結婚式のお呼ばれって、普段とは違うおめかしをして、誰かの幸せな瞬間に立ち会える特別な機会ですよね。
でも、当日の天気予報を見たら雨…。
せっかく用意した服やヘアメイクが台無しになりそうで気が重くなってしまう…。
「できれば欠席したい…」
そんな気持ち、私にはとてもよく分かります。
結婚式に出席する側の気持ちって意外と複雑なんです。とくに雨の日は、行きたくないなぁって思ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください!
実は結婚式に雨が降るのって、とっても良いことなんですよ。
たとえば、こんなメリットがあります。
- 雨の日の結婚式は縁起が良いとされている
- 珍しい雨の日だからこそ、思い出に残る
- 新郎新婦の心遣いをより感じられる
- 雨ならではの写真が撮れる
今回は、結婚式が雨で行きたくないと悩んでいるあなたに、雨の日の結婚式の魅力や準備のコツをお伝えしていきます。
10年前に自分の結婚式を経験し、その後もたくさんの結婚式に参列してきた私だからこそ伝えられる、雨の日の結婚式を楽しむヒントをご紹介しますね。
結婚式が雨で行きたくない!ドタキャンする口実は何がおすすめ?
「雨だから結婚式、行きたくないなぁ…」
雨の日の結婚式って、気持ちが重くなってしまいますよね。
私も以前、梅雨時期の結婚式にお呼ばれした時は本当に悩みました。
でも、ちょっと待ってください。
ドタキャンって、実は新郎新婦にとってはとても大きな痛手なんです。
理由を見ていきましょう。
- 席次や料理の手配がすでに済んでいる
- 欠席者が出ると会場の雰囲気が寂しくなる
- 当日のサプライズ演出に影響が出る
- 一生の思い出に「あの人来なかったな…」という寂しさが残る
とはいえ、どうしても当日に行けない事情が発生することもありますよね。
そんな時は、以下のような理由なら新郎新婦も理解してくれるかもしれません。
体調不良を伝える場合
「雨の日は体調を崩しやすくて…」
これは万人が共感できる理由ですよね。
でも、あまりに大げさな症状を伝えると、かえって不自然に感じられてしまいます。
交通機関の乱れを伝える場合
「雨で電車が遅延していて…」
確かにこれも納得できる理由です。
ただし、会場の最寄り駅までの所要時間と、実際の交通状況をしっかり確認しておかないと、言い訳がバレてしまうかも。
急な用事を伝える場合
「すみません、急な仕事が…」
お仕事関係の理由もよく使われます。
でも、SNSに別の予定の投稿をしてしまうと、あとでバレる可能性も。
結婚式当日が雨だと中止になる場合もあるの?
「もしかして、雨だと結婚式って中止になったりするのかな?」
実は、この質問をよく耳にします。
結論から言うと、通常の雨では中止にはなりません。
ただし、以下のような場合は変更や中止になることも。
- 台風が直撃する予報が出ている
- 大雨特別警報が発令された
- 会場までの交通機関が全面運休
では、普通の雨の場合はどうなるのでしょうか?
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屋外の演出はどうなる?
雨が降ると、以下のような演出が変更になることが多いです。
- フラワーシャワーは屋内に場所を変更
- ガーデンでの記念撮影は室内に変更
- バルーンリリースは中止か延期
でも、最近の結婚式場は雨対策もバッチリ!
たとえば、屋根付きのガーデンを用意していたり、室内でも外の雰囲気を楽しめる装飾を施していたり。
式場のスタッフさんたちも、長年の経験を活かして臨機応変に対応してくれます。
披露宴会場での変更点は?
披露宴はほとんどが屋内で行われるので、雨の影響は少ないです。
ただし、以下のような変更点があることも。
- ウェルカムパーティーの場所が変更
- デザートビュッフェが室内に
- 会場装飾の一部を雨仕様に変更
このように、雨でも結婚式そのものは予定通り執り行われることがほとんど。
むしろ、雨だからこその特別な演出や思い出が生まれることもありますよ。
結婚式当日が雨だとゲストはどんな点が大変なの?
