「えっ?私と同じ結婚式場で式を挙げるの…?」
そう友だちから聞かされたとき、きっとあなたはショックを受けたはずです。
だって、せっかく見つけた「ここで結婚式を挙げたい!」と思う素敵な会場。でも友だちがそこで式を挙げることになったなんて…。
「これって諦めるしかないの?」「友だちと同じ会場でも大丈夫かな?」って悩んじゃいますよね。
私も10年前に同じような経験をしています。友だちと結婚式場がかぶってしまい、どうしようか本当に悩みました。
でも大丈夫!今回は結婚式場が友だちとかぶってしまった時の対処法を、先輩花嫁さんたちの経験談も交えながら紹介していきますね。
この記事を読めば以下のことが分かります。
- 結婚式場が友だちと同じでも問題ない理由
- 友だちとかぶらないようにする具体的な工夫のしかた
- プランナーさんに相談するときのポイント
- 実際に乗り越えた先輩花嫁さんたちの声
それでは、具体的な対策をお伝えしていきますね。
結婚式場が友人と同じは嫌?みんなの本音と意外な事実
「同じ式場なんて絶対いや!」
そんな風に思うのは、とても自然な感情なんです。
でも、実は意外なことに「気にしない」という声も少なくないんですよ。
たとえば、陽子さん(仮名)は友だちと2週間違いで同じ式場を予約してしまったそう。
「最初は本当に悩みました。でも、プランナーさんと相談しながら、ふたりらしい演出を考えていったら、同じ会場でもまったく違う雰囲気の素敵な結婚式になりましたよ」
むしろ、先に結婚式を挙げた友だちからアドバイスをもらえたり、会場の下見に行った時の感想を共有できたりと、プラスに働くこともあるんです。
でも、やっぱり気になる人もいるのが事実。
みほさん(仮名)は「式場探しの時から、友だちが挙げた会場は候補から外していきました。同じ会場なら、どうしても比べられちゃいそうで…」とポツリ。
気持ちは人それぞれ。でも、そんなみんなの声をもう少し具体的に見ていきましょう。
気にならないと答えた人の理由
- 式場が素敵なら、むしろ友だちの目を通して良さを確認できる
- 同じ会場でも、装飾や演出で全然違う雰囲気に
- 友だちと情報交換ができて心強い
- プランナーさんも気を使ってくれる
- 地方では式場の選択肢が限られているため、むしろ普通のこと
気になると答えた人の理由
- 比較されるのが嫌
- 同じゲストが参加する場合に心配
- オリジナリティにこだわりたい
- 料理や演出が被るのが気になる
- 友だちに申し訳ない気持ちになる
ただし、ここで大切なのは「正解」がないということ。
あなたの気持ちが一番大切なんです。気にならないなら、そのまま進めればOK。
でも、もし気になるなら、次の段落で紹介する対策を参考にしてみてくださいね。
私が気になってた結婚式場で友達が先に挙げることに…そんな時の決断ポイント
あなたがずっと憧れていた結婚式場。
なのに、なんと友だちがそこで先に挙げることになったら…。
ドキッとしますよね。私も実は10年前、まさにその立場でした。
「もう他の会場にしようかな…」って思った瞬間もあったんです。でも、ちょっと待って!
