結婚式に呼ばれて、男の場合は何を持っていけばいいのかなぁ…。
そんな風に悩んでいるあなたのお役に立てる記事を書いていきたいと思います。
私自身、10年前に結婚式を挙げた経験があるので、新郎新婦の立場からも、また、これまでたくさんの結婚式にゲストとして参加してきた経験からも、男性の持ち物事情について詳しくお話しできると思います。
結論から言うと、男性の結婚式の持ち物に関して、以下の3つのポイントを押さえておけば安心です。
- 男性は手ぶらでの参列がスタンダード
- ただし、スーツのポケットに最低限の持ち物を入れることは必要
- バッグを持参する場合は、フォーマルなデザインを選ぶ
でも、「手ぶらって言われても…」「ポケットがパンパンになりそう…」「バッグ持って行っていいの?」なんて不安もわいてきますよね。
大丈夫です!この記事では、男性の結婚式の持ち物について、細かいところまでしっかり解説していきます。
これを読めば、結婚式の持ち物に関する疑問がすっきり解消されるはずです。
結婚式に必要な男性の持ち物リスト
まずは、結婚式に必要な持ち物をご紹介します。
男性の場合、荷物は必要最低限で十分です。
絶対に必要な5つの持ち物
ここからは、絶対に忘れてはいけない持ち物をご紹介します。
- ご祝儀(新札を用意し、袱紗に包む)
- 招待状(会場の場所や時間を確認するため)
- 財布(必要最小限のお金とカード)
- ハンカチとティッシュ(汗を拭いたり涙を拭いたり)
- スマートフォン(写真撮影や連絡用)
これらは本当に必須アイテムなんです。
たとえば、私の結婚式のとき、招待状を忘れてきてしまったゲストがいて、会場の場所がわからなくて迷子になってしまったことがありました。
あると便利な持ち物3選
必須ではありませんが、あると役立つものもあります。
- モバイルバッテリー(スマホの充電切れ防止)
- ヘアスタイリング用品(髪型の乱れ直し用)
- マウスケア用品(お食事後の口臭ケア)
特にモバイルバッテリーは、最近の結婚式では大活躍します。
写真をたくさん撮ったり、SNSに投稿したりするので、スマホの電池がすぐになくなっちゃうんですよね。
結婚式に男性は手ぶらでもOK?
「結婚式なのに手ぶらで大丈夫?」って思われるかもしれません。
でも、実は男性の場合、手ぶらでの参列が基本なんです。
これには理由があって、結婚式はフォーマルな場だからこそ、余計な荷物は持たない方が望ましいとされているんです。
私の夫も、友人の結婚式には基本的に手ぶらで参列しています。
ただし、ここで言う「手ぶら」というのは、「バッグを持たない」という意味であって、まったく何も持たないわけではありません。
最低限必要なものは、スーツのポケットに入れて持っていくんです。
男性は結婚式にバッグを持つ人が多い?それとも手ぶら派が多い?
実は、この質問にはっきりとした答えを出すのは難しいんです。
というのも、時代とともに少しずつ傾向が変わってきているから。
私が結婚式を挙げた10年前は、男性ゲストのほとんどが手ぶらでした。
でも最近は、スマートフォンやモバイルバッテリーなど、デジタル機器の普及で持ち物が増えている傾向にあります。
ただ、それでもまだまだ「手ぶら派」が主流といえます。
たとえば、最近参列した友人の結婚式では、男性ゲスト20人くらいのうち、バッグを持っていたのは2~3人程度でした。
結婚式に手ぶらで行く男性は持ち物をどうやって持っていく?
手ぶらで参列する場合、持ち物の収納場所はスーツのポケットが中心になります。
でも、ただやみくもにポケットに詰め込むのではなく、ちょっとしたコツがあるんです。
ポケットの使い分け方
私の夫が実践している方法を紹介します。
- 上着の内ポケット:ご祝儀(袱紗に包んだもの)と招待状
- 上着の左胸ポケット:ハンカチ
- 上着の左右ポケット:スマートフォンと財布
- ズボンのポケット:ティッシュや小物類
このように分散して収納することで、スーツのシルエットが崩れるのを防げます。
収納時の注意点
大切なのは、ポケットが膨らまないように工夫すること。
たとえば、普段使いの長財布ではなく、薄型の二つ折り財布を用意するのもいいアイデアです。
また、ご祝儀を入れた袱紗は、上着の内ポケットに入れるのがマナー。
これは、大切なご祝儀を丁重に扱う意味があるんです。
男性が結婚式に持つのに適したバッグとは?