雨の結婚式って、ゲストにとって色々と大変なことがあるんです。
私も実際に雨の日の結婚式に参列した時は「ああ、こんなに苦労するんだ…」と実感しました。
具体的にどんな大変さがあるのか、詳しく見ていきましょう。
移動時の大変さ
まず一番の難関は、会場までの移動です。
傘を差しながらの移動って、こんなに大変なことに…。
- 電車やバスの中で濡れた傘の始末に困る
- 駅からの道のりで靴が濡れてしまう
- タクシーを拾おうとしても混んでいて拾えない
- 足元が滑りやすくて転びそうになる
特に女性は大変です。
ヒールを履いての移動は、晴れの日でもちょっと緊張するのに、雨の日はもっとドキドキ。
服装やメイクが崩れる心配
せっかくのおめかしが台無しになりそうで、本当にヤキモキします。
具体的にはこんな心配が…。
- 髪型がうまく決まらない
- 化粧が崩れやすい
- ドレスの裾が濡れて汚れる
- スーツがシワになりやすい
私の場合は、せっかく美容院でセットしてもらった髪型が、会場に着く前から湿気でぺちゃんこに。
「あーあ、お金かけたのに…」って、ガッカリした思い出があります。
荷物の多さに困る
雨の日ならではの持ち物が必要になって、荷物が増えるのも悩みの種。
たとえばこんな感じ。
- 傘(できれば折りたたみと長傘の2本)
- 替えの靴や靴下
- タオル
- 化粧直しグッズ
結婚式って、ただでさえご祝儀袋や引き出物があるのに、これだけの荷物が増えちゃうんです。
体調管理の難しさ
雨の日は体調を崩しやすいのも気がかり。
- 冷房が強い会場で体が冷える
- 湿気で頭が重く感じる
- 長時間の立ち時間で疲れやすい
でも!こんな大変なことばかりじゃないんです。
実は、雨の日の結婚式ならではの良いところもたくさんあるんですよ。
次の段落では、その意外なメリットについてお話ししますね。
意外と知られていない!雨の結婚式のゲスト側のメリット
「え?雨の結婚式にメリットなんてあるの?」
そう思われるかもしれませんね。
でも、実は結構あるんです。
私も最初は「雨って最悪…」って思っていました。
でも、実際に雨の日の結婚式に何度か参列してみて、その良さに気づいたんです。
ここからは、意外と知られていない雨の日ならではのメリットをお伝えしますね。
思い出に残る特別感
実は、雨の日の結婚式って不思議と印象に残るんです。
私の場合、5年前に参列した友人の結婚式。
大雨で大変だったはずなのに、今でも鮮明に覚えているんです。
それは、きっとこんな理由から。
- 晴れの日には見られない幻想的な雰囲気がある
- みんなで助け合う場面が自然と生まれる
- 雨音が結婚式に独特の雰囲気を作り出す
- 傘を使った写真が絵になる
おもてなしの充実度が増す
雨の日は、新郎新婦やスタッフさんの心遣いをより感じられるんです。
たとえばこんな感じ。
- 駅から会場までの送迎サービスが増える
- ドライヤーやタオルなどのアメニティが充実
- ウエルカムドリンクが温かいものも用意される
- スタッフさんの気配りが一層丁寧に
写真映えするシチュエーションが増える
意外かもしれませんが、雨の日って写真がとっても素敵に撮れるんです。
私が経験した例を挙げると。
- カラフルな傘が映える集合写真
- 雨に濡れた石畳や植物が幻想的
- ライトの反射が美しい夜の写真
- 新郎新婦の相合傘ショットが素敵
縁起物としての雨
実は世界中に、「雨の結婚式は良い縁起」という言い伝えがあるんです。
たとえばこんな感じ。
- フランス:「雨の日の結婚式は幸せをもたらす」
- イタリア:「雨に濡れた花嫁は幸せになれる」
- 日本:「雨降って地固まる」
なんだか、ちょっと得した気分になりませんか?
次の段落では、雨の日の結婚式を楽しむための準備や心構えをお伝えしますね。
雨の結婚式を楽しむための準備と心構え
結婚式が近づくにつれて、天気予報をチェックする回数が増えていませんか?
私も昔そうでした。
毎日、何度も天気予報を見ては「ああ、やっぱり雨マークが消えない…」とため息をついていたんです。
でも、今思うと、その時間ってもったいなかったかも。
だって、天気は変えられないけれど、自分の準備と心構えは整えられるんですから。
ここからは、雨の日の結婚式を120%楽しむための準備をお伝えしますね。
前日までにやっておきたい準備
まずは物理的な準備から。
意外と忘れがちなものも多いので、チェックリスト感覚で見ていってください。
- 靴の防水スプレー処理
- ドライヤーやヘアアイロンの動作確認
- 傘の骨の状態チェック
- 化粧直しグッズの補充
- スマホの天気予報アプリの更新
当日の持ち物リスト
雨の日は、普段の結婚式より持ち物が増えます。
でも、あれもこれもと詰め込みすぎると、かえって大変になっちゃうんです。
本当に必要なものを厳選すると、こんな感じ。
- 折りたたみ傘(できれば黒やネイビーの無地)
- 携帯用タオル(白やベージュ系がおすすめ)
- 靴の替え(パンプスならバレエシューズがおすすめ)
- ビニール袋(靴を入れる用)
- 化粧直しセット(ミニサイズを活用)
移動手段の確保
