結婚式の準備って楽しいはずなのに、あれもこれも高くって頭を悩ませていませんか。
私も10年前に結婚式を挙げた経験者として、本当によく分かります。
「ここは節約して、こっちはちょっと贅沢に…」なんて考えるのは、準備中の花嫁さんならみんな同じ。
でも、やっぱり後悔したくないですよね。せっかくの一生に一度の特別な日。どうせなら楽しい思い出として残したいもの。
そこで今回は、私の経験と、たくさんの先輩花嫁さんの体験談をもとに、結婚式でこれだけはケチっちゃいけないポイントを詳しくお伝えしていきます。
- ゲストに関わる部分は絶対にケチれない
- 後から写真に残る部分は慎重に検討が必要
- 自分たちの思い出に関わる部分は譲れない
これから詳しくご紹介する内容を参考に、賢く節約しながらも、後悔のない素敵な結婚式を実現させましょう。
きっとあなたらしい、ちょうどいいバランスの結婚式が見つかるはずです。
結婚式でこれだけはケチっちゃダメな6つの項目
たくさんのお金がかかる結婚式。どうしても節約したい気持ちは分かります。
でも、以下の6つの項目については、思い切ってお金をかけた方が良いですよ。
1. 料理とドリンク
まず絶対にケチれないのが、料理とドリンクです。
結婚式に来てくれたゲストが一番楽しみにしているのが、実はお料理なんです。
私の結婚式でも、「美味しかったよ!」という言葉が一番嬉しかった思い出。
もしここでケチってしまうと…。
- 「ちょっと物足りないな…」とゲストが満足できない
- 「このホテルなのにこの内容?」と評価が下がってしまう
- 「せっかくのご祝儀が…」とガッカリされかねない
- 「お腹すいちゃった…」と後から聞かされる可能性も
実際、友人の結婚式で料理のボリュームが少なかったときは、正直残念な気持ちになったことも。
ゲストの満足度に直結する部分だからこそ、ここは思い切って予算を確保しましょう。
2. 会場装花
次にケチれないのが、会場の装花です。
特にメインテーブルやゲストテーブルの装花は、写真に写る大切な要素。
何より、会場の雰囲気を左右する重要なアイテムなんです。
ある友人の結婚式では、装花が寂しかったため、せっかくの会場が殺風景に見えてしまったことも。
逆に、装花が華やかだと、それだけでワンランク上の雰囲気に。
装花の選び方のポイントがこちら。
- 季節感のある旬の花を選ぶ
- メインテーブルは特にボリュームを出す
- 写真映えする色合いを意識する
- 会場の雰囲気に合わせた花材を選ぶ
3. 引き出物
引き出物もケチれない重要項目です。
カタログギフトの場合、あまりに金額が低いと選べる商品の幅が狭くなってしまいます。
実際、3,000円台のカタログだと、選べる商品がかなり限られてきます。
私の場合は、5,000円台のカタログを選びましたが、これくらいあると選べる商品の幅も広がって、ゲストにも喜んでもらえました。
4. ウェディングドレス
写真に残る大切な思い出だからこそ、ドレスもケチるべきではありません。
私の友人は予算重視でドレスを選んだものの、写真を見返すたびに「あのドレスにすれば良かった」と後悔しているそう。
一生の思い出になる写真だからこそ、自分が本当に着たいドレスを選びましょう。
特に気をつけたいポイントがこちら。
- 体型に合ったシルエット重視
- 素材の質感にこだわる
- 小物類も含めてトータルコーディネート
- 試着は何度でも慎重に
5. 写真とビデオ
思い出として残る大切なアイテムだけに、写真とビデオもケチれません。
「友人に撮影を頼もう」という声もよく聞きますが、プロのカメラマンにお願いすることをおすすめします。
その理由がこちら。
- 一生の思い出として残る重要なアイテム
- 友人に頼むと友人自身が楽しめない
- プロならではの構図や演出がある
- 表情の捉え方が全然違う
6. 披露宴会場
会場選びも、ケチるべきではないポイントです。
理由は単純で、会場のグレードは料理の質やサービスに直結するから。
「安かろう悪かろう」になりかねません。
特に気をつけたいポイントがこちら。
- スタッフの対応の丁寧さ
- 設備の充実度
- アクセスの良さ
- 控室の快適さ
結局のところ、これらの項目は全てゲストの満足度に直結します。
「ケチった」と思われないためにも、メリハリをつけながら、大切なポイントにはしっかりとお金をかけていきましょう。
結婚式でケチって失敗した人の体験談
実際に結婚式でケチってしまい、後悔した方々の体験談をご紹介します。
装花をケチって後悔したケース
美咲さん(仮名)の体験談:
「装花は必要最小限で良いかなと思って、テーブル装花を一番安いランクにしたんです。でも、当日の写真を見返すと、なんだか寂しい感じに写っていて…。もう少し華やかにすれば良かったなって、今でも後悔しています」
料理をケチって後悔したケース
理恵さん(仮名)の体験談:
「料理は低めのランクを選んだんですが、結果的にボリュームが足りなくて…。後から友人に『お腹空いちゃった』って言われて、すごく申し訳なかったです。ケチるならここじゃなかったな、って反省しました」
ドレスをケチって後悔したケース
由美子さん(仮名)の体験談:
「とにかく予算を抑えたくて、一番安いドレスを選んだんです。でも、写真を見返すたびに『あのドレスにすれば良かった』って思っちゃって。一生の思い出なのに、ここまでケチるんじゃなかったって後悔しています」
これらの体験談から分かるように、ケチることで失ってしまう価値は、お金以上に大きい場合があるんです。
結婚式でケチるとゲストにもバレる?