どうしても荷物が多くて手ぶらは難しい…という場合は、フォーマルなバッグを選びましょう。
バッグの種類選び
結婚式にふさわしいバッグは、なんといってもクラッチバッグ。
これは持ち手のない、手で持つタイプのバッグです。
- クラッチバッグ:最もおすすめ
- 小さめのセカンドバッグ:次点でおすすめ
- ショルダーバッグ:避けた方が無難
- リュックサック:NGです
バッグの大きさ
サイズは、A4サイズ以下が理想的です。
それ以上大きくなると、フォーマル感が損なわれてしまいます。
色と素材の選び方
カラーリングは、着用するスーツに合わせるのがポイント。
黒のスーツ | 黒のバッグがベスト |
---|---|
紺のスーツ | 黒か紺のバッグ |
グレーのスーツ | 黒か同系色のグレー |
素材は革製がおすすめです。
ナイロンやキャンバス地は、どうしてもカジュアルな印象になってしまいますから……。
持参した大きなバッグは結婚式場に預けられる?
遠方から参列する場合など、どうしても大きな荷物が必要なケースもありますよね。
そんなとき、心強い味方となるのが「クローク」というサービス。
クロークとは、結婚式場やホテルに設置されている荷物預かり所のことです。
お呼ばれした結婚式で私も何度も利用したことがありますが、とても便利なサービスですよ。
クロークで預かってもらえるもの
基本的に以下のようなものを預けることができます。
- キャリーバッグ
- 大きめのビジネスバッグ
- コート類
- 着替えやプレゼントなどが入ったサブバッグ
クローク利用時の注意点
ただし、以下のものは預けられないので注意が必要です。
- 貴重品(財布やスマートフォン)
- 壊れやすいもの
- 生もの
デジタル時代の結婚式持ち物事情
ここからは、10年前に結婚式を挙げた私の経験と、最近の結婚式を比較しながら、男性の持ち物事情の変化についてお話ししたいと思います。
増え続けるデジタル機器
10年前は、持ち物と言えば「ご祝儀」「財布」「携帯電話」くらい。でも今は違います。
スマートフォンの高性能化で、デジカメは持っていかなくても写真が綺麗に撮れるようになりました。
その反面、SNSへの投稿や写真撮影で電池の消耗も激しくなり、モバイルバッテリーが必需品に。
結果として、スーツのポケットに収まりきらない状況も増えているんです。
これからのトレンド予測
このまま行くと、近い将来、男性もクラッチバッグを持参するのが当たり前になるかもしれません。
実際、最近の結婚式では、おしゃれなクラッチバッグを持つ男性ゲストを見かけることが増えてきました。
よくある質問
結婚式の持ち物について、みなさんからよく寄せられる質問にお答えしていきます。
Q1.季節によって持ち物は変わる?
はい、季節によって持ち物は若干変わってきます。
夏場は汗拭きシートやハンカチを多めに持参するといいでしょう。
冬場は、コートを持っていく場合が多いので、クロークの利用を考えておくと安心です。
Q2.遠方からの参列の場合は?
地方から参列する場合は、着替えや宿泊用の荷物が必要になりますよね。
よって必然的に大きめのバッグがどうしても必要に。
その場合は、チェックイン前に式場に立ち寄り、クロークに大きな荷物を預けてから参列するのがおすすめです。
まとめ:結婚式の男性の持ち物について
男性の結婚式の持ち物について、細かいところまでお伝えしてきました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめておきましょう。
- 男性は基本的に手ぶらでの参列がスタンダード
- 必要最低限の持ち物はスーツのポケットに収納
- バッグを持つ場合はクラッチバッグがベスト
- 大きな荷物はクロークを利用
- ご祝儀は内ポケットに入れるのがマナー
結婚式の持ち物に関して、男性は意外とシンプル。必要なものだけを持っていけば大丈夫なんです。
私は、この10年間で多くの結婚式に参列してきましたが、男性の持ち物事情は、時代とともに少しずつ変化していると感じます。
でも、「フォーマルな場にふさわしい」という基本的な考え方は、これからも変わることはないと思います。
もし、まだ不安なことがあれば、一度スーツを着て、ポケットに持ち物を入れる練習をしてみるのもいいかもしれませんね。
そうすれば、当日も安心して参列できるはずです。
これから結婚式に参列される方が、この記事を読んで少しでも参考になれば嬉しいです。
素敵な結婚式になりますように!
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