結婚式のキャンセル料は1人当りどれくらいになるのか、頭を悩ませるところですよね。
私も結婚式を挙げたときに、直前になって数名のゲストから「急に体調を崩して出席できなくなった」という連絡をもらって、どうしようかと困った経験があります。
結論から先にお伝えしますね!
- 結婚式のキャンセル料は時期によって大きく変わる
- 直前のキャンセルは1万円以上の負担が発生することも
- 欠席するゲストにキャンセル料を直接請求するのはマナー違反との見方が一般的
- 欠席する場合でもご祝儀を贈るのがマナー
今日はこの悩みをすっきり解決するために、キャンセル料について徹底解説します。
実際に結婚式を経験した私の体験談も交えながら、具体的な対処法をご紹介していきますね。
結婚式のキャンセル料は1人当りいくらになる?
結婚式って準備が大変なだけじゃなく、直前のキャンセルが出ると「あれ?このキャンセル料どうなるの?」って焦りますよね。
私の友人の結婚式でも、インフルエンザが流行って数人が直前にキャンセル。そのとき初めて「キャンセル料って意外と高額なんだ…」と知りました。
キャンセル料の相場は、キャンセルする時期によって大きく変わってきます。参考までに、一般的な結婚式場でのキャンセル料の目安をまとめてみました。
キャンセル時期 | キャンセル料率 | 1人あたりの負担額(目安) |
---|---|---|
30日前まで | 0~10% | 0~2,000円程度 |
20日前~8日前 | 20~30% | 4,000~6,000円程度 |
7日前~2日前 | 50~70% | 10,000~14,000円程度 |
前日~当日 | 80~100% | 16,000~20,000円程度 |
これを見ると、ほんとビックリするくらい高額になりますよね。
特に直前になればなるほど、料理や引き出物のキャンセルが間に合わなくなるため、負担額が大きくなります。
キャンセル料が発生する項目
キャンセル料っていうと漠然としていますが、実際には何に対してお金がかかるのかを知っておくと、イメージがしやすいですよね。
私も結婚式の準備中に「キャンセルってどんな費用が発生するの?」と疑問に思ったことがあります。
結婚式のキャンセル料が発生する主な項目は以下の通りです。
- 料理代(1人8,000~15,000円程度)
- 引き出物代(1人3,000~7,000円程度)
- 席札・席次表の作り直し代(場合による)
- ウェルカムボードなどの装飾品の修正代(場合による)
特に料理代は、結婚式場が仕入れをしてしまった後だと、全額負担になることが多いんです。
友人の結婚式では、当日キャンセルが出て、料理はすでに用意されていたので、結局その分は新郎新婦の負担に。
「もったいないなぁ」と思いましたが、料理は作り置きできないものですからね。
キャンセル料が発生しにくい時期
じゃあ、いつまでならキャンセル料を抑えられるの?という疑問も湧いてきますよね。
実は、キャンセル料が発生しにくい時期というのもあるんです。
一般的には、結婚式の1ヶ月前までであれば、キャンセル料がかからないか、かかっても少額で済むことが多いです。
これは、まだ料理の発注や引き出物の準備が本格化していない時期だからなんですね。
私の結婚式では、1ヶ月半前にキャンセルが出たときは、特に追加料金は発生しませんでした。
でも、式場によって規定が異なるので、必ず事前に確認することをおすすめします。
パーティーの成功と同時に、無駄な出費を抑えるためにも、早めの連絡が大切ってことですね。
【ゲスト側の視点】結婚式を直前に欠席する場合、キャンセル料を払うべき?
急な用事や体調不良で結婚式に出られなくなってしまったとき、「キャンセル料って払うべきなの?」と迷いますよね。
私も友人の結婚式を前日に欠席することになったとき、とても悩みました。
結論から言うと、日本の慣習では、キャンセル料を直接支払うのではなく、ご祝儀を贈ることでその気持ちを示すのが一般的です。
でも、状況に応じた対応が大切なので、詳しく解説していきますね。
直前キャンセルの場合のマナー
結婚式の直前になって欠席することになったら、どう対応すべきなのでしょうか。
私の経験では、まず大切なのは「すぐに連絡する」ということ。
電話やLINEですぐに新郎新婦に連絡して、事情を説明し、心からお詫びすることが最優先です。
メールだと気づかれないこともあるので、確実に伝わる方法を選びましょう。
直前キャンセルの場合のマナーとして以下の点に注意すると良いでしょう。
- できるだけ早く連絡する
- 直接電話で謝罪の気持ちを伝える
- 事情を正直に、でも簡潔に説明する
- ご祝儀の対応について触れておく
友人の結婚式を欠席したときは、電話で「本当に申し訳ない」という気持ちを率直に伝えました。
相手も「体調が悪いなら無理しないで」と言ってくれましたが、やはり申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ご祝儀の対応
直前に欠席することになった場合、ご祝儀はどうすべきなのでしょうか。
これは多くの人が悩むポイントだと思います。
結婚式のキャンセル料を考えると、基本的には「出席するつもりだった場合と同額のご祝儀を贈る」のが望ましいとされています。
特に直前のキャンセルだと、新郎新婦にキャンセル料の負担が生じているため、その分の気持ちを込めるのがマナーです。
ご祝儀の渡し方としては、以下のような選択肢があります。
- 結婚式当日までに新郎新婦や仲介者に渡す
- 結婚式後に改めて会って渡す
- 郵送する(現金書留で送付)
私が前日キャンセルしたときは、当日までに間に合わなかったので、式の翌週に改めて新郎新婦の家を訪ねて、ご祝儀と一緒に小さなプレゼントを持っていきました。
心からのお詫びと、お祝いの気持ちを伝えることができて良かったと思っています。
キャンセルの理由別の対応
キャンセルする理由によっても、対応が少し変わってくることがあります。
避けられない理由なのか、単なる予定の変更なのかで、相手の受け取り方も変わるものです。
例えば、急な体調不良や家族の不幸など、避けられない理由でのキャンセルなら、多くの人は理解してくれるでしょう。
一方、「他の予定ができた」「行くのが面倒になった」などの理由だと、相手を傷つけてしまう可能性があります。
理由別の対応のポイントをまとめました。
- 体調不良:無理して参加しないことを理解してもらい、回復後に改めてお祝いの気持ちを伝える
- 急な仕事:仕事の重要性を簡潔に説明し、誠意を持って謝罪する
- 家族の事情:詳細は伝える必要はないが、やむを得ない事情であることを伝える
私の友人は出産間近で結婚式を欠席することになり、事前に「もし当日になって行けなくなったらごめんね」と伝えておいたそうです。
結果的に欠席することになりましたが、事前のコミュニケーションがあったおかげで、新郎新婦も理解してくれたとのこと。
状況に応じた誠実な対応が、何よりも大切なんだと感じました。
【新郎新婦側の視点】結婚式のキャンセル料を欠席したゲストに請求していい?
