結婚式の準備って、迷う点はいっぱいありますよね。
特に、受付を頼む相手選びって意外と悩むもの。
だって、ゲストを最初に出迎える大切なお役目だし、お金の管理もあるからこそ、慎重にならざるを得ないんです。
実は私も結婚式を挙げたとき、受付を誰に頼もうか本当に悩みました。
「未婚の友達のほうがいいのかな?」「でも、しっかり者の既婚の友達のほうが安心?」って具合に。
結論から言うと、結婚式の受付は「未婚・既婚は関係なく」、以下のポイントを満たす方に頼むのがおすすめです。
- 時間やお金にルーズじゃない人
- 場の空気を読んで丁寧な対応ができる人
- 信頼関係のある人
- 当日、早めの時間に来られる人
これから、受付を頼む相手選びで迷っているあなたに、私の経験と、たくさんの先輩花嫁さんたちの体験談をもとに、具体的なポイントをお伝えしていきますね。
では、早速詳しく見ていきましょう!
結婚式の受付は未婚はダメ?それとも既婚がダメ?
「受付は未婚の人がやるもの」なんて考え方、まだ根強く残っているみたいですよね。
でも、実は「受付は未婚の人じゃないとダメ」「既婚の人はNG」なんて決まりは、どこにもないんです。
結婚式の受付に大切なのは、その人の人柄や信頼関係。結婚しているかどうかは、実はそれほど重要な要素じゃないんです。
むしろ、最近は「既婚者のほうが結婚式の流れを知っているから安心」という声も。たとえば、こんな体験談も。
「私の受付は、既婚の友人と未婚の友人にお願いしたんです。既婚の友人は自分の結婚式の経験があるから、ゲストの気持ちがよく分かるって。実際、とってもスムーズに進行してくれました」
(真帆(仮名)・28歳)
また、こんな声も。
「受付は経験者の方が安心だと思って、3年前に結婚した同僚に頼みました。すごく頼りになって正解でした」
(香織(仮名)・32歳)
逆に「未婚者だから」という理由で受付を頼むのは、実はちょっと危険かも。
その理由は大きく分けて3つ。
- 結婚していないことと、受付の仕事ができることは別問題
- 「出会いのチャンス」という古い考え方が、相手を傷つける可能性も
- 本人の意思を無視して「独身だから」と決めつけるのは失礼
大切なのは、その人の人柄や信頼関係。
たとえば、こんなケースもありました。
「友人から『受付は未婚の人がやるものだから』って理由で断られたことがあって、すごくショックだったんです。私はその子の几帳面さと、場の空気を読める性格を買って頼んだのに…」
(理恵(仮名)・30歳)
未婚・既婚にこだわりすぎるのは、かえって大切な人間関係にヒビが入る原因になるかもしれません。
つまり、結論はこう。
- 結婚しているかどうかは、受付を頼む基準にしない
- その人の人柄や信頼関係を重視する
- 相手の気持ちを第一に考える
結婚式の受付は誰に頼む?向いている人の条件
さて、ここからは具体的に、結婚式の受付にぴったりな人の条件を見ていきましょう。
まずは、基本的な条件をまとめてみると…
時間にルーズじゃない人
これ、めちゃくちゃ大事!
