結婚式の準備で迷うのが、記録ビデオの有無。私も10年前、すごーく悩んだんです。
「記録ビデオって、本当に必要なのかな?」
「あとで見返す機会なんてあるのかな?」
「スマホで友達が撮ってくれればそれで十分じゃない?」
きっとあなたも、同じような気持ちで悩んでいるんじゃないでしょうか。
実は、私も結婚式のビデオ撮影を「なくていいかな~」って思っていたんです。
でも今となっては、残してよかった!と心から思っています。
たとえば、新婦から両親への手紙。あの時の両親の表情や、私の声の震え。写真では残せない、あの瞬間の空気感が映像にはしっかり残っているんです。
それに、結婚式当日って本当にあっという間。私もバタバタしていて、ゲストの皆さんの表情まで見る余裕がなかったんです。
でも、あとからビデオを見返すと「あ!あの時こんな素敵な笑顔を見せてくれてたんだ!」って新しい発見があったり。
こんな風に、結婚式のビデオ撮影には3つの大切な意味があります。
- 写真では残せない”空気感”を記録できる
- 当日気づかなかった瞬間を後から発見できる
- 大切な人と思い出を共有できる形に残る
でも、もちろんビデオ撮影が絶対必要!というわけではありません。
この記事では実際の体験談をもとに、あなたにとってビデオ撮影が必要かどうかを一緒に考えていきたいと思います。
結婚式のビデオ撮影をしないと後悔する?先輩花嫁の本音
「ビデオなんて、あとで見ることないでしょ?」
そう思っていた麻美さん(仮名)は、結婚式から3年たった今、こう話します。
「おじいちゃんが、お祝いの言葉を贈ってくれたんです。でも今は、もうこの世にいない…。あの時の声や表情を映像に残しておけばよかった。それが一番の後悔です」
実は、結婚式のビデオ撮影をしなかったことを後悔している花嫁さんって、すっごく多いんです。
先輩花嫁にアンケートを取ったところ、ビデオ撮影をしなかった人の約7割が「撮っておけばよかった…」と感じているという結果に。
特に多かった後悔の声を紹介します。
- 「両親への手紙を読んでいる時の様子を残せなかった」
- 「友人のスピーチを映像で残せなかった」
- 「参列できなかった親戚に見せてあげられない」
- 「子どもが生まれてから、見せてあげたいと思うように」
でもね、みんながみんな後悔しているわけじゃないんです。
むしろ「撮らなくて正解!」という声だってあるんです。
結婚式のビデオ撮影をしたほうがいい人、しないでも後悔しない人の特徴
じゃあ、どんな人が撮影をしておいたほうがいいのでしょうか?
私の経験と、たくさんの先輩花嫁の声をもとに、タイプ別に整理してみました。
ビデオ撮影をしたほうがいい人の特徴
- 遠方に住む大切な家族や友人がいる
- 結婚式に対する思い入れが強い
- 感動的な演出やスピーチを予定している
- 将来、子どもに見せたいと思っている
- 家族や友人と思い出を共有したい
「うちは遠方のおばあちゃんが体調を崩して出席できなかったの。でも後日、ビデオを見せたら、まるで会場にいたかのように喜んでくれて…。あの笑顔が見られただけでも撮影して良かったって思いました」
(優子さん・仮名)
ビデオ撮影をしなくても後悔しない人の特徴
- シンプルな式を予定している
- 演出やスピーチが少ない式スタイル
- 写真でしっかり残せばそれで十分と考えている
- 映像を見返す習慣がない
- 予算を他の項目に回したい
「私たちは、家族だけの小さな会食スタイル。特別な演出もなかったから、写真だけで思い出は十分残せました。その分の予算を、新婚旅行に回せて大正解でした!」
(香菜さん・仮名)
素人がスマホで撮影する動画とプロが撮影する動画、どう違うの?