結婚式を準備している側からすると、直前のキャンセルは頭を悩ませる問題ですよね。
私も「せっかく招待したのに…」と残念に思ったことがあります。
でも、キャンセル料を請求するべきなのかどうか、とても難しい問題です。
この問題について、様々な角度から考えてみましょう。
キャンセル料を請求することのメリットとデメリット
まず、キャンセル料を請求することで得られるメリットとデメリットを考えてみましょう。
正直なところ、金銭的な負担が減るというメリットはありますが、それ以上に人間関係に影響するデメリットが大きいことが多いです。
私の友人は直前キャンセルした人にキャンセル料を請求して、その後の関係がぎこちなくなってしまったと後悔していました。
キャンセル料請求の判断材料として、以下のポイントを考慮してみてください。
- 相手との関係性がどの程度親しいか
- キャンセルの理由に正当性があるか
- 今後も付き合いが続く相手かどうか
- 経済的な負担がどの程度大きいか
特に親しい友人や家族の場合は、お金よりも関係性を優先した方が長い目で見ると良いことが多いです。
一時的な経済的負担と、長期的な人間関係。
どちらを優先するかは、それぞれの状況によって判断が必要です。
日本のマナーとしての考え方
日本の結婚式の文化やマナーとして考えると、キャンセル料を直接請求するのはあまり一般的ではありません。
これは、結婚式が「ゲストをもてなす場」という考え方が根底にあるからです。
私が結婚式場のスタッフに相談したときも

一般的には請求しないケースが多いですね
と言われました。
日本の結婚式文化における考え方は以下のようなものです。
- 結婚式は新郎新婦がゲストをおもてなしする場
- 招待した以上、多少のリスクは想定内と考える
- ご祝儀で気持ちを示してもらうことが慣習
- 人間関係を壊さないことを優先する
特に日本では「空気を読む」ことや「角が立たないようにする」ことが重視されるため、キャンセル料の直接請求はあまり行われません。
もちろん、状況によっては請求することも選択肢の一つですが、日本独特の文化的背景を理解した上で判断するといいでしょう。
代替案と建設的な解決策
キャンセル料を直接請求する以外にも、様々な対応方法があります。
私の場合は、直前キャンセルがあったとき、「また別の機会に会おうね」と前向きな声かけをしました。
すると後日、欠席した友人から心のこもったプレゼントとご祝儀をもらい、むしろ関係が深まったように感じました。
建設的な解決策としては、以下のような方法が考えられます。
- ご祝儀を贈ってもらえるよう、さりげなく伝える
- 後日、二人だけの食事会などの代替案を提案する
- 欠席の理由に理解を示し、相手の気持ちに配慮する
- キャンセルによる料理などを、他のゲストにお持ち帰り用として提供する
直接的な請求ではなく、お互いの気持ちを尊重した対応が、結果的に良い関係を築くことにつながります。
結婚式は人生の大切な節目のイベント。
この日をきっかけに人間関係が悪化するのではなく、むしろ絆が深まるような対応ができると素敵ですね。
結婚式のキャンセル料は1人当りどれくらい?のまとめ
今回は結婚式のキャンセル料は1人当りどれくらいなのか、様々な角度から解説してきました。
結婚式は一生に一度の大切なイベントだからこそ、キャンセルが発生したときの対応は本当に悩ましいものですよね。
私自身の経験からも、お金の問題よりも人間関係を大切にする選択が、長い目で見ると幸せにつながることが多いと感じています。
最後にもう一度、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 結婚式のキャンセル料は時期によって大きく変わる(直前だと1人2万円前後になることも)
- ゲスト側は直接キャンセル料を支払うのではなく、ご祝儀を贈るのがマナー
- 新郎新婦側はキャンセル料を直接請求するよりも、建設的な解決策を考えるのが得策
- どんな場合も、早めの連絡と誠意ある対応が大切
結婚式のキャンセル料は1人当たりの金額で考えると大きな負担になりますが、それ以上に大切なのは人と人との繋がりです。
お金の問題はいつか解決しますが、大切な人との関係は簡単には修復できないこともあります。
だからこそ、お互いの立場を思いやる気持ちを忘れずに、誠実に対応することが何よりも大切なんですね。
皆さんの結婚式が素敵な思い出になりますように!
コメント