気時間でも結婚式場の予約が埋まっているのはなぜ?
1年以上先の日程なのに「もう埋まっています」と言われることがありますよね。
本当なのでしょうか?
実は、これには理由があるんです。
結婚式場の営業戦略
結婚式場には、以下のような営業戦略があります。
- 焦らせて即決を促す
- 予算の高いカップルを優先する
- 空き状況の確認プロセスを非効率にする
特に、空き状況の確認プロセスには要注意。
なぜか10~15分も待たされるのは、その間に何かしらの操作をしている可能性があるんです。
実際の状況
本当のところ、こんな状況なんです。
- 1年以上先の日程は、ほとんどの場合空いている
- 不人気な日時は予約が取りやすい
- 閑散期は予約が少ない
たとえば、以下の時期は比較的空いています。
- 12月~2月の冬季
- 6月の梅雨時期
- 8月の暑い時期
希望日時で結婚式場を予約する4つのコツ
それでは、希望の日時で結婚式を挙げるためのコツをお伝えしましょう。
早期予約のすすめ
1年半から1年以上前から動き出すのがベスト。
人気の日程は早く埋まるので、早めの行動が重要です。
予算は多めに確保
人気の日取りや特別な日程は、割引が適用されにくいもの。
十分な予算を確保しておくと、選択肢が広がります。
複数の候補日を用意
第一希望の日程が埋まっている可能性に備えて、複数の候補日を準備しましょう。
情報収集を怠らない
口コミサイトやSNSで式場の評判を確認するのも大切です。
見学時の質問リストを準備しておくと、スムーズな予約につながります。
以上が、希望日時で結婚式場を予約するコツです。
よくある質問
結婚式場の空き状況について、よくある質問にお答えしていきます。
Q.空き状況は嘘か本当か、見分ける方法はありますか?
見分ける方法はいくつかあります。
- 適当な日にちを記念日と伝えて、空き状況を確認する
- 友人に依頼して結婚式場に確認してもらう
- 希望している日程がダメだったと嘘をつく
- 1年以上先の空き状況を聞いてみる
これらの方法で、ある程度は真偽が分かります。
Q.嘘をつく結婚式場でも成約して大丈夫ですか?
空き状況について嘘をつく結婚式場は、残念ながら珍しくありません。
業界的に契約を取るための手段として使われているんです。
ただし、以下の点は確認しましょう。
- 接客態度は良いか
- スタッフの雰囲気は信用できるか
- 他の対応に問題はないか
これらに問題がなければ、契約しても大丈夫です。
まとめ
結婚式場の空き状況について、私の経験を元にお話ししてきました。
最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。
- 結婚式場の空き状況は必ずしも真実とは限らない
- 本当の空き状況は様々な方法で確認が可能
- 1年以上先の日程は基本的に空いている
- 早めの準備と情報収集が大切
- 複数の候補日を持っておくと安心
結婚式は人生の大切なイベント。
焦って決めずに、じっくりと選んでくださいね。
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