諦める前に、以下のポイントをチェックしてみましょう。
まずは冷静にチェック!諦める前の確認ポイント
- その式場が気に入った理由は何だったか
- 友だちの結婚式と時期がどのくらい離れているか
- 共通のゲストはどのくらいいるか
- 会場内に複数の披露宴会場はないか
- 自分たちの希望する演出は可能か
たとえば美嘉さん(仮名)の場合。
「私が欲しかった会場を、なんと親友が予約したんです。最初は凹みましたが、よく考えたら私は和装で神前式、友だちはドレスでチャペル式。まったく違う雰囲気になりそうだったので、そのまま進めることにしました」
一方、里奈さん(仮名)はこんな経験も。
「友だちと3週間しか違わない日程で、しかも共通のゲストが20人以上。さすがに厳しいかなと思って、思い切って式場を変更したんです」
式場変更を考えた方がいい場合
- 友だちの式とわずか1~2週間しか離れていない
- 共通のゲストが多く、短期間での参列が難しそう
- 会場の雰囲気を変えるのが難しい
- 自分たちの理想とする演出ができない
そのまま進めてもOKな場合
- 時期が3ヶ月以上離れている
- 共通のゲストが少ない
- 挙式スタイルや会場の雰囲気を変えられる
- プランナーさんが協力的
大切なのは「自分たちらしさ」が出せるかどうか。
友だちと同じ会場でも、演出やコーディネートで全く違う空間を作り出すことは可能なんです。
でも、もし窮屈に感じるなら、思い切って会場を変えるのも賢明な選択。
結婚式は一生の思い出になる大切な日。自分の気持ちに正直に向き合って決めてくださいね。
友人と同じ結婚式場で式を挙げる時に比較される可能性のあるポイント
ドキドキしますよね。
同じ会場で友だちと式を挙げることになった時、気になるのは「比較」の目。
私も経験者として、この気持ち、痛いほど分かります。
実際にどんなところが比較されやすいのか、詳しく見ていきましょう。
会場の雰囲気で比べられやすいポイント
- テーブルクロスの色やデザイン
- 装花の種類や配置
- キャンドルなどの小物使い
- ウェルカムスペースの演出
- 高砂席のしつらえ
進行や演出で比べられやすいポイント
- オープニングの入場方法
- プロフィールムービーの内容
- ケーキ入刀の演出
- 両親への手紙やプレゼント
- エンドロールの作り方
料理やサービスで比べられやすいポイント
- コース料理の内容と見た目
- デザートビュッフェの種類
- 引き出物の選択
- 席次表のデザイン
- 招待状の雰囲気
千夏さん(仮名)は実際にこんな経験をしたそう。
「友だちの結婚式から2ヶ月後に同じ会場で式を挙げたんです。共通の友だちから『前回と全然違う雰囲気で素敵だったよ!』って言われて、ホッとしました」
一方で、美優さん(仮名)はこんな体験も。
「料理のコースが同じで、共通のゲストから『前回と同じメニューだったね』って言われちゃって…。もっとよく考えておけば良かったなって後悔しました」
でも、大丈夫!
これって逆に言えば、気をつけるポイントが明確だってこと。
事前に対策を練れば、きっと素敵な結婚式になるはずです。
次は、そのための具体的な工夫を見ていきましょう。
友人と結婚式場がかぶっても大丈夫!既視感を減らすための4つの工夫
同じ結婚式場でも、ちょっとした工夫で全然違う雰囲気に変身するんです。
私の時は、プランナーさんと二人三脚で作り上げました。
その時の経験を元に、具体的な工夫をご紹介しますね。
会場の雰囲気を変える工夫
- メインカラーを友だちと違う色に設定
- テーブルクロスは違うデザインを選択
- お花は季節感を大切に旬のものをチョイス
- 照明の当て方や明るさを変える
- 高砂席の装飾にこだわりを
麻衣さん(仮名)は、こんな工夫をしたそう。
「友だちはピンクをメインにした可愛らしい会場でした。私は大人っぽく落ち着いた雰囲気にしたくて、ネイビーとグリーンでまとめたんです。同じ会場とは思えないって言われました!」
進行や演出での工夫
- オープニングの入場スタイルを工夫
- サプライズ演出を取り入れる
- ゲストと触れ合うコーナーを作る
- 音楽の選曲にこだわる
- ふたりらしい余興を考える
香織さん(仮名)はこんな素敵なアイデアを。
「友だちはオーソドックスな進行だったので、私たちは途中でゲストと一緒に写真を撮るコーナーを作りました。みんなとの思い出の1枚が残せて大満足でした」
お料理でできる工夫
- コース料理の内容を変更
- デザートは別のスタイルを選択
- ウェディングケーキのデザインを工夫
- お飲物のメニューを工夫
- オリジナルドリンクを作る
由美さん(仮名)のアイデアが秀逸でした。
「友だちはフルコースだったので、私たちは和洋折衷のコースに。お料理の雰囲気ががらりと変わって、ゲストにも喜んでもらえました」
