結婚式の写真撮影は失礼にならないか、その判断はけっこう難しいものですよね。
友だちの大切な一日を写真に残したい気持ちはあるけれど、撮影がマナー違反になってしまわないか慎重になる人も多いハズ。
実は、わたしは10年前に自分の結婚式を挙げた時、ゲストの写真撮影に関するトラブルを経験しました。
せっかくの思い出の一日が台無しになってしまうのは、新郎新婦にとってもゲストにとってもとても悲しいことです。
そこで今回は、結婚式での写真撮影について、わたしの経験や知識をもとにお話ししていきたいと思います。
結婚式で写真撮影をする時に、特に気をつけたいポイントは以下の3つです。
- 式場のルールや撮影が禁止されているエリアを事前に確認
- プロのカメラマンの邪魔にならないよう配慮
- SNSへの投稿は必ず新郎新婦の許可を得る
これらのポイントを押さえておけば、安心して写真撮影を楽しむことができますよ。
では、具体的な注意点を詳しく見ていきましょう。
結婚式で写真撮影が失礼になってしまう場面
結婚式での写真撮影って、ドキドキしますよね。
わたしも最初は「どんな時に撮っていいの?」「これって失礼かな?」とずっと悩んでいました。
実は、写真撮影が失礼になってしまう場面がいくつかあるんです。
新郎新婦の大切な一日を台無しにしないためにも、ここはしっかり押さえておきたいポイント。
まずは、特に気をつけたい場面をご紹介しますね。
挙式中の撮影は要注意!
挙式中の撮影は、とくに気を付けたい場面の一つです。
神前式や教会式では、撮影が禁止されていることが多いんです。
わたしの結婚式の時も、ゲストの方にお願いしたのですが、どうしても撮りたい気持ちが抑えられなかったのか、フラッシュをたいて撮影する方がいらっしゃいました。
せっかくの厳かな雰囲気が台無しになってしまって…。
神聖な誓いの瞬間だからこそ、カメラのフラッシュや音で雰囲気を壊さないよう気をつけたいですよね。
プロのカメラマンにお任せして、自分の目でしっかりと思い出を残すのがおすすめです。
プロカメラマンの撮影中に邪魔をする
結婚式には、新郎新婦が手配したプロのカメラマンがいることがほとんど。
でも、撮影に夢中になりすぎて、知らず知らずのうちにプロカメラマンの邪魔をしてしまうことがあるんです。
たとえば…
- カメラマンの前に立って撮影する
- カメラマンが撮影している最中に割り込んでスマホを構える
- フラッシュをたいてプロの撮影の邪魔をする
これって、新郎新婦が後々見返す大切な写真の質を落としてしまう可能性があるんです。
ゲストとしては絶対に避けたい行動ですよね。
食事中や歓談中に無遠慮に撮る
ゲストが食事を楽しんでいる最中の撮影も、要注意です。
わたしの結婚式でも、食事中にスマホを向けられて困っていたゲストがいました。
人によっては「食事中の写真は撮られたくない!」という方もいらっしゃいます。
特に他のゲストが写り込む場合は、その人たちの同意を得ることがとても大切なんです。
思わずため息…結婚式で目にした失礼な撮影の数々
結婚式で写真を撮る時って、みなさんどんな風に撮っていますか?
わたしは自分の結婚式の時、ゲストの写真撮影に関するちょっとした出来事があって、今でも心に残っているんです。
今回は、実際に目にした「ちょっと困ったな…」という撮影の様子をご紹介します。
わたしたちゲストが気をつけたい、そんなエピソードをお話ししますね。
式の厳かな雰囲気が一気に崩れる瞬間
挙式中、とくに困ってしまうのが不適切なタイミングでの撮影。
たとえばこんな場面…
- 誓いの言葉を交わしている真剣な瞬間に大きな音を立てて撮影
- 新郎新婦の入場時に通路に飛び出して撮影
- みんなが静かに聞き入っているスピーチ中にフラッシュをたく
このような行動は、式の雰囲気を壊してしまうだけでなく、新郎新婦や他のゲストの集中を乱してしまう可能性があるんです。
プライバシーへの配慮が足りない撮影
プライバシーを考えると「うーん…」と首をかしげたくなる撮影も。
わたしの結婚式でも、こんなことがありました。
- メイク中など私的な瞬間を了承なく撮影
- 他のゲストを無断で撮影してSNSに投稿
一般の招待客を顔がはっきり写った写真を勝手にSNSに上げるのはマナー違反ですね。
プロカメラマンとのトラブル続出
新郎新婦が費用をかけて依頼したプロカメラマンの邪魔をしてしまう場面も。
たとえばこんな感じです。
- ケーキ入刀の瞬間、カメラマンの前に立ちふさがる
- お色直し後の入場シーンで通路をふさいでスマホ撮影
- 集合写真撮影中に後ろからスマホを掲げる
プロの撮影を妨げることで、新郎新婦が後々見返す大切な写真の質を落としてしまう…。そんな残念な結果になりかねません。
結婚式場に持ち込めるカメラ、避けたいカメラ
結婚式にカメラを持って行くとき、みなさんはどんな基準で選んでいますか?