「友達がスマホで撮ってくれればいいじゃん!」
そう思いますよね。私も最初はそう考えていました。
でも、実際にはこんな違いがあるんです。
比較項目 | プロカメラマン | スマホ撮影 |
---|---|---|
手ブレ | 専用機材で安定 | 揺れやすい |
音声 | クリア | 周囲の雑音が入りやすい |
アングル | 最適な位置から撮影 | 限られた位置からの撮影 |
編集 | プロの編集技術 | 編集なし or 簡易編集 |
「友人に撮影を頼んだんですけど…会場が暗くて全然映ってなかったり、手が震えてブレブレだったり。特に手紙を読んでいる場面は、せっかくの感動的な瞬間なのに音声が聞き取れなくて…」
(恵理さん・仮名)
これって、よくある失敗パターンなんです。
でもね、だからといってプロに頼むしかない!というわけでもありません。
実は、最近はスマホでも工夫次第でそれなりのクオリティの動画が撮れるんです。
スマホで撮影する場合の3つのコツ
- 三脚を使って固定する
- マイクを追加して音声をクリアに
- 撮影する場面を厳選する
特に大切なのが「撮影する場面を厳選する」こと。
たとえば、「両親への手紙を読むシーン」や「友人からのサプライズ」など、特別な瞬間だけに絞って撮影を依頼するのがおすすめです。
実際、結婚式のビデオって後で見返す機会はある?
これ、すっごく気になりますよね。
正直に言うと、毎日見返すことはないです。でも、こんな時にはしっかり活躍してくれるんです。
結婚式ビデオを見返すシチュエーション
- 結婚記念日
- 両親の誕生日
- 友人が結婚する時
- 子どもが生まれた後
- 遠方の親戚が遊びに来た時
「最初の1年は月イチくらいで見返してたかな。2年目以降は年に1-2回くらい。でも子どもが生まれてからは、『ママとパパの結婚式見たい!』ってよく言われるようになって。家族で見る機会が増えました」
(佳奈さん・仮名)
意外と見返す機会って多いんです。
特に、結婚式から時間が経てば経つほど、映像の価値は高まっていく感じ。
それに、全編をじっくり見なくても、ちょっとした空き時間に好きなシーンだけをサッと見返せるのも、ビデオならではの良さです。
後悔しない結婚式のビデオ撮影を注文するコツ
ここからは、私の経験から導き出した「後悔しないビデオ撮影」を注文するコツをお伝えします。
1. まずは予算から逆算する
結婚式の予算って、どんどん膨らんでいきがちですよね。
私も当初の予算をオーバーしてしまって、夫に怒られちゃいました(汗)
だから、最初に「ビデオ撮影にいくら使えるか」をハッキリさせることが大切です。
2. 撮影シーンを絞る
フルバージョンじゃなくても、大切なシーンだけを撮影する「ピックアップ撮影」という方法もあります。
私の場合は、挙式と両親への手紙のシーンだけ撮影をお願いしました。
その分、予算も抑えられて一石二鳥♪
3. 外部カメラマンの活用を検討する
式場指定のカメラマンだと費用が高額になりがち。
外部のカメラマンを利用すれば、同じクオリティでもグッとお手頃に。
ただし!持ち込み料が発生する場合もあるので、事前に式場に確認するのを忘れずに。
よくある質問
結婚式のビデオ撮影について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えします。
Q. 撮って出しエンドロールと記録ビデオ、どっちがおすすめ?
これは、目的によって使い分けがおすすめ。
撮って出しエンドロールは、その日のうちに編集して披露宴で流すので、ゲストへのサプライズ演出として効果的。
一方、記録ビデオは結婚式全体をしっかり残したい場合に向いています。
予算に余裕があれば両方あると理想的ですが、どちらかを選ぶなら「記録ビデオ」をおすすめします。
撮って出しエンドロールは当日の演出としては素敵ですが、後から見返す機会は少ないんです。
Q. 撮影時間が長いと料金は上がる?
基本的には、撮影時間が長くなるほど料金も上がります。
でも、最近は「挙式だけ」「披露宴だけ」といった部分撮影のプランも増えてきているんです。
フルパッケージじゃなくても、自分たちが残したいシーンだけを選んで撮影することができますよ。
まとめ:結婚式のビデオ撮影、あなたはどうする?
ここまで、結婚式のビデオ撮影について詳しくお伝えしてきました。
最後に、ビデオ撮影の判断ポイントをまとめておきます。
- 写真では残せない「音声」や「空気感」を大切にしたい場合は必須
- 遠方の親族や友人と思い出を共有したい場合はあったほうが◎
- 予算や式のスタイルによっては、必ずしも必要ない
- スマホ撮影でも工夫次第でそれなりの映像は残せる
- 外部カメラマンの利用で費用を抑えられる可能性も
結婚式のビデオ撮影、迷っているなら「撮る」ことをおすすめします。
なぜなら、撮影して後悔する人はほとんどいないけれど、撮影しないで後悔する人は意外と多いから。
でも最終的には、あなたとパートナーの価値観が一番大切。この記事を参考に、ぜひお二人でじっくり話し合ってみてくださいね。
コメント