実は、結婚式での節約、意外とゲストにバレやすいんです。
ゲストが気づきやすい節約ポイント
- 料理のボリュームや品質
- ドリンクの種類や質
- 装花の質や量
- 引き出物の価値
特に料理に関しては、ゲストの目が厳しいもの。たとえば…。
「メイン料理が鶏肉や白身魚だけ」
「前菜が少なめ」
「デザートが既製品っぽい」
こういった部分は、残念ながらすぐにバレてしまいます。
また、装花に関しても、「カーネーション1輪」とか「造花使用」といった節約は、意外と目立ってしまうもの。
ゲストが気づきにくい節約ポイント
逆に、以下のような部分は、あまりゲストに気づかれません。
- ペーパーアイテムの質
- BGMの選曲
- 映像演出の有無
- ブーケの価格帯
これらは、むしろDIYすることで個性を出せる部分でもあります。
逆に結婚式でケチってもいい部分は?
とはいえ、全部にお金をかけていたら予算が足りなくなってしまいますよね。
そこで、以下の部分は賢く節約しても大丈夫です。
1. 演出関係
キャンドルサービスやフラワーシャワーなど、一瞬で終わってしまう演出は、必要最低限で十分。
むしろ、ゲストと触れ合う時間を大切にした方が喜ばれます。
2. ペーパーアイテム
招待状や席次表は、手作りでも十分です。
むしろ、心のこもった手作りアイテムの方が喜ばれることも。
私の場合は、招待状を手作りしましたが、「すごく可愛かった!」と好評でした。
3. 記念品やプチギフト
ウェルカムボードやプチギフトなども、DIYで十分。むしろ自分たちらしさを出せるチャンスです。
ただし、注意点として、DIYに時間をかけすぎて間に合わなくなってしまっては本末転倒。
程よい範囲で楽しむことが大切です。
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結婚式の節約についてよくある質問
結婚式の節約に関して、よくいただく質問にお答えします。
Q. 料理の予算は具体的にいくらくらい?
一般的には、1人あたり15,000円以上が目安です。
これくらいあれば、ある程度満足できる内容になります。
もちろん、会場や地域によって相場は変わってきますが、あまりに低予算だと内容が見劣りしてしまう可能性が高いです。
Q. 引き出物の相場はどのくらい?
カタログギフトの場合、一般的な相場は4,000円~6,000円程度です。
ただし、これはあくまで目安。
親族には少し予算を上げたり、会社の上司にはちょっと良いものを選んだりと、関係性によって金額を変えるのが一般的です。
まとめ:賢く節約して素敵な結婚式を
結婚式での節約、実はとても奥が深いものなんです。
でも、これだけは覚えておいてください。
結婚式は、決してお金だけで評価される場ではありません。
- ゲストへのおもてなしを第一に考える
- 写真に残る部分は慎重に検討
- 自分たちの記念になる部分は譲らない
- DIYできる部分は積極的にチャレンジ
こういったポイントを押さえながら、賢く節約することで、きっと素敵な結婚式が実現できるはずです。
最後に一番大切なのは、結婚式をする二人が心から楽しめること。
予算と相談しながら、あなたらしい結婚式を作り上げてくださいね。
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