わたしも何度もお呼ばれした経験から、持ち込みカメラについてはいろいろと考えさせられてきました。
今回は、会場に持ち込んでもOKなカメラと、できれば避けたいカメラについてお話ししますね。
持ち込んでもOKなカメラの基準
まずは、会場に持ち込んでも問題ないカメラをご紹介します。
- 小さなコンパクトデジタルカメラ
- スマートフォン
- コンパクトなミラーレスカメラ
これらは比較的小さく、目立たないので、式の雰囲気を壊すことなく使用できます。
ゲストとしては、このあたりのカメラを選んでおくと安心ですね。
できれば避けたいカメラたち
反対に、持ち込むと周りに迷惑をかけてしまう可能性があるカメラも。
- 大きな一眼レフカメラ
- 長いレンズを付けたカメラ
- 三脚やフラッシュなどの大きな撮影機材
これらは式の進行を妨げたり、他のゲストの視界を遮ったりする可能性があるので避けたほうが無難です。
わたしの結婚式でも、大きな一眼レフカメラを持ち込んだゲストがいて、挙式中にシャッター音が気になってしまったことがありました。
会場ごとに異なるルール
実は、結婚式場によってカメラの持ち込みルールが違うんです。たとえばこんな感じ。
式中の撮影を全面的に禁止 | 厳かな雰囲気を大切にする会場に多い |
---|---|
プロカメラマン優先 | ゲストの撮影は控えめにしてほしいと要請 |
撮影フリー | 特に制限なく自由に撮影OK |
事前に招待状やウェブサイトでカメラについての指示がないかチェックしておくと安心です。
もし分からないことがあれば、新郎新婦や式場に直接問い合わせるのがベストですよ。
結婚式の写真、その後の扱い方で起きるトラブル
結婚式で撮影した写真って、その後どうしていますか?
わたしの周りでも、写真の取り扱いをめぐってちょっとした波紋が広がったことがありました。
今回は、せっかく撮った写真の扱い方で起こりがちなトラブルについてお話ししますね。
SNSでの投稿トラブル
写真をSNSに投稿する時は、要注意。
わたしの友人の結婚式でも、こんなトラブルが起きてしまいました。
- 新郎新婦に無断で写真を投稿
- 演出中の失敗した瞬間の写真を共有
- 写真を過度に加工して雰囲気を変えてしまう
「みんなに見てもらいたい!」という気持ちはわかりますが、新郎新婦の大切な思い出を勝手に公開するのは避けたいですね。
写真の保管方法にも気をつけて
せっかく撮影した写真は大切に保管したいもの。でも意外と、こんなトラブルも。
- 写真を長期間保管せずに削除
- 写真を商業目的で使用
- 新郎新婦以外の人物にフォーカスを当てた写真を多く共有
結婚式の主役はあくまでも新郎新婦。その視点を忘れずに写真を扱いたいですね。
写真の共有時のマナー
写真を共有する時も気をつけたいポイントがたくさん。
たとえばこんな場面です。
- 他のゲストのプライバシーに配慮せずに共有
- 不適切なコメントやタグ付けをする
- 撮影者の許可なく写真を使用
自分が面白いと思ったからといって許可を取っていない他人の写真を勝手にアップするのは絶対ダメですね。
写真の活用アイデア
結婚式の写真、実はこんな素敵な使い方もあるんです。
わたしの経験からおすすめなのは、新郎新婦に喜んでもらえる写真の残し方。たとえば…
- ゲストならではの視点で撮った自然な表情の写真をプレゼント
- 両親の幸せそうな笑顔をこっそり撮影してサプライズ
- 会場の装飾や料理の写真で、忙しくて見られなかった部分を残す
まとめ
結婚式での写真撮影って、ゲストとしては楽しみの一つですよね。
わたしたちゲストにできることは、新郎新婦の大切な一日に寄り添いながら、思い出に残る写真を上手に残していくこと。
式場でのマナーを守りながら、プロのカメラマンとも協力して、素敵な瞬間を切り取っていきたいものです。
最後に、結婚式で写真が失礼にならないためのポイントをまとめておきましょう。
- 挙式中の撮影は会場のルールに従う
- プロカメラマンの撮影を最優先
- 食事中や歓談中の撮影は周囲に配慮
- 持ち込むカメラは小型のものを選択
- SNSへの投稿は新郎新婦の許可が必須
- 一般のゲストの写真は本人の了承なく共有しない
- 写真の保管・活用は新郎新婦の意向を尊重
思い出の写真は、撮る時も撮った後も、みんなの笑顔が続いていくように。
そんな気持ちを忘れずに、結婚式での撮影を楽しみたいですね。
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