受付は他のゲストより1~2時間早く会場入りする必要があるんです。遅刻は絶対NGですよね。
たとえば、こんなハプニングも。
「受付の友人が当日寝坊して、開始時間ギリギリに到着。慌てて準備を始めたものの、最初のゲストが来たときにまだ受付の説明を受けている最中で…。すごく焦りました」
(彩花(仮名)・29歳)
このように、時間にルーズな人は、どんなに親しい友人でも受付係としては避けたほうが無難です。
お金の管理がしっかりしている人
受付ではご祝儀を預かります。場合によっては、かなりの金額になることも。
そのため、お金の扱いが雑な人は、やっぱり避けたほうがいいかも。
実際、こんなトラブルも。
「受付の友人が、ご祝儀の管理をちゃんとしていなくて、誰からいくら頂いたのか把握できていませんでした。お礼状を書くときにも困りましたし、なにより失礼でしたよね…」
(美緒(仮名)・31歳)
丁寧な言葉遣いができる人
受付は、結婚式の「顔」。
年配のゲストも多いので、きちんとした言葉遣いは必須です。
「受付の友人が若者言葉で話していて、親戚から『あの子、大丈夫?』って言われました。せっかく頼んだのに、申し訳なかったです」
(千春(仮名)・27歳)
場の空気が読める人
結婚式当日は、いろんなハプニングが起きるもの。
臨機応変な対応ができる人のほうが、安心です。
たとえばこんな体験談も。
「遅れて来たゲストが、受付で『新郎新婦はまだ写真撮影中なの?』って聞いてきたとき、受付の友人が『え?知りません』って言っちゃって…。もう少し柔らかい言い方があったはずなんです」
(真由子(仮名)・33歳)
清潔感のある人
受付は、ゲストが最初に目にする存在。
身だしなみや雰囲気も大切なポイントです。
「華やかすぎず、でも清潔感があって、自然な笑顔が素敵な友人に頼みました。実際、当日も好印象だったみたいで、親戚からも『素敵な方たちね』って言われました」
(麻衣(仮名)・30歳)
結婚式の受付は何人にお願いする?
さて、ここで気になるのが「何人に頼めばいいの?」という点。
答えは「ゲストの人数によって変わる」です。
でも、一般的な目安はこんな感じ。
ゲストの人数 | 受付の推奨人数 |
---|---|
30名以下 | 2名(新郎側1名、新婦側1名) |
30~60名 | 4名(新郎側2名、新婦側2名) |
60名以上 | 6名(新郎側3名、新婦側3名) |
ただし、これはあくまでも目安。
たとえば「少人数でも4名体制にした」という声も。
「30名くらいの結婚式でしたが、やっぱり受付は4名にお願いしました。交代で休憩を取れるし、何より複数人でチェックできるので安心でした」
(優子(仮名)・29歳)
逆に、こんなケースも。
「80名の結婚式でしたが、受付経験豊富な友人が2人いたので、その2人に任せました。テキパキと対応してくれて、全く問題ありませんでした」
(美咲(仮名)・31歳)
結局のところ、大切なのは以下の3点。
- 1人では絶対に任せない
- 受付経験の有無も考慮する
- 余裕を持った人数にする
結婚式の受付は男性と女性のどちらがいい?
実は、この質問もよく聞かれます。
結論から言うと「性別は関係ない」です。
でも、一般的には「新郎側は男性、新婦側は女性」というパターンが多いみたい。
ただし、これにもこだわる必要はありません。
たとえばこんな声も。
「新婦側の受付を、仲の良い男性の友人に頼みました。『女性じゃないとダメ』って言われたこともあったけど、その子の性格を知っているからこそ、お願いしたんです。実際、すごく丁寧な対応をしてくれました」
(沙織(仮名)・28歳)
つまり、性別より大切なのは、その人の人柄や信頼関係なんです。
結婚式の受付を頼む際のマナー
さて、これまで結婚式の受付を「誰に頼むか」について見てきましたが、実は「どう頼むか」も重要なポイント。
具体的に見ていきましょう。
いつ頼むのがベスト?
基本的には「招待状を送る1ヶ月前まで」がベストです。
理由は主に2つ。
- 相手の予定を確保してもらうため
- 当日の役割をしっかり理解してもらうため
とはいえ「早すぎるのもどうかな…」という声も。
「結婚式の1年前に頼まれて、すごく光栄だったんですが、その後、私自身の結婚が決まって。でも断りづらくて…。もう少し近い時期に頼まれていれば、正直に話せたかも」
(明子(仮名)・29歳)
つまり、早すぎず遅すぎず。招待状発送の1~2ヶ月前くらいがちょうどいいタイミングといえそうです。
どうやって頼むのがいい?
できれば、直接会って頼むのがベスト。
でも、遠方に住んでいる場合は、電話でもOK。
ただし、LINEやメールだけの依頼は避けましょう。
こんな失敗例も。
「LINEで『受付お願いします!』って送られてきて、なんだか軽く扱われている気がして…。せめて電話で説明してほしかったです」
(彩香(仮名)・30歳)
伝えるべき内容は?