雨の日の移動は、想像以上に時間がかかるもの。
私の場合、いつもより30分も余裕を持って家を出たのに、ギリギリ到着だったことも。
そこで、おすすめの移動方法をご紹介。
- 式場の送迎バスがあれば予約を入れる
- タクシーアプリは前日までにダウンロード
- 駅から会場までの複数のルートを確認
- 遠方からの場合は前泊も検討
心構えも大切
実は、準備で一番大切なのは心の準備かもしれません。
私が経験から得た、雨の結婚式を楽しむためのマインドセット。
- 完璧を求めすぎない
- 雨を味方につけた写真の撮り方を考える
- 新郎新婦が一番緊張してることを忘れない
- 「特別な一日」という気持ちを大切に
雨の結婚式って、確かに大変なことも多いかもしれません。
でも、その分だけ思い出に残る特別な一日になるはず。
ちょっとした準備と心構えで、きっと素敵な思い出になりますよ。
雨の結婚式でわたしが見つけた”意外な楽しみ方”
雨の結婚式に2回は参列してきた私だからこそ気づいた、ちょっと特別な楽しみ方をお伝えします。
「待ち時間」を味方につける
雨の日は、意外と参列者が早めに会場入りするんです。
そうなると、披露宴が始まるまでの待ち時間が発生します。
でも、この時間がとっても素敵な思い出作りのチャンス。
私の場合は、こんな楽しみ方を見つけました。
- 久しぶりに会う友人とゆっくりおしゃべり
- 会場の装花や小物をじっくり観察
- 雨音を聞きながらのティータイム
- 窓に落ちる雨粒を眺めながらの一人時間
雨の音が作る”特別な空間”
ふと気づいたんです。
雨の音って、不思議と人の心を和ませてくれる。
結婚式の BGM に雨音が重なると、まるで映画のワンシーンのような雰囲気に。
たとえば、新郎新婦の誓いのシーンでは、雨音が静かなBGMになって。
来賓のスピーチの時は、雨音が会場の空気をしっとりと落ち着かせてくれて。
なんだか、より感動的な瞬間になるんです。
傘が繋ぐ、ゲスト同士の絆
雨の日って、自然と人と人との距離が縮まるんです。
「傘、お貸しできますよ」
「このルートなら濡れにくいですよ」
そんな何気ない会話から、思いがけない出会いが生まれたり。
私も、ある結婚式で傘を貸してくれた先輩と、そのあと仲良くなれた経験があります。
写真の楽しみ方が変わる
最近は「インスタ映え」とか「フォトジェニック」とか言いますよね。
実は、雨の日こそチャンス。
私のお気に入りの撮影ポイントは、こんな場所。
- 大きな窓の前(雨粒が素敵な背景に)
- ガラス張りの廊下(反射を活かして)
- エントランスの傘立て(カラフルな傘が映える)
- 会場の装花(水滴がキラキラ光る)
よくある質問
結婚式が雨で行きたくないと悩んでいる方から、よく寄せられる質問にお答えしていきますね。
Q.雨の場合、みんなどんな靴で参列しているの?
これ、本当によく聞かれる質問なんです。
靴選びって結構重要なポイントですよね。
私の経験からお伝えすると、意外とビニール素材のパンプスを履いている方が多いんです。
- 水に強く、お手入れが簡単
- 最近は上品なデザインも豊富
- 普段使いもできて実用的
ただし、長時間の着用は足が蒸れる可能性も。
私のおすすめは、会場到着後に履き替える作戦。
ビニールパンプスで移動して、会場でお気に入りのパンプスに履き替えるんです。
Q.雨の日、髪型はどうすればいい?
これも切実な悩みですよね。
せっかくセットした髪型が、雨や湿気で崩れちゃうのは本当にショック。
でも、実はコツがあるんです。
- ゆるすぎないアップスタイルを選ぶ
- サイドの髪は耳にかけない
- 前髪は上げめにセット
- ヘアスプレーは多めに使用
私の場合は、シンプルなまとめ髪にして、会場で少し手直しするようにしています。
欲張りすぎないスタイルの方が、長時間きれいをキープできるんです。
【まとめ】雨でも楽しい結婚式に。大切なのは心の持ちよう
結婚式が雨で行きたくないと感じるのは、とても自然な気持ちですよね。
私も最初は、雨の結婚式に対してネガティブな印象しか持っていませんでした。
でも、実際に何度か参列してみて気づいたんです。
雨の結婚式には、晴れの日には味わえない特別な魅力があることを。
ここでもう一度、今回お伝えしたポイントを整理してみましょう。
- ドタキャンは新郎新婦の心を深く傷つける可能性がある
- 通常の雨では結婚式は中止にならない
- 雨の日は準備と心構えで十分に楽しめる
- 世界中に「雨の結婚式は縁起が良い」という言い伝えがある
- 雨音が作り出す独特の空間は、より印象的な思い出になる
そして何より大切なのは、この特別な一日を心から楽しもうとする気持ち。
きっとあなたの笑顔は、新郎新婦にとって何よりの贈り物になるはず。
雨の結婚式も、きっと素敵な思い出になりますよ。
「雨女かもしれない…」なんて心配する必要もありません。
むしろ、雨が降ったからこそ生まれる特別な瞬間を、心ゆくまで楽しんでください。
だって、人生の晴れ舞台は、必ずしも晴れである必要はないのですから。
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