細部にまでこだわる工夫
- ペーパーアイテムは違うデザインを
- 引き出物は被らないものを選ぶ
- 席札やメニュー表もオリジナルに
- 記念品は世界でひとつだけのものを
- 写真の撮り方にもこだわりを
結婚式って、本当に細部までこだわれるんです。
たとえば招待状一つとっても、和風にしたり、モダンにしたり、ポップにしたり。
同じ会場でも、あなたらしさを出せるポイントがたくさんあるんですよ。
結婚式場選びで大切なのは「本質」を見失わないこと
結婚式場が友だちとかぶる。
その事実の前に、私たちは時として大切なものを見失いがちです。
結婚式の本質って、なんでしょうか。
それは「ふたりの愛を祝福する場」であり「大切な人たちへの感謝の場」なのです。
会場がかぶることに心を奪われるあまり、その本質を見失ってしまっては、本末転倒ではないでしょうか。
会場選びで忘れてはいけない3つのこと
- ふたりの想いが第一優先
- ゲストの気持ちに寄り添うこと
- 感謝の気持ちを形にすること
実は、会場がかぶることにとらわれすぎて、別の会場に変更したものの「やっぱりあの会場が良かった」と後悔する声も少なくないんです。
陽菜さん(仮名)はこう振り返ります。
「友だちと会場がかぶるのが嫌で、第二希望の会場に変更したんです。でも今思えば、もっと自分の気持ちに正直になれば良かったな、って」
結婚式は、決して他人と比べるものではありません。
むしろ、同じ会場だからこそ見えてくる「ふたりらしさ」があるのかもしれないんです。
だって、同じキャンバスに描かれる絵が、アーティストによって全く違う作品になるように。
結婚式も、作り手であるふたりの想いによって、まったく違う空間に生まれ変わるんです。
そう考えると、会場のかぶりなんて、本当に些細なことなのかもしれません。
大切なのは、その空間をどう彩るか。どんな想いを込めるか。
それこそが、結婚式の本質なのではないでしょうか。
結婚式場が友人とかぶる場合のよくある質問
会場がかぶることで、さまざまな不安や疑問が湧いてきますよね。
ここでは、たくさんの花嫁さんから寄せられた質問の中から、特に多かったものをピックアップしてお答えしていきます。
Q. プランナーさんへの相談のタイミングはいつがベスト?
これは、早ければ早いほど良いんです。
理想は会場を決める前の段階。
「実は友だちも同じ会場で式を挙げることになって…」
そう率直に伝えることで、プランナーさんも親身になって考えてくれるはず。
私の経験では、早めに相談したことで、会場装飾や料理の内容まで、きめ細かなアドバイスをいただけました。
むしろ、黙っていることでプランナーさんも配慮のしようがなくなってしまうんです。
Q. 友だちの結婚式の内容を事前に知ることはできる?
実はこれ、とてもデリケートな問題。
個人情報保護の観点から、プランナーさんから直接、友だちの結婚式の内容を教えてもらうことはできません。
でも、友だちと仲が良ければ、直接コミュニケーションを取るのがベストな方法。
「同じ会場になっちゃったね。お互い素敵な結婚式にしたいよね」
そんな風に、オープンに話し合える関係性があれば理想的です。
友だちが先に式を挙げる場合は、その様子を見た上で、自分たちの結婚式の方向性を決めることもできます。
ただし、あまり気負いすぎて、せっかくの準備期間が憂鬱になってしまっては本末転倒。
結婚式は、何より楽しみながら作り上げていくものなんです。
結婚式場が友人とかぶっても大丈夫!まとめ
結婚式場が友だちとかぶってしまった時の不安や戸惑い。
きっと、あなたの気持ち、揺れ動いていることでしょう。
でも、この記事を読んでいただいて、少しは気持ちが楽になりましたか?
同じ会場だからこそ見えてくる「ふたりらしさ」があるように、あなたの結婚式は、きっとあなたにしか作れない特別な一日になるはずです。
最後に、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 結婚式場が友だちと同じでも、演出次第で全く違う空間に
- プランナーさんへの早めの相談が成功の鍵
- 会場コーディネートや料理で差別化が可能
- 友だちとオープンなコミュニケーションを
- 本質は「ふたりの愛」と「感謝の気持ち」
結婚式は、決して誰かと比べるものではありません。
むしろ、同じ会場でも、あなたらしい色に染められる自由な空間なのです。
プランナーさんと二人三脚で、あなたにしか作れない素敵な結婚式を作り上げていってくださいね。
そして何より、結婚式の準備を楽しんでください。
なぜなら、この準備の期間も、きっと素敵な思い出になるはずですから。
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