受付を頼む際は、以下の内容をしっかり伝えましょう。
- 当日の集合時間と場所
- 受付開始・終了時間
- 一緒に受付を担当する人の名前
- 服装の指定(もしあれば)
- お車代を渡す必要のあるゲストの確認方法
お礼はどうする?
受付を引き受けてくれた人へのお礼は必須です。
一般的な相場は3,000~5,000円。
ただし、お金以外のお礼もアリ。
たとえばこんな方法も。
「結婚式当日の着付けとヘアメイクを、こちらでお願いしました。『私もキレイにしてもらえて嬉しい』って喜んでくれました」
(薫(仮名)・32歳)
「ネックレスをプレゼントしました。『記念になる』って、とても喜んでくれましたよ」
(真理子(仮名)・29歳)
受付選びで気をつけたい3つのこと
ここまで、いろんなポイントを見てきましたことですが、ここで私なりの体験も踏まえて、受付選びで特に気をつけてほしいポイントを3つご紹介します。
その1:人間関係を考える
受付をお願いする人同士の相性って、実は重要なんです。
たとえば、私の結婚式では、片方の受付の子が少し引っ込み思案。でも、もう片方の子が明るくリードしてくれて、すごくいいバランスになりました。
反対に、こんなケースも。
「仲の良い2人に頼んだんですが、当日はずっとおしゃべりに夢中で…。ゲストを待たせてしまって、申し訳なかったです」
(久美子(仮名)・31歳)
その2:遠慮は禁物
「この人に頼みたいけど、忙しそうだから…」
そんな風に遠慮して、本命じゃない人に頼んでしまうのは要注意。
だって、受付って結構重要な役目。信頼できる人にお願いしたほうが、絶対に安心です。
「遠慮して、あまり親しくない同僚に頼んだら、当日の対応がぶっきらぼうで…。『やっぱり、最初に考えていた友達に頼めばよかった』って後悔しました」
(陽子(仮名)・30歳)
その3:事前の打ち合わせは必須
当日まで詳しい説明をしなかったら…それはもう大変なことに。
私の知り合いにもこんな苦い経験が。
「『当日、会場のスタッフが説明してくれるから大丈夫!』って思ってたら、スタッフの説明が不十分で。でも、もう式が始まるし…。結局、受付の友達に余計な負担をかけちゃいました」
(智子(仮名)・29歳)
だから、事前の打ち合わせは必ず行いましょう。特に以下の点は絶対に確認を。
- ご祝儀の管理方法
- お車代を渡すタイミング
- 遅刻者への対応
- 席次表の配り方
よくある質問
結婚式の受付に関して、私がよく聞かれる質問をご紹介します。
Q1.マタニティ中の友達に頼んでもいい?
正直なところ、おすすめはできません。
受付は立ち仕事。しかも、他のゲストより早く来てもらう必要があります。
マタニティ中のお友達には、ゆっくりゲストとして参加してもらったほうがいいと思います。
Q2.会場のスタッフに任せることはできる?
できます!
最近は、会場のスタッフが受付を担当するプランもあるんです。
ただし、追加料金がかかることがほとんど。でも、友人に頼みづらい場合は、検討する価値アリですよ。
まとめ
結婚式の受付選び、けっこうチェック項目がたくさんあって大変ですよね。
大切なのは「未婚・既婚」や「男性・女性」といった形式的な条件ではなく、その人の人柄や信頼関係なんです。
ここでもう一度、重要なポイントをおさらい。
- 未婚・既婚にこだわらず、信頼できる人を選ぶ
- 時間やお金の管理がしっかりしている人に頼む
- 2名以上の体制が安心
- 性別は二の次、人柄重視で選ぶ
- 早すぎず遅すぎない時期に、直接会って(または電話で)依頼する
- 事前の打ち合わせは必須
- 心のこもったお礼を忘れずに
受付選びで悩むのは、それだけ大切な人たちばかりだから。
でも、あれこれ考えすぎずに、素直な気持ちで「お願いしたい人」に声をかけてみてくださいね。
きっと、あなたの気持ちは相手にも伝わるはず。そして、素敵な受付さんと一緒に、最高の結婚式を迎えられることを